口蹄疫問題再び紙面を賑わせています、大臣対知事の構図はマスコミが飛びつきます。初動遅れでケチ付けた前大臣の後を受けて副大臣から昇格した現大臣、埴輪かモアイかという原始的なでかい顔した爺さんですが、東知事が民間の種牛(私達はたねうしと呼んでますが、畜産農家はしゅぎゅうと呼称してました。業界の略語傾向、隠語、符丁の類のように聞きました。単に音読みしているだけでこれだけ印象が違います。日本語の奥深い、高級なところですね)を殺さないでくれ、もう感染は鎮静している、感染の兆候もない、あれだけ殺されたんだ、せめてこの数頭だけでも残してくれ、今後の畜産業界のために特例処置してくれと要請する、がモアイ大臣は法律を盾にして許しません。相手があの東知事だから余計に世間の耳目を引くところです。さてどう出ますか双方。もう十分に壊滅的な打撃を受けている当該業界です、せめてこれくらいは目こぼしてくれという願いは十分に理解できます、知事の言うように感染していないのなら殺す必要までないじゃないかと、普通に思います。が、法律はそうじゃないんでしょう、一旦感染が蔓延したならその場にいた牛は、現在感染症状があるなしに関わらず全頭処分せよ、なんでしょう。きっとこの手の法律は何十年も前に作られたものです、つまり感染症に対する知識や処置方法や検査方法等々がまさに前時代的なレベルでのものです、今の常識にそぐわないことは十分に推測されます。知事はそこをついて反論します。でも法律は法律だ、というのが大臣の立場です。特例を作っていけばいくほどに元の法律が骨抜きになります。早く元の法律を作り直せよ!なんですが、そんなに簡単にはいかない。大臣の言い分も理解できます。官僚出身の知事ならば仕方ないですと諾するところなんでしょうが、東知事だから噛みついてるんですね。だから面白いわけです失礼ながら。さてどこまで反抗できましょうか。国には代執行なんて最後の手段が残ってます。お前がやらぬなら俺が殺す。さてさて。
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