ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

イタリアの白ワイン「ソアーヴェ」をバイザグラスで

2014-07-03 15:10:18 | ワイン&酒
7月1日から、イタリアの白ワイン SOAVE -ソアーヴェ“バイザグラスキャンペーン” が始まっています。



ソアーヴェ はイタリアのヴェネト州の白ワインで、日本にも早い時期から輸入され、知名度は抜群。

しかし、名が知られている一方、今もなお、昔のイメージ(軽くて飲みやすいけれど、あえて…)を引きずって覚えられている、ちょっと気の毒なワインでもあります。

現在のソアーヴェは、1998年にヴェネト州で初のDOCGに認定されたDOCG Recioto di Soave(甘口)、DOC SoaveDOC Soave Classicoのほか、2002年に認定されたDOCG Soave Sperioreがあります。

2008年には45の指定地域(マクロゾーン、現在は46)と56のクリュ(小区画)が制定されました。

DOC、DOCGの違いや、クリュ、生産者の違いにより、同じSoaveという名が付いていても、味わいはそれぞれ違ってきます。

※以前に詳しく紹介した記事を参照ください → コチラ



先月、東京で行われた、ソアーヴェワイン保護協会主催によるセミナーでは、同協会会長のアルトゥーロ・ストッケッティ会長と、イタリアンプロフェッショナルソムリエ(AIS)の林 茂さんにより、さまざまなソアーヴェワインが紹介されました。



セミナーでは10のソアーヴェのテイスティングが行われましたが、熟成に樽を使用するもの、シュル・リーを行なうものetc...と、さまざまあり、味わいも違います。


左)ストケッティ会長  右)林 茂さん


ストケッティ会長もワイン生産者のひとり

会長のワイナリー(Cantina del Castello)の“Soave DOC Classico Carnigna 2011”は、12カ月のシュル・リー、瓶内熟成1年を経た、ふっくらまろやかなソアーヴェ。



キリリとしたミネラル感が際立つもの、繊細で軽快なもの、酸の厚みがあるもの、アロマが華やかなもの、スタイリッシュなもの、甘美なレチョート、などなど、ソアーヴェって実は奥が深い!




ソアーヴェは“和食”とも相性バッチリ


鮎の塩焼きには 厚みのあるボディのソアーヴェがよく合いました



7月1日から始まった、ソアーヴェのバイザグラスキャンペーンでは、レストランで、ソアーヴェワインをグラス1杯から楽しむ ことができます。

色々なタイプのソアーヴェを、あれこれ飲み比べられるチャンスですから、ぜひSoaveのサイトで、キャンペーンを行なっているお店をチェックして出かけてみてください。




ソアーヴェ・レストランプロモーション
 -全国約100店舗にてソアーヴェワインのバイ・ザ・グラス・キャンペーンを実施-

日程:2014年7月1日(火)~7月31日(木)

参加店舗:http://www.soavestyle.jp/restaurant2014/index.html

SOAVE STYLE http://www.soavestyle.jp/


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