柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

試金石

2008-05-16 08:42:09 | Weblog
阪神広島戦、昨夜はスカパーで久しぶりにしっかり見ました。広島、自分で勝手に転ける負けです。一昨日も信じられないような外人のエラーがありました、昨日もそうでした。ちゃんと適時打が出ての得点ですから阪神は強いという評価なのでしょうが、阪神はJFKで勝っているのでなく(今Kが不調ですけれど)少なくとも広島は自分で勝手に負けているという印象です。中国新聞はカープとサンフレッチェとを贔屓します、負けても負けても自軍のいいところを見つけて褒めたり、若手のプロフィールを突然紹介したりして紙面を赤色(カープの赤です、あっちの赤ではありません)に染めるんですが、解説は辛辣です。ええかげんにせい!って。でも笛吹けど踊らずです。素人目にもちょいとレベルが違うんじゃない?というところ、プロが見ればとんでもないことなんでしょうにね。でもあそこでプレーしている選手達、高校大学社会人野球界にいた頃には皆バリバリの花形だったんですよ。なんだか信じられませんね。というか、レベルの差というのは上にいっても同じだけあるってわけです。負けに不思議の負けはありません。これはおそらく真実ですね。
 中国大地震、被害が拡大(実態がわかってくるだけです、被害が進行しているのではありません)します、死者5万人、被災者一千万人だそうです。ああ、さすがに人口の国。あんな山奥の田舎(に思いますよね地図見てると)に一千万人!です。阪神淡路ではどんな数字だったんですかね、神戸のあの街中ですこっちもたくさん人がいたはずですが。規模の違いというのは、小さい方で暮らしている者にはなかなか想像しにくいことです。災害報道の常で、ここはこんな悲惨な状況なのにまだ支援の手が届きません!という非難調を帯びます、というか暴露調です。それこそ人口の国です、人を送ろうと思えばわんさか、要るだけもってけ!風のはずですが、ことはそうは運びません。あれだけ人が生き埋めになっているのが分かっているんですから、重機をどんどん運び込まねばなりますまいに。軍隊動かして、最新鋭の輸送機とかないんですかね、大型のヘリコプターしか役に立たぬでしょうからどんどん持ってくるとか。軍隊総動員しても、どこもこんな時に攻めては来ませんよ。外国メディアはまだ入れないままなんでしょうか。となれば我々が見ている映像は当局の検閲を経たものですね、その割には結構生の声(らしき)が流れますね。政府の建物は崩れなくて学校ばかりが倒れたのはどういうわけだ?って非難があるそうで、当局はあれこれ言い訳しているそうです。官民つるんでの公共事業ピンハネの挙げ句の手抜き工事の横行の果てだそうです。なかなかの内憂外患の態です。日本からの救援隊を受け入れるそうです。さて大国中国、この災害の処理が試金石になりましょうか。世界が見ています。
コメント
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