柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

脱力

2010-07-28 08:20:49 | Weblog
昨日辻本さんと書きました、辻元さんの大間違いでした。名前を間違って表記するのは大変な失礼と知りつつやってしまう間抜けさです。深くお詫びして訂正します。その辻元さん、昨日記者会見で予想通りに言ってましたね。政権与党の美味しさを知ったというわけです。こんな人気者なら民主党が放っておかないだろうというしたたかな読みです。産経抄が書いてます、今や昔の社会党は社民党にはない、民主党にこそ残っている、その証拠に労働組合出身の連中だらけだと。確かに今次の参院選、比例区(全国区)の当選者、ずらりと労組労組でしたからね。土井チルドレンたる辻元さん、社会党出身の矜持を貫く意味でも民主党への鞍替えはそれなりに理由が通るんでしょう。理屈とトリモチはどこにでも付くということでもありますが。
 秋葉原の無差別殺人事件の公判、加害者への質問(陳述)、加害者両親への尋問調書が公開されてます。こんなことだろうとは予想されたとはいえ、こんな中途半端な「成人」がここかしこにうろちょろしているのかと思うと空恐ろしい感じがしました。背筋が寒くなる感じです。僕がこんなになったのはお母さんの所為だ!と大真面目に言うのです。3歳の時叩かれた、小学生の時食事が遅いと怒られた、望んだ高校に行かせてもらえなかった等々続くのです。そのうち現実の社会を虚の世界、実の世界は本音を言えるインターネットにしかないと思いこんで、そのインターネットで自分のことを馬鹿にされて、その相手に思い知らせてやろうと思ってあの事件に至ったと自ら解説するのです。馬鹿野郎!そしてその母親が言います、当時夫婦仲が悪くてイライラしていて、確かにこの子に酷く当たっていた、と。脱力・・ですね。正直に言えばいいというのじゃないよ全く、という感ですが、この辺り隠さずにそのまま言ってる分にはいいとせねばならぬのでしょうか。それにしても、です。さらに父親の弁も載ってますが、母親がひどく当たっていたことには気づいていた、そこまでしなくてもいいのにと思っていた、なんて言ってます。脱力、また脱力・・果たしてガキどもの犯罪は全てその馬鹿親に原因があるのだ!という好例でありました。何とかならぬですかね。ならぬのでしょうね、人権最優先の社会です、悪人や犯罪者の人権こそが最優先に守られる社会ですから。とほほ。
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