たぶん多くの人が予想していた通りになっているんじゃないですか五輪野球。キューバ、韓国、アメリカに負ける。オーストラリアにも負けたことがあるでしょう?星野が外連を切れば切るほどそう思いましたが(私は天の邪鬼の冷笑屋ですのですみません)、ここにも欧米礼賛アジア蔑視思考、強烈な脱亜差別指向が窺えます。日本は違うんだ。こういう優越感が有ればこそ上昇志向を保てたのも確かなことなのですが、どれもこれも今となっては過去の遺物的な代物です、あちこちで綻び始めて慌てています、こんな筈じゃなかったって。もう一度一番下からしゃくり上げて行かねばならぬ時期にかかっているのでしょう。少なくとも中国韓国はとうに日本を超えています。強がっていても何にもなりません。日本が少し先んじていたので美味しいところを持って行けていただけで、他の国が追いついてきたら資源のない国は細るばかりのこと、おまけに金回りがよくなった後には資本主義の成熟爛熟による個人主義が横溢してパイの取り合いに堕ちてしまう。必然ですおそらく。これをマルクスが予言していたかどうかはさておき、資本主義のやがて行き着く先に届いたということなんだと思います。いや、資本主義ではなくて五輪野球の話でした。まだあいつらには勝てるだろうなんて思っている内にすっかりひっくり返されているわけです。ハングリーさとか人口の差とか、いろいろ言い訳はあるんでしょうが、兎と亀の寓話そのものなんでしょうね。日本ができたことですから、他のどの国にもできることなんです。それを根拠に薄い優越感で(つまり彼らにはできないだろうという思い込み、差別感覚)もってごまかし、批判を聞かない。政治経済面で吹き出している諸問題の根元は日本人の根元です、スポーツにもそのまま当てはまるというわけです。すみません、安物の学者がやるような一般式化、陳腐な帰納演繹で知ったかぶりをしました。でも、星野ジャパン、メダル獲れないかもしれませんね。丸刈りにするなんてのが悪い徴候です。星野は嬉しそうですが、そう思われませんか。
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