もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

折り返し展・13

2008年01月20日 | 雑記
「最近記憶力が衰えたというボヤキが多いが、それにしては何十年も前の絵をいつ頃に描いたものだとよく憶えているね」と言われる。
 実は記憶力が衰えたフリをしていただけで、本当は・・・と言いたいところだが、記憶力は日に日に低下をしていて嘆かわしい。
 いや!ここ数年、記憶力だけでなく創造力、構成力、企画力、体力、視力、根気などあらゆる能力の退化が著しい。

 去年の秋ことだが、サヤエンドウ、スナックエンドウ、グリンピース、そら豆のタネを蒔こうとタネを入れたビニール袋を手に外に出て、車に乗ろうとしてキーを忘れていて取りに戻る。

 車のハンドルに手をかけたところで、携帯電話も忘れていることに気がついてまた家に戻る。
 最近はこうしたことが多くなって、一度で家を出られなくなっている。
 
 ようやく愛車のハンドルを握って(愛車というのは自転車ですが、何か?)畑に到着、タネを蒔く場所を整備して自転車の前カゴからタネの入った袋を取り出し、さてどのタネから蒔こうかとおもむろに袋を開けてみると、その袋に入っていたのは前日に医者からもらってきた腰痛の貼り薬だった。
 自分の間抜けさに呆れる、というより行く末が心配になってきた。


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 ところで冒頭の件に話を戻すと、いつ頃に描いた絵なのかと言う記述は記憶ではなくて、これには絵の中の暗号で判るようになっている。

 暗号と言う程大袈裟なことではないが、絵の端に<mo>というサインの後に数字が書いてあるが、この数字はその絵を描いた時の西暦の下2桁と月を表している。
 中には年だけしか書いていないときもあり、逆に日まで書いてあるものもあるが、例えば<mo8212>というサインの入った絵は1982年の12月に描いた絵ということである。

 これは後に振り返ったときのために書いたわけではなく、当時ただmoと書いただけでは間が抜けていてサインとしてのおさまりがわるいからバランスを採るために記入していただけだった。
 サインも絵のうち・・・というから。