踏轍

いつもの轍。でしょう？特に世界相手にすると弱い競技（球技が特に）に対する妙な絶叫煽りが事後（敗退後）の脱力感を一層際だたせます。昨夜は見てましたサッカー、対米戦。実況アナウンサーはヒャーヒャー言ってる、解説者もＴＶ見ている素人と同じレベルの事言ってます、３６度という酷暑はアメリカ選手の足を止めているから前半早い時期に得点するがよろしいとか、決定的なセットプレーによる得点期を逸したら、こういうプレイができることを相手に知らしめてビビらせたことだろうなんて言ってましたよ。後半点を入れられて、段々時間がなくなってきて、何を言うかと思えば、早く相手のペナルティーエリアにボールを運ぶことです、はやく（得点して）追いつくことですなんて。どんな素人でもそのくらいのことは思うっての。まったくスポーツの解説者ってのはどいつもこいつも変わりませんわ、競技が変われど言うことは一緒、野球解説者がここでヒットが出たら点が入りますとかここでの四球は痛いとか言うが如し。で、それが聞こえたかピッチの選手達、ポンポン相手ゴールに向けて蹴り出す（ロングパスなんて代物じゃなくて、体育の授業でやるサッカー並みの「向こうに蹴る」式の）だけ、偶々繋がっても周りは相手選手ばかり、味方の選手はドタドタ走ってくる、こっちももうバテバテです、パス通す前にターンオーバーされて。日本サッカーの伝統ぞここに！脈々と息づくこの伝統は誰が頭になっても消えぬものと見えます。決めきれない（シュート打てない）、そのカウンターで簡単に得点される。でしょう？とてもだめですこんなんじゃ。専門家達より、この感じは素人の方が敏感でしょう。そうでしょう？
　中国餃子事件、外務省が隠していたんじゃなくて、外相も首相も皆知っての隠蔽（彼らはそうは言いません。政治的判断です）でした。大問題ですが、どうしたんでしょう新聞は小さなベタ記事扱い、ＮＨＫはニュースで話題にもしません。どういうこと？そんなに中国様大事ですか。今日が五輪の開会式だから？じゃぁ、どうしてこんなタイミングで公表したんでしょうね、それも解せない、五輪終わってからの方がいいに違いないですね。何だか妙にきな臭いですが、しかし確かなことは日本の弱腰です。中国では自国内の中毒事件すら報道していないそうです、それはそれで向こうの勝手なんですが、だからといってどうして日本にも黙ってなければならぬのでしょうか。マスコミ連中、本当にこいつらのご都合主義、事大主義にはびっくりしますが、どうして黙ってる？食の安全なんて錦の御旗を振り回して、実際の安全性には全く問題のない消費期限とやら賞味期限とやらの偽装には、身内の嘘にはあれだけズタズタに斬り込むくせに、人が死のうかという毒を混ぜた事件には頬被りです。どういう了見だ？弱いものいじめでしかないじゃないか？ジャーナリズムが聞いて呆れることです。いや、こんな事なんでしょうね、世界中から舐められているんです、抗議も反抗もしない国ですから。北の将軍様の傲慢さは日本が許しているだけのことという図柄なんでしょうね。ガツンとよう言わない。抗議もできない、しない。本当に情けないことだと思います。政府ごとつるんでの隠蔽工作ですわ。死ぬのは自国民。それより隣国の利益が優先するってわけです。ほんとうにこの国は主権国家なんですかね。高村さん、がっかりです。所詮はこの手合いでしたか。とほほです。