もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

産直の野菜

2010年03月16日 | 家庭菜園
「ねぇ もーさん、あなたの畑の野菜を毎月5千円分くらい分けてもらえないかしら?」
 
 私たち夫婦の御仲人さんをしてくれた人で、もう80歳をまわった方から、この歳になると、少しでも安心できる物を食べたいし、遅くなって出来た孫にもやはり安全なものを食べさせたいから・・・と1年くらい前にそんなことをいわれた。
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冬に葉が巻かなかった白菜はトウ立ちさせて、菜の花のようにつぼみを食べる。

 5千円分の野菜というと、単純に大根に換算すると50本分にあたる。
 しかも、大根はタネを蒔いて収穫するまで2~3ヶ月かかる、ということは、毎月その分の野菜を送るということは、今の畑プラス大根100~150本分の地面が必要になり、腰痛とハゲの進んで来た今はこれ以上の畑を耕すのは少しきつい。

 腰痛は判るけど、ハゲは関係ないだろう?
 最近は老化=抜け毛を強調してそれを免罪符に何かにつけて、面倒を避けようとする傾向にあるから・・・。

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のらぼう菜も白菜と同じようにトウを食べるが菜の花や白菜より数段美味しい。

 それはともかく、家庭菜園ばやりの昨今おいそれと畑を広げるのも簡単ではない。

 それにお金をいただいて野菜を送るとなると、責任も出てきて趣味として楽しめなくなる。
 お世話になった方でもあるし、趣味の家庭菜園としては食べてもらえる人がいるということは張り合いもあって嬉しいことなので、時期の野菜を適宜送るから代金はいらないが着払いで送らせて下さい・・・ということで話が着いた。

 以来、この1年で何回か野菜を送ったが、ときには送った野菜の値段より送料の方が高いこともあった。
 しかし、東京の神宮前の高級マンションに住む元御仲人さんは、近所には八百屋もスーパーもなくダイコン1本を買うのにも、渋谷か青山に出ねばならず、いろいろ買い物をすれば帰りはタクシーになってしまうから、それより収穫してその明くる日に届く新鮮な野菜が美味しいと言って下さる。

 で、今日送った野菜の詰め合わせ。
 のらぼう菜と白菜のトウ、大根、ホウレン草。

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 鮮度と安心が取り柄だが、サイズが不揃いのところは大目に見て下さい。