将来

ここは頭低くして嵐の通りすぎるを待つばかりなのです、為されるがままに身を任せるのが得策です。相撲協会も肚括る時なのですが、天皇賜杯やら内閣総理大臣杯やらその他各国からの友好杯やら賞品賞金の類を全部辞退しました、なとりとか紀文とかの呼び出しの着物の背中に大きく踊っていた広告も引き上げですって。ＮＨＫで公然と宣伝できるんですからこの効果は大きかったんでしょうが、放映がなければ効果は激減です、この処置も頷けます。ＴＶ中継がなくなって、その分直接会場に来てくれる人が増えればいいんだが、なんて幹部が話してましたが、オイオイ大丈夫かい？そんな認識でいいの？さて世の中全てが聖人化してしまった現状で、反社会勢力どこまで特定できるか、どこまで排除できるか。世論様のお手並み拝見、ですが、暴力団追放の格好の手段にされている今次騒動、一体相撲取り達の何が悪かったんだ？という話に思いませんか？
　昨日古館の番組にみんなの党の渡辺党首が出てました。彼の言う改革がどこまで実行可能なのかは別問題なのですがしかし、この人の歯切れの良さはいいですねぇ。もちろん古館の質問の仕方自体にかなりバイアスかかってますから喋り易くもあったのでしょうが、それにしてもポンポンと間をおかずに応えていく、こういう短い時間でのアピールとしては上々のものでした。役人をリストラして、そこから財源ひねり出してという大筋です。公務員改革は民主党も掲げていたことですが、渡辺さんも言ってましたが、公務員の労組が支持基盤である民主党に何も出来る筈がない、事実何もできていないです。今後もできるはずがないのです、労働組合の言いなりですからこの政党は。そして菅さん自身の左翼ぶり。こりゃ本物です。だから恐ろしいのです。参院まで過半数与えると本当に日本潰れていきます。渡辺さん言ってました、俺たちにキャスティングボート握らせろと。同じこと亀井さんも言ってます。与党の中で民主党の無体にストップをかける役割を担わせろと。少数党の悲しさですが、中途半端に多数党の弱みでもあります。このバランス（バランスの悪さ、座りの悪さ）を私達国民が作っていかねばならぬだと思います。諸姉諸兄、今次の参院選、日本の将来が本当にかかってますぞ、心して臨まれたい。