柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

日落つる国

2008-05-09 08:38:32 | Weblog
中国主席、気味の悪いことですね。五輪のためになりふり構わずって感じですか。こっちの首相も尾っぽを振る振る。福原と卓球している場面には「おぞげ」が立ちましたね、あれだけお追従達に囲まれて尚笑顔を振りまいている厚顔というか役者ぶり。親交してますよ、私達は友好関係にありますって、首相も馬鹿笑いして・・。あんなところは私達に見せて貰いたくないですね、交渉事によいしょの接待のは必要だと皆分かってますから余計に。餃子隠しなんだそうですよ、東シナ海の油田問題に柔軟な態度を示したり。何年か前の反日デモもひっかかっているんだそうです。ほんまかいな。NHKがさかんに言うには、この主席、若い世代の交流が必要だって何度も強調するところがいつもと違うんだそうです。と言うことは、今の世代では解決つけるつもりはないっていうことでしょう。明らかに斜陽、日落つる国は日本の方です。東南アジアをいわば食い物にして一人勝ちしてきた、何の備えもしていなかったツケが今吹き出しているのです。中国、インド筆頭に他の「後進国」が追いついてきたのです、世の中の必然ですか。アメリカの一人勝ちを止めたのが日本であったように、強烈にブレーキがかかっています。資源のない国の資源のなさが手足を縛っています。中国は強気です、見切っているのでしょう、日本の国力も為政者の弱さも。前者の轍を踏んでいるのかも知れませんね、きっちり。前者とは昔の為政者達。日本は強いんだと信じて疑わず、現状の正確なリアルな分析をわざとしなかった昭和戦前戦中の為政者達。もの(原料)が入らなくなったらどうするんだ?ものを獲りに行きますか。どこへ?どうやって?中国はこのまま大国化して技術も経済状態も日本を凌駕して、というプランなのですが、もちろん第二第三の天安門事件が起こりましょうしそういう大変革は十分に推測されますけれど、北朝鮮とさえうまく交渉しきれない今の日本の体力のなさは相当なもので、誰からもナメられて仕方のないものなのでしょう。ここは辛抱して体力蓄える時期と認識すべきなのでしょう。東京オリンピックを機に一気に駆け上がり走り続けてきた経済発展、裕福さへの道でしたが、石油ショックやらバブル崩壊やらの山谷はありましたが、真の体力のないことに気づき、今こそが本気で立ち止まって自らを振り返る時なのでしょう。主席のナメ具合を見て、つくづく思うことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする