柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

昔話

2010-07-24 08:22:52 | Weblog
白鵬45連勝、あの大鵬に並びました。親方のコメントが載ってます、柏戸さんの剛と大鵬さんの柔を合わせたような力士にと思って名付けたと。うむ、白鵬という字面から連想するのは間違いなく大鵬です、強くなってきた頃には体型が本当に大鵬に似てきたように思ってました、さぞや親方は嬉しことでしょう。白に柏戸の意味もあったかとは知りませんでした、まさか柏鵬とはいかなかったでしょうしね大成した今ならいざ知らず。毎日新聞のスポーツ欄、この二人の45連勝の詳細が載ってます、おお、面白い。面白く見たのはもちろん大鵬の対戦相手です、懐かしい四股名が並びます、柏戸初め、大関玉乃島(早くに亡くなりましたが)北の富士、琴桜。ジェシー高見山、竜虎の名も見えます。もみあげ、うっちゃりの若浪、大物食い、にらみ合いの長谷川、胸毛の明武谷、業師藤の川等々、ああ、皆覚えてますよ。見れば68、69年のことだそうです、昭和42,3年、70年が大阪万博です。私が小学6年、世の中はグループサウンズ全盛です、タイガースのテンプターズの時代です。相撲好きでしたからよく見てましたが、これだけ全員の顔が浮かぶと、よほど好きだったのだなと我ながら感心します。大鵬が強すぎて(巨人大鵬卵焼きの時代、一億総中流社会に登りつつあるよき時代です)柏戸への判官びいきしてたことも思い出します。こんな場所で並んでも・・と言葉を濁している白鵬です、気持ちは分かります。朝青竜がいなくなって、この人の脅威がいない中での記録ですから値打ちがどうのこうのという評価もあるようですが、いやいやこの比較表見ていると大鵬もきっと敵なしの状態だったんだなと思い知ることです。力と環境があればの記録。そうですね。
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