もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

地球と付き合う

2009年10月06日 | 家庭菜園
「えーッ! そんなに影響があったんですか?」

 下北沢(東京都世田谷区)にある神社に本部を置くボー-スカウトとガールスカウトの子どもたちが毎年11月に私の家庭菜園に長芋掘りにやって来る。
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木わくに栽培している長芋。
側面の板を外して横から掘り出せば子どもたちにも長芋掘りが楽しめる。



 また、その神社のご祭礼のポスター、450年祭の記念品の扇子、手拭いの絵を描いたご縁もあって、毎年9月のご祭礼にはモロヘイヤ、ゴーヤ、ミニトマトなど夏の畑の収穫を宮司さんやリーダーたちへのお土産に持って行っていたのだが、今年は梅雨明けから日照不足で収穫物がなくおまつりへは行かなかった。


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冬の寒さにあって色付く紅心大根もここ数年暖冬で色がつかず栽培を止めていたが、今年の秋の涼しさに期待をして3年ぶりにタネを蒔いてみた。


 そろそろ、芋掘りの日程を決めなくてはと思ってガールスカウトのリーダーに電話を入れると、いきなり、あら、もーさん今年のお祭りはどうしちゃったの?、皆でどうしちゃったんだろうって心配をしてたんだよと言われてしまった。

 もーさんは、死んじゃったかも知れない・・・と思っていたとも言われず、元気そうで良かった・・・と言ってもらえたが、子どもたちが芋掘りに来る11月には私は70才になっている。
 しばらくご無沙汰をすると、死んでしまったかと思われても仕方のない歳で、年賀状を書くのもそろそろ億劫になって来ているが、同じ理由で止められない。

 話を元に戻すと、今年のお祭りに顔を出さなかった理由を話したときの相手の反応が冒頭の言葉だった。

 野菜だけでなく昨年のこぼれダネで芽を出すマリーゴールドも今年は一本も出てこなかったし、コスモスの花も例年よりかなり遅くなってやっと咲き出した。
 
 東京の主婦たちも買い物に行けば野菜も今年は高かったことも知ってはいるはずだが、土や緑のない世界に暮らしている人たちは、地球の異常を直に感じ取ることは出来なかったようだ。

 地球と付き合っている自分が誇らしい気になってきた。