柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

大嘘

2007-09-21 08:36:14 | Weblog
暑いですねぇ、どうしたこと・・夜中になるまで熱気が冷めないのが辛いところです。10時になっても11時になってもモワッと暑い。窓開けても風がない、ぬるい外気が淀んでいる感じ。明け方になってやっと涼風が立ちますが、6時には陽射しが勝ちます。日は確実に短くなって、5時にはまだ外は暗いのですが、一時間後にはもう暑くなり始めます。真夏のまんま。もうすぐなんでしょうが、9月の季節は秋じゃなくて夏に変更したらどうですかね。ここ何年を振り返るにそう思うことです。6月から9月までが夏。まだ夏なんだから、と思えばこの暑さも我慢できるというもの、もう秋なのに・・と思うから腹が立つ。ですよね。
 昨日の大相撲のおばちゃん闖入事件、しつこいですがもう一度。NHK実況途中の出来事だったようです、見なかったことがとても残念です。皆びっくりしたんでしょうね、でも今日の新聞は何の反応もないし(三面にもスポーツ欄にも)、TVでも報道しませんね。昨日も書きましたが、思想犯(犯人なんでしょうか、不法侵入ですか)じゃなかったから、意味不明のビラもっていたからでしょう、「変なおばちゃんの事件」で黙殺です。でも、こういう時に感じることがあります。あれをやっちゃいけない、これだけはいけないなんて脅されて止められてきた行為にはなんの裏付けもないってことです。女人禁制なんてのがその典型です。本で読むことですが、あの終戦の日、神国日本が負けるわけがないと教えられ心底信じ切っていた人々にとって、あの日は天割れ地裂けるんじゃないかと本当に思ったそうです。でも何も起こらない。じりじりと夏の暑い陽射しは昨日のまま、蝉のすだきも昨日のまま。静けさだけが印象に残っているという話です。ノストラダムスのひと騒動もそうでしたね。あれに準じた事件が韓国であって報道されましたね。この日この時間に世界は滅亡するなんて教えでもって人を誑かし金集めてきた教団で、その日のその時間を多くの信者が泣きながら待っている、果たしてその時刻が来ても何も起こらない。やがて暴動化する、ってドキュメントでした。まこれは騙しですが、この神社のこの祠は絶対見ちゃならない、見たら目が潰れるよ、とか、山に、土俵に女が入っちゃならない、なんてのは何かしらの箔付け、権威付けにすぎぬ事で、やってしまっても何にも起こらないのは当然、でも人は分かっていながら拍子抜けしている、何か起こるかも知れないと思っていたというわけです。今回も何にも起こりはしません。横綱が急死したり、怪我ばかり起こったりすれば話は別で、面白いことですがね。こうやって迷信のベールが剥がされていくなんていうと大仰でしょうか。為政者の大嘘が剥がされていく、こちらは正しいようですが。
 
コメント
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