ここ3年ほど、2月中旬にはある絵画展に出品している高校時代の同級生Aさんが、その展覧会に合わせて東京に来るのを機会に、町田市のSさん、草加市のKさん、それに海老名市の私と合計4人が集まるのが恒例化して、ミニクラス会になってきた。
しかし、好事魔多しとでもいうのか、その直前になって草加のKさんの御亭主が突然亡くなり、昨日は出席できなくなったが・・・
ともあれ、今年も展覧会を見た後はどこかで食事でもしながら話に花をさけせようと、本郷3丁目にある江戸時代からの金魚屋さんに併設された「金魚坂」で食事とおしゃべりをすることになった。
ところで、金魚坂の金魚の方はというと冬場ということもあって、期待をしていたほどの数も居なかったが、おもしろかったのは夢中になって*ポイを操る小学生の女の子の様子・・・
*ポイ・・・丸い輪に薄い紙を貼った金魚すくいの道具。
ポイの紙が破れて、3分の1くらいになっても黙々と金魚をすくいあげ、手元の容器に金魚がいっぱいになると、新しい容器に取り換え、金魚の入った容器を足元に並べるさまは、まるでパチンコ屋で足元にドル箱を積み上げてパチンコを打っているオヤジの姿に似ていた。
そのあとさらに、東京らしいところは近くにないかと尋ねるから、金魚坂からほど近い東大の赤門の話をすると、そこに行ってみたいということになった。
*東大のキャンパスは元加賀藩、前田家の下屋敷の跡で、将軍家の姫君を迎えた大名家では門を朱色に塗るという習わしにしたがって、建てられた門なのです。
この赤門まで来ると、ちょっと構内も散歩を・・・と言うことになり、安田講堂、三四郎池などなどを散策。
東大を後に「本郷もかねやすまでが江戸の内」と川柳にうたわれたウンチクなどをたれながら再び本郷3丁目の地下鉄の駅をに向かう。 *現存するかねやすビルに記されたプレート
今日は良く歩いた。
家に帰りついたときは万歩計は1万6千歩を示していて、フクラハギが痛い!