7月1日から、
イタリアの白ワイン SOAVE -ソアーヴェ の“バイザグラスキャンペーン” が始まっています。
ソアーヴェ はイタリアのヴェネト州の白ワインで、日本にも早い時期から輸入され、知名度は抜群。
しかし、名が知られている一方、今もなお、昔のイメージ(軽くて飲みやすいけれど、あえて…)を引きずって覚えられている、ちょっと気の毒なワインでもあります。
現在のソアーヴェは、1998年にヴェネト州で初のDOCGに認定された
DOCG Recioto di Soave(甘口)、
DOC Soave、
DOC Soave Classicoのほか、2002年に認定された
DOCG Soave Sperioreがあります。
2008年には45の指定地域(マクロゾーン、現在は46)と56のクリュ(小区画)が制定されました。
DOC、DOCGの違いや、クリュ、生産者の違いにより、同じSoaveという名が付いていても、味わいはそれぞれ違ってきます。
※以前に詳しく紹介した記事を参照ください →
コチラ
先月、東京で行われた、
ソアーヴェワイン保護協会主催によるセミナーでは、同協会会長のアルトゥーロ・ストッケッティ会長と、イタリアンプロフェッショナルソムリエ(AIS)の林 茂さんにより、さまざまなソアーヴェワインが紹介されました。
セミナーでは10のソアーヴェのテイスティングが行われましたが、熟成に樽を使用するもの、シュル・リーを行なうものetc...と、さまざまあり、味わいも違います。
左)ストケッティ会長 右)林 茂さん
ストケッティ会長もワイン生産者のひとり
会長のワイナリー(Cantina del Castello)の“Soave DOC Classico Carnigna 2011”は、12カ月のシュル・リー、瓶内熟成1年を経た、ふっくらまろやかなソアーヴェ。
キリリとしたミネラル感が際立つもの、繊細で軽快なもの、酸の厚みがあるもの、アロマが華やかなもの、スタイリッシュなもの、甘美なレチョート、などなど、ソアーヴェって実は奥が深い!
ソアーヴェは“和食”とも相性バッチリ
鮎の塩焼きには 厚みのあるボディのソアーヴェがよく合いました
7月1日から始まった、ソアーヴェの
バイザグラスキャンペーンでは、
レストランで、ソアーヴェワインをグラス1杯から楽しむ ことができます。
色々なタイプのソアーヴェを、あれこれ飲み比べられるチャンスですから、ぜひSoaveのサイトで、キャンペーンを行なっているお店をチェックして出かけてみてください。
ソアーヴェ・レストランプロモーション
-全国約100店舗にてソアーヴェワインのバイ・ザ・グラス・キャンペーンを実施-
日程:
2014年7月1日(火)~7月31日(木)
参加店舗:
http://www.soavestyle.jp/restaurant2014/index.html
SOAVE STYLE http://www.soavestyle.jp/