今日は昼に書いています、久しぶりに朝のトラブルでした。
中国新聞ばかりのことですが、前田、前田、前田。大怪我の末にやっと二千本安打したあの前田です。県民栄誉賞だそうです、カープから5人目!。おいおい、簡単に出し過ぎじゃありませんかと、嫌味の一つも言いたくなりますが、県が決める事なれば。アキレス腱切断なんて大怪我から立ち直ってよくぞここまでという称賛です。見上げた男、寡黙孤高の男、職人肌なんてどんどんイメージが作られて褒め言葉の乱発乱舞。単にこんな図柄が嫌いなだけです、ハンデ負った者の努力物語に鼻白んでいるだけです。私の気質です。決してカープファンの方々を挑発しているのではありません、お許しあれかし。再起不能かと言われるほどの怪我から復帰したことが賛美の的なんですが、怪我しない方が余程に難しい事でしょうにね。ひねくれてますか、ひねくれてますねぇ。玄人受けする選手なんでしょう、だから故障しても生き延びられた。イチローが憧れていたとか、落合が本当の天才はイチローじゃなくて前田だと言ったとか、そうそう掛布も前田が好きですよね、前田君(彼は誰でも君づけです、上品と言うより俺の方が上だと見下している印象が強いですが)の汗は涙でできている(涙は汗でできているだったかどうか、忘れました)なんて名フレーズをTV解説しながらやってましたね(もちろん巨人広島戦日本テレビの実況中継、もう何年も前のことです、巨人戦の視聴率華やかかりし頃です)。これは清原が球界に見捨てられないのと同じ現象でしょう。清原は同業者から見るときっととんでもない逸材なんです、あれだけ怪我して何の成績も残さなくてもみんな目を細めて見上げてますもの。単なる客寄せパンダじゃないんですよ、あの業界にいる連中にとっては。前田もそういう存在なんでしょう、寡黙な求道者風の言動行動も伝説に輪をかけて。だから広島は度重なる怪我のさなかでも馘首できなかった。違いましょうか。広島が低迷している原因は前田、緒方を切れなかったこともその一つじゃないですかね。江藤や金本が平気で出ていく、小早川じゃ町田、新井、栗原あたりがなかなかモノにならない、野村だけではどうにも弱い、そういう事情もあったにせよです。黒田の逆パターンですか、黒田は(裏でどんな取引があったかは分かりませんが)世論(ファン)の情にほだされたという形で残った(阪神に来てくれたらそれはそれで嬉しかったのですが)。前田は球団が世論を怖れて首にできなかった。二千本安打って言ってもこれ単に名球会の基準にしか過ぎないこと(この業界人にとっては大勲章なんでようが)、その名球会にしたって金田の金儲けの道具に過ぎないなんて週刊誌に書かれて、どうだかなぁ、イチローみたいに現在進行形でガンガン進化している者じゃない、火が消えそうになってやっと届いたって者に、感動をありがとうもないもんだと横目で見てしまうのです。広島野村、古田、日ハムの田中、みんなやっとの事でしたから。ううむ、憎まれ口もここまで言えれば立派なことでしょうか。広島ファンの、前田ファンの皆様、お気を悪くさせました。根っからの天の邪鬼、よく頑張りました、元気を貰いました、って大団円に偽善の臭いを嗅ぐ気質の為せる仕儀、お許し下さい。
かたやでイチロー、7年連続の200本安打。この上には1800年代の8年連続の記録があるばかりですって、百年前の記録ですわ。すごいことなんですが、耳や目を楽しませてくれるのはこの人の言葉です、曰く「去年と違うところにいる」。去年は200本前に足踏みしてしまってしんどかったそうなんですが、今年はそれがなかったというわけです。でも、こういう言葉、なかなか出ませんよ。いつも言うことですが、格好いい言葉は常に考えていないと出てくるもんじゃありません。こういうインタビューにはこう答えようとイチローも考えていると思うのですが、そうじゃなくてアドリブが溢れてくるのだとすれば、彼はこういう才能も持ち合わせるというわけです。もう一つ、去年と変わったのかと尋ねられて「プラスというよりマイナスがゼロになった感じ」と答えてます。どうです?言えませんよこうは、なかなか。マイナスがなくなった分、上にあがったということなんでしょうが、格好良いですね。新聞に馬鹿書いてました、このペースで行けばすぐに張本の日本記録は破る(これはすぐでしょうね)、やがて45歳になると大リーグでの安打記録(日本での1200余本を加えない)でピートローズを抜いて孤高の原野だ!って。45歳?いくらなんでも45歳で200本打てないだろうに。単純な掛け算して自分だけでびっくりしている類のおばか記事でしたが、でもイチローならひょっとしてと思わせるところがまたイチローのすごいとこですわね。城島が言ったそうです、7年間一度も故障者リストに載らないことがすごいところだって。すごい、すごい、すごい。名球会?何です?ってね。
中国新聞ばかりのことですが、前田、前田、前田。大怪我の末にやっと二千本安打したあの前田です。県民栄誉賞だそうです、カープから5人目!。おいおい、簡単に出し過ぎじゃありませんかと、嫌味の一つも言いたくなりますが、県が決める事なれば。アキレス腱切断なんて大怪我から立ち直ってよくぞここまでという称賛です。見上げた男、寡黙孤高の男、職人肌なんてどんどんイメージが作られて褒め言葉の乱発乱舞。単にこんな図柄が嫌いなだけです、ハンデ負った者の努力物語に鼻白んでいるだけです。私の気質です。決してカープファンの方々を挑発しているのではありません、お許しあれかし。再起不能かと言われるほどの怪我から復帰したことが賛美の的なんですが、怪我しない方が余程に難しい事でしょうにね。ひねくれてますか、ひねくれてますねぇ。玄人受けする選手なんでしょう、だから故障しても生き延びられた。イチローが憧れていたとか、落合が本当の天才はイチローじゃなくて前田だと言ったとか、そうそう掛布も前田が好きですよね、前田君(彼は誰でも君づけです、上品と言うより俺の方が上だと見下している印象が強いですが)の汗は涙でできている(涙は汗でできているだったかどうか、忘れました)なんて名フレーズをTV解説しながらやってましたね(もちろん巨人広島戦日本テレビの実況中継、もう何年も前のことです、巨人戦の視聴率華やかかりし頃です)。これは清原が球界に見捨てられないのと同じ現象でしょう。清原は同業者から見るときっととんでもない逸材なんです、あれだけ怪我して何の成績も残さなくてもみんな目を細めて見上げてますもの。単なる客寄せパンダじゃないんですよ、あの業界にいる連中にとっては。前田もそういう存在なんでしょう、寡黙な求道者風の言動行動も伝説に輪をかけて。だから広島は度重なる怪我のさなかでも馘首できなかった。違いましょうか。広島が低迷している原因は前田、緒方を切れなかったこともその一つじゃないですかね。江藤や金本が平気で出ていく、小早川じゃ町田、新井、栗原あたりがなかなかモノにならない、野村だけではどうにも弱い、そういう事情もあったにせよです。黒田の逆パターンですか、黒田は(裏でどんな取引があったかは分かりませんが)世論(ファン)の情にほだされたという形で残った(阪神に来てくれたらそれはそれで嬉しかったのですが)。前田は球団が世論を怖れて首にできなかった。二千本安打って言ってもこれ単に名球会の基準にしか過ぎないこと(この業界人にとっては大勲章なんでようが)、その名球会にしたって金田の金儲けの道具に過ぎないなんて週刊誌に書かれて、どうだかなぁ、イチローみたいに現在進行形でガンガン進化している者じゃない、火が消えそうになってやっと届いたって者に、感動をありがとうもないもんだと横目で見てしまうのです。広島野村、古田、日ハムの田中、みんなやっとの事でしたから。ううむ、憎まれ口もここまで言えれば立派なことでしょうか。広島ファンの、前田ファンの皆様、お気を悪くさせました。根っからの天の邪鬼、よく頑張りました、元気を貰いました、って大団円に偽善の臭いを嗅ぐ気質の為せる仕儀、お許し下さい。
かたやでイチロー、7年連続の200本安打。この上には1800年代の8年連続の記録があるばかりですって、百年前の記録ですわ。すごいことなんですが、耳や目を楽しませてくれるのはこの人の言葉です、曰く「去年と違うところにいる」。去年は200本前に足踏みしてしまってしんどかったそうなんですが、今年はそれがなかったというわけです。でも、こういう言葉、なかなか出ませんよ。いつも言うことですが、格好いい言葉は常に考えていないと出てくるもんじゃありません。こういうインタビューにはこう答えようとイチローも考えていると思うのですが、そうじゃなくてアドリブが溢れてくるのだとすれば、彼はこういう才能も持ち合わせるというわけです。もう一つ、去年と変わったのかと尋ねられて「プラスというよりマイナスがゼロになった感じ」と答えてます。どうです?言えませんよこうは、なかなか。マイナスがなくなった分、上にあがったということなんでしょうが、格好良いですね。新聞に馬鹿書いてました、このペースで行けばすぐに張本の日本記録は破る(これはすぐでしょうね)、やがて45歳になると大リーグでの安打記録(日本での1200余本を加えない)でピートローズを抜いて孤高の原野だ!って。45歳?いくらなんでも45歳で200本打てないだろうに。単純な掛け算して自分だけでびっくりしている類のおばか記事でしたが、でもイチローならひょっとしてと思わせるところがまたイチローのすごいとこですわね。城島が言ったそうです、7年間一度も故障者リストに載らないことがすごいところだって。すごい、すごい、すごい。名球会?何です?ってね。