もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

ハナカミ王子

2008年03月24日 | 雑記
 東京オリンピック(1964年)の前年からの花粉症だからもう45年になる。
 東京に出て来たばかりで未だ青年だった私は毎年この季節になると毎日未明からくしゃみで目がさめて午前中は垂れ落ちる水鼻をかんでいるだけで半日が過ぎて、午後になると不思議に症状は軽くなった。
 あの頃の春先の私はハナカミ王子だった。

 その頃には花粉症と言う用語はなく、アレルギー性鼻炎と称されていたがその名称すらあまり知られてはいなかった。

 その後鼻水の症状を押さえるだけの薬は出て来たが、根本的な療法はなく、以来45年経ったが私の花粉症はまだ続いている。
 一時症状がいくらか軽くなったときがあり、ある種の免疫のようなものが出来てこれで花粉症も卒業かと思った年もあったが、これもヌカ喜びで今年も早朝からクシャミで目が覚める。
 ハナカミ王子も今ではハナカミ老人となってしまった。

 私が生まれる2年も前の1937年に製作されたディズニ-の白雪姫の7人の小人の中に日本名でクシャミと呼ばれる小人がいるが、この小人は実は花粉症だったと言う説もあり、ディズニーアニメの中で小学生の頃に最初に出会ったお姫さまが白雪姫で、その憧れのお姫さまを慕う小人と同じ花粉症だということを慰めとしてこの季節を乗り切ることにしよう。
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花粉症とは関係がないが、菜園に向かう途中のモクレンがきれいだ。