中国の地震、気の毒なことです。日を追って被害が大きくなっていくのはこの手の災害報道の常です、当初の見込みを大きく上回ります(初めは少な目に報道するってのがルールなのかも知れませんが)。なにせ向こうは人が多いところですから被害も大きかろうと漠と思うことです。子供が多く被害にあってこれは胸が痛みます。学校が崩れてその下敷きにって因果が辛いです。新聞に載る写真も涙を誘います、死んだ子の手とそれを握るおそらく母親の手。耐震?何?天災はこうやって全てを破壊するのです。五輪への影響は?政権への影響は?チベット問題への波及は?人が多く死に町が破壊された、今、ここでの出来事であるのですが、中国の対外的立ち位置やら政治事情やら果ては中国四千年の歴史にまで言及されます。毛沢東が粛清追放という名のジェノサイドを批判された時に言い放ったという、我が国には人間が多いから(少々死んだところでいいのです)とのセリフとか、古代から綿々と続く易姓革命の血筋とか、つまり人の死に対して鈍感な国民性。いえいえ、まさかこの時期に当局が知らん顔するはずがありません、五輪が目の前ですよ、世の中の注目を浴びているさなかの出来事です、首相がすっ飛んでいく、頑張ろう神戸式の檄を飛ばす、一気に救援隊やら救援物資やらが届けられるのでしょう。当局が世界に向けてどう報道するかですね、ここが今から面白いところでしょう。外国メディアをどこまで許すか。さらにはこの大地震、何かの啓示か?って話。中国共産党一党独裁政治の終焉を告げる序章か?!なんて。阪神淡路のあの大惨事のあともインドネシアの大津波の後も世界は割れませんでした。ミャンマーの大洪水はあの国をどう変えましょうかね。うむ、「大国」中国は未だその段階にあるということでありましょうか。
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