二日も続くとは思いませんでした、また阪神です。昨夜は女房にチャンネル渡していて、でもこんなに巨人が良い時で、しかもまさに首位陥落しようかという天王山時にさえ地上波で(日テレでさえ)実況しない異様さよ、昨夜はBSも体操女子(何十年も前からのことですが、この競技は子供ばっかりです。ロリコンの危ない奴らの好餌にも見えるし、小さな子供がトンボ切るのは角兵衛獅子を思い起こさせて何だか気持ちが入っていきません。角兵衛獅子、残念ながら実物を見たわけではなく、映画で見るばかりの事です、親方にこき使われて大道芸するいたいけな子供達です、今から思えば乱暴な時代の物語です)でした、隙間隙間にスカパー見るばかりでしたが、ひょいと見ると(実は溜めて溜めて頃合いはかって見たんですが)またまた久保田が投げていて2ー1で勝っている状況。おお!2アウトまではスルスルととって、その後四球にヒットとフラフラもお定まり。これはいけない、見続けるときっと打たれると体が反応してすぐチャンネル替えました。そして30分くらい後、再び戻すと、おお藤川じゃ、二死二塁、2-1のまま。あそこでチャンネル替えたのが奏功しました。久保田は打たれませんでした。実況聞いていると無死二塁だったとのこと、おお、いい場面じゃないか!見ていたい、でも見ていたら打たれるかも知れない。しばし迷っていましたが、結局後者の験を優先選択して後ろ髪引かれながらチャンネル替えました。で朝刊、おお!二日続きで験担ぎが効きました。遙か彼方に霞んでいた二チームが今は膝下。JFK疲れてきましたから、この調子は今に落ちますが、三すくみは続くんでしょうね。昨日今日は良い思いをしました。さて三タテなりますかどうですか。東京ドームで巨人三タテ。コアになりきれない阪神ファンが一番嬉しいパターンが目の前です。さよう多くの阪神ファンは、阪神が好きな気持ちと同等かあるいはもっと大きく巨人が嫌いなんです。そうですよね、御同輩。
9/4の産経新聞に、あの惨めな結果に終わった世界陸上が終わった後に、日本陸連の幹部(沢木団長、高野監督)が選手達の手によって胴上げされてる写真をのせて「惨敗で胴上げ、なんでやねん」と見出しつけています。全く同感。記事は言います、高野監督のコメント「どちらかと言えば、敗戦色が強い」「いまは種をまく時期だ」には深刻さが感じられない、と。これまた同感。どうにもならん、という感じですね。神風頼み、なんの根拠もない楽観主義が蔓延して根っこまで腐っているんでしょう。この高野という選手は200mでしたか400mでしたかの日本一でしたね、でも世界に行くとボロボロで。こういうお山の大将だった者で、バランス感覚の悪い奴ほどの害虫はいないでしょう。日本の組織というのは日清日露時代の軍隊組織と寸分変わりません、名選手即監督です。一兵卒としての才能と管理職の才能とは全く別物なのに、運動部の先輩後輩関係そのままです。どんな馬鹿でも足が速い奴は頭になれるんでしょう。神風なんて吹きません。本当にもう大本営発表から抜けて貰いたい。ま、その為には競技大会を売らぬことでしょうね、TBSの悪行が全てを物語るでしょう。売らんかなに走れば、嘘八百の雨霰ですわ、だから売る方が悪い。沢木さんも箱根駅伝が特殊中の特殊であることを認識できてないんでしょうね、あれも日テレの視聴率番組に過ぎないことです。事実、箱根でワーワー騒がれた奴で、その後長距離やマラソンで活躍したのが何人います?瀬古、藤田、そのくらいでしょう。日本一になるのは相当の才能と努力の賜であろう事は認めますが(現実私達凡人には到底敵わないのですから)、その後が神風頼みじゃぁなんとも。陸上競技だけじゃありません、サッカーもラグビーもどちらもご丁寧に豪に負けて。ラグビーはワールドカップ予選だそうです、3-91ですって。まさにラグビースコア!3-9じゃないですよ、30-91でもないですよ、3-91。・・・。新日鐵釜石の松尾、同志社から神戸製鋼の平尾、大八木なんて時代は、正月のラグビー面白くてよく見てたもんですが、その時だって世界に行けばボロボロでした。どこかから留学生という名目で連れてくる、資格基準をクリアさせて全日本のユニフォームを着せる、そんな姑息手段を弄しても世界の壁は屹立する。そんな現実であるのにマスコミは、どこに勝って、次に何とかここに勝って、あそこがここに負けてくれれば上位進出だ、あわよくばメダル!なんて全くの空念仏を唱えるばかり。やるだけはやった、あとは精神力だ、心で負けるな、なんてね。一億火の玉です。確かに気持ちで負けることはあっても、でも気持ちで勝つことは絶対にないでしょう。ちょっと考えればわかることでしょうに、相変わらず精神力を唱えるお偉いさん達に逆らえずにいる。こういう考え方しなければ昇進できない組織ではあるのですが、これが日本人独特の、共通して持つ心根なんでしょうか、元寇の神風信仰です。やるだけやってればいいことがあるよ。何たる楽観主義、能天気。サッカーもそうです。ワールドカップで負けた相手に、同じように負けている。反省とか工夫とか、ないの?新聞で事後的に叩かれる口調もいつもと同じ、決定力不足、シュート打てず、なんて。前にも書きましたが、上手さの条件はまさかと思うところに綺麗にパスを通す事ですから、日本のサッカーは。ドリブルでグイグイ抜いて行って、ガツンと自分でシュートするスタイルじゃないですから。これも何十年も前から言われていること、変わりませんよね。監督に外人連れてきても、プレーヤー達の意識が変わりませんから。何故?小学生時代からそういう指導されているからでしょう、シュートするより小狭いスペースにパスを通すことが褒められたり喝采を受けたりする。そしてマスコミが乗っかる、ドリブルで抜いて抜いてシュートするというストロングスタイル(プロレスじゃありませんが)よりも、小器用さを称賛する。そっちの方が格好いいですものね。今のサッカー選手皆そうでしょう?平山が伸びないのは何故でしょうね。国見の小嶺さんの教育の所為でしょうか、それとも今の指導者の間違いでしょうか、それともこのレベルの選手なのでしょうか。でも、どのスポーツ見ても思うことですが(特にラグビー選手に顕著です)、悲しいくらいの体格差。どうにもなりません。ラグビーのスコアも已むなしでしょう。陸上もそうでした、見た目から違うじゃありませんか。ううむ、世界と闘うななんては言いません。言いませんが、どうか正当な評価をしてくれということです。反省してくれ、現実に即してくれということです。たくさんの補助金が出ている事業でしょう?お偉いさん方。
松江の病院で脳外科の手術、左右逆に開頭してごめんなさい事件です、紙上大報道です。原因は記事にはあれこれ書いてありますが、単純なことです。もちろん初め見た救急医と脳外科執刀医との意思疎通不足と抽象的には括れるのですが、CT画像の左右表示が病院よってまちまちであることです、これです。この救急医がこの病院でのCT画像に馴れていたかどうか。そんな単純なこと間違えるのか?ちょっと確認したらすむ事じゃないか、しっかりしろ!とお叱りを受けそうですが、画像に写っている血腫(急性硬膜下血腫だったそうです、急ぎの手術を要するケースです)が右側か左側か、実は一番間違えやすいのです、怖ろしいことに。大学病院やら放射線科がこういう画像診断を握っている病院施設、そしてそういう見方に馴れている開業医達は画像、向かって右に左側、左に右側が写るように現像します。右側にできた血腫は画像上は左に写るのです。むろん、こういう約束事ですから(胸部X線写真を人がこちらに向かっているように現像するのと同じ理屈で、これは大昔からの放射線医学の慣習です)、これに馴れていれば間違えやしません。が、右は右、左は左に現像する施設も多いのです、私の出た大学の教授はそういう放射線科の慣習に反して、右は右や、そっちの方が間違えがない!と放射線科にそう要求していました。ですから私が渡ってきた病院やもちろん今の自院も、右は右、左は左に写ります。ですからこの救急医が例えば右ー右の撮像に馴れていた人で、急な手術を要する症例が飛び込んできて、専門医を呼んでその用意をする、血腫の見えている側の剃毛する、実はこの病院は右ー左の現像するところだったんだけれど緊急手術への高揚感はそんな事への注意を吹き飛ばしている、執刀医が押っ取り刀でやってきて画像をちらりと見やる、間違いなく血腫がある、ベッド上には(おそらく)麻酔がかかって剃毛も済んでいる患者が横たわっている、やりましょう、となる。左右間違えているなんてそんな場面で思いません。そういう思い込みの重なりだったのだろうと推測します。注意が足りん!との非難は受けるしかないでしょう、全く単純なミスですから。CT左右表示もいい加減に統一すべきことだと思うのですが、こんな鄙の地でも、余所で撮ってきた写真を見るときは注意がいるのです。きっと、私達(右ー右)の方が少数派なんでしょう。結局は慣れの問題であり、その都度注意すればすむことではあるのですが、こういうミスは後を絶たぬ事でしょうね。でも、こういう失敗は、一度やると繰り返さないもんです、ヒヤリとした経験があると手術前にくどく左右の確認をするようになりますから。私ですか?さて昔の事なれば。
9/4の産経新聞に、あの惨めな結果に終わった世界陸上が終わった後に、日本陸連の幹部(沢木団長、高野監督)が選手達の手によって胴上げされてる写真をのせて「惨敗で胴上げ、なんでやねん」と見出しつけています。全く同感。記事は言います、高野監督のコメント「どちらかと言えば、敗戦色が強い」「いまは種をまく時期だ」には深刻さが感じられない、と。これまた同感。どうにもならん、という感じですね。神風頼み、なんの根拠もない楽観主義が蔓延して根っこまで腐っているんでしょう。この高野という選手は200mでしたか400mでしたかの日本一でしたね、でも世界に行くとボロボロで。こういうお山の大将だった者で、バランス感覚の悪い奴ほどの害虫はいないでしょう。日本の組織というのは日清日露時代の軍隊組織と寸分変わりません、名選手即監督です。一兵卒としての才能と管理職の才能とは全く別物なのに、運動部の先輩後輩関係そのままです。どんな馬鹿でも足が速い奴は頭になれるんでしょう。神風なんて吹きません。本当にもう大本営発表から抜けて貰いたい。ま、その為には競技大会を売らぬことでしょうね、TBSの悪行が全てを物語るでしょう。売らんかなに走れば、嘘八百の雨霰ですわ、だから売る方が悪い。沢木さんも箱根駅伝が特殊中の特殊であることを認識できてないんでしょうね、あれも日テレの視聴率番組に過ぎないことです。事実、箱根でワーワー騒がれた奴で、その後長距離やマラソンで活躍したのが何人います?瀬古、藤田、そのくらいでしょう。日本一になるのは相当の才能と努力の賜であろう事は認めますが(現実私達凡人には到底敵わないのですから)、その後が神風頼みじゃぁなんとも。陸上競技だけじゃありません、サッカーもラグビーもどちらもご丁寧に豪に負けて。ラグビーはワールドカップ予選だそうです、3-91ですって。まさにラグビースコア!3-9じゃないですよ、30-91でもないですよ、3-91。・・・。新日鐵釜石の松尾、同志社から神戸製鋼の平尾、大八木なんて時代は、正月のラグビー面白くてよく見てたもんですが、その時だって世界に行けばボロボロでした。どこかから留学生という名目で連れてくる、資格基準をクリアさせて全日本のユニフォームを着せる、そんな姑息手段を弄しても世界の壁は屹立する。そんな現実であるのにマスコミは、どこに勝って、次に何とかここに勝って、あそこがここに負けてくれれば上位進出だ、あわよくばメダル!なんて全くの空念仏を唱えるばかり。やるだけはやった、あとは精神力だ、心で負けるな、なんてね。一億火の玉です。確かに気持ちで負けることはあっても、でも気持ちで勝つことは絶対にないでしょう。ちょっと考えればわかることでしょうに、相変わらず精神力を唱えるお偉いさん達に逆らえずにいる。こういう考え方しなければ昇進できない組織ではあるのですが、これが日本人独特の、共通して持つ心根なんでしょうか、元寇の神風信仰です。やるだけやってればいいことがあるよ。何たる楽観主義、能天気。サッカーもそうです。ワールドカップで負けた相手に、同じように負けている。反省とか工夫とか、ないの?新聞で事後的に叩かれる口調もいつもと同じ、決定力不足、シュート打てず、なんて。前にも書きましたが、上手さの条件はまさかと思うところに綺麗にパスを通す事ですから、日本のサッカーは。ドリブルでグイグイ抜いて行って、ガツンと自分でシュートするスタイルじゃないですから。これも何十年も前から言われていること、変わりませんよね。監督に外人連れてきても、プレーヤー達の意識が変わりませんから。何故?小学生時代からそういう指導されているからでしょう、シュートするより小狭いスペースにパスを通すことが褒められたり喝采を受けたりする。そしてマスコミが乗っかる、ドリブルで抜いて抜いてシュートするというストロングスタイル(プロレスじゃありませんが)よりも、小器用さを称賛する。そっちの方が格好いいですものね。今のサッカー選手皆そうでしょう?平山が伸びないのは何故でしょうね。国見の小嶺さんの教育の所為でしょうか、それとも今の指導者の間違いでしょうか、それともこのレベルの選手なのでしょうか。でも、どのスポーツ見ても思うことですが(特にラグビー選手に顕著です)、悲しいくらいの体格差。どうにもなりません。ラグビーのスコアも已むなしでしょう。陸上もそうでした、見た目から違うじゃありませんか。ううむ、世界と闘うななんては言いません。言いませんが、どうか正当な評価をしてくれということです。反省してくれ、現実に即してくれということです。たくさんの補助金が出ている事業でしょう?お偉いさん方。
松江の病院で脳外科の手術、左右逆に開頭してごめんなさい事件です、紙上大報道です。原因は記事にはあれこれ書いてありますが、単純なことです。もちろん初め見た救急医と脳外科執刀医との意思疎通不足と抽象的には括れるのですが、CT画像の左右表示が病院よってまちまちであることです、これです。この救急医がこの病院でのCT画像に馴れていたかどうか。そんな単純なこと間違えるのか?ちょっと確認したらすむ事じゃないか、しっかりしろ!とお叱りを受けそうですが、画像に写っている血腫(急性硬膜下血腫だったそうです、急ぎの手術を要するケースです)が右側か左側か、実は一番間違えやすいのです、怖ろしいことに。大学病院やら放射線科がこういう画像診断を握っている病院施設、そしてそういう見方に馴れている開業医達は画像、向かって右に左側、左に右側が写るように現像します。右側にできた血腫は画像上は左に写るのです。むろん、こういう約束事ですから(胸部X線写真を人がこちらに向かっているように現像するのと同じ理屈で、これは大昔からの放射線医学の慣習です)、これに馴れていれば間違えやしません。が、右は右、左は左に現像する施設も多いのです、私の出た大学の教授はそういう放射線科の慣習に反して、右は右や、そっちの方が間違えがない!と放射線科にそう要求していました。ですから私が渡ってきた病院やもちろん今の自院も、右は右、左は左に写ります。ですからこの救急医が例えば右ー右の撮像に馴れていた人で、急な手術を要する症例が飛び込んできて、専門医を呼んでその用意をする、血腫の見えている側の剃毛する、実はこの病院は右ー左の現像するところだったんだけれど緊急手術への高揚感はそんな事への注意を吹き飛ばしている、執刀医が押っ取り刀でやってきて画像をちらりと見やる、間違いなく血腫がある、ベッド上には(おそらく)麻酔がかかって剃毛も済んでいる患者が横たわっている、やりましょう、となる。左右間違えているなんてそんな場面で思いません。そういう思い込みの重なりだったのだろうと推測します。注意が足りん!との非難は受けるしかないでしょう、全く単純なミスですから。CT左右表示もいい加減に統一すべきことだと思うのですが、こんな鄙の地でも、余所で撮ってきた写真を見るときは注意がいるのです。きっと、私達(右ー右)の方が少数派なんでしょう。結局は慣れの問題であり、その都度注意すればすむことではあるのですが、こういうミスは後を絶たぬ事でしょうね。でも、こういう失敗は、一度やると繰り返さないもんです、ヒヤリとした経験があると手術前にくどく左右の確認をするようになりますから。私ですか?さて昔の事なれば。