ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

南アフリカのワイン

2010-03-17 17:06:13 | ワイン&酒
過日、幕張メッセで開催された「FOODEX JAPAN 2010」の会場で、
南アフリカ のブースを通りかかったら、リースリングワインを見つけました。


Riesling 2007 JORDAN (南ア、ステレンボッシュ)

リースリングらしいキリリとしたミネラル感にあふれた辛口で、私好みのタイプ

ジョーダンは1982年に設立した家族経営のワイナリーで、英国のトップレストラン御用達にもなっているとか。
クラシックでエレガントなワインが特徴ということですが、なるほど納得(輸入元:JSRトレーディング)



南アでは、赤ワインならピノ・タージュ(ピノ・ノワールとサンソーの交配種)が、白ワインならシュナン・ブランが伝統的ですが、最近は国際市場をにらんだ品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどが増え、特にカベルネ・ソーヴィニヨンはピノ・タージュの2倍にまで成長しています。

リースリングは多少栽培されていますが(約240ha)、残念ながら南アでは超マイナー品種。

南アにはCape Riesling (=Paarl Riesling)と呼ばれる品種があり、これは仏ピレネー産のCruchen(=Crrouchen)と同じで、ドイツやアルザスのリースリング(ヴァイサー・リースリング、ヨハニスベルクリースリングなど)とは違う品種です。



南アといえば、今年6月にサッカーW杯が開催されますね。
この際だから、過去に出会った南アのワインをいくつかピックアップしてみます。


CRONIER (クロニエール)

左)Sauvignon Blanc 2008
右)Cabernet Sauvignon/Merlot 2005

南西部のコースタル(沿岸)地方のブドウからつくられ、
白は夜中に収穫し、ステンレスタンクでフレッシュさとアロマを保ちながら醸造。
赤はフレンチオーク樽で5カ月熟成し、アルコールは14%。かなりしっかりしています。
(輸入元:富士貿易)



KWV

南アのワインで一番よく見るのが、この「KWV」ではないでしょうか?
1918年に南アフリカブドウ栽培者協同組合として誕生し、1997年にかつての協同組合員が株主となり、現在の株式会社KWVになりました。
比較的手に入れやすく、価格も手頃なので、まずはこのワインを探してみるのがいいかもしれません。幅広いレンジがあり、バラエティも豊富(輸入元:国分)



探すと、意外と見つかるものです。
南アにはなかなか行けませんが、ワインから南アの香りを嗅ぎ取りますか(笑)

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次は華麗なるシャンボール・ミュジニーの世界へ(笑)

2010-03-16 17:36:44 | ワイン&酒
昨日アップした 「華麗なるシャンパーニュ」の会 で、参加者の方たちがピノ・ノワール好きということがわかり、じゃあ次回はブルゴーニュのピノ・ノワールで、シャンボール・ミュジニー にしましょうか?と、話がトントンと決まっていきました

ということで、

シャンボール・ミュジニー会を 4月20日(火)に開催します




会場は、「華麗なるシャンパーニュ」会と同じ六本木「provinage」です。



ワインリストや予算など、会の詳細は来週早々にご案内したいと思いますが、
気になる方は、その日の夜の予定は空けておいて下さい(笑)

グラン・クリュのミュジニーボンヌ・マール、1級のレザムルーズがいくつか+色々・・
年はけっこう古め(1980年代)のものも入りそうです。

どうぞお楽しみに

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華麗なるシャンパーニュ

2010-03-15 16:36:04 | ワイン&酒
このブログでも参加者募集をした シャンパーニュディナー が先日開催されましたので、簡単にレポートします。



シャンパン/シャンパーニュというと、食事の最初の乾杯で口を付けておしまい、という飲まれ方が多いかと思いますが、
今回は、こちらをテーマに飲んでみました。

シャンパーニュは、食事を通して楽しむことが可能か? 

デゴルジュマン後、5年くらい経ったもの(フレッシュでない部分のあるもの)にグラン・クリュのテロワールがどう出てくるのか?

グレートヴィンテージを振り返って検証してみました。

なんだか小難しそうですが(笑)、「ワイナート」誌・元主筆の田中克幸氏に指南いただきながら、素晴らしいラインナップを楽しみました。
(今回は店内の照明の関係で写真がややボケ気味ですが、ご容赦を)

ワインはすべて現地の生産者から直接入手しています。


「泡」を飲むものではないので、シャンパーニュグラスを使わず白ワイングラスで




(右)Champagne Deutz Brut Classic NV

(左)Champagne Extra Brut Jacques Selosse

1杯めは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネが各1/3のドゥーツ
基本中の基本、古典的で、重心が重く、腰がしっかりしているシャンパーニュです。
改めて飲んでも、ほっと安心できる美味しさです。

ジャック・セロスのデゴルジュマンの日付は2002年5月23日。
瓶熟成が長いので、おそらく中身は1996年か1997年のもの。
アヴィーズのシャルドネ100%のブラン・ド・ブランですが、ミネラル感、複雑味、余韻の長さに、皆、ただため息が漏れるのみ。ドサージュは14.g/l。



(右)Champagne Marguet Rose Grand Cru Brut NV

(左)Champagne Brut Grand Cru Millesime 1996 Egly-Ouriet

マルゲのロゼは、今回の中で唯一のロゼで、アンボネイのピノ・ノワール100%、セニエ方式でつくられています。
オーガニックを進めている生産者で、やさしくピュアな味わいとチャーミングなエチケットに、参加者から非常に高い評価を得ましたが、日本はもちろん、パリでも入手困難のようで・・・

エグリ・ウーリエのミレジメ1996年は、ピノ・ノワール60%+シャルドネ40%で、ブドウはアンボネイ、ブジィ、ヴェルズネイからきています。
1996年というのに酸がクリスプなのは、マロクティック発酵ナシゆえ。
樽発酵によるスパイシーさも感じられました。



(右)Champagne Benoit Lahaye Blanc de Noir NV

(左)Gosset-Brabant Cuvee Gabriel Grand Cru Millesime 1998

ブノワ・ライエは、ブジィのピノ・ノワール100%の Brut Prestige。
泡のキメが細かく、少し刺激的で複雑味があり、広がりのある味わいと、どっしりした印象を感じました。

ゴセ・ブラバンは、私が懇意にしている生産者。
キュヴェ・ガブリエルは良年のみの生産で、1998年の生産量は5000本のみ。
訪問記がありますので、参考にどうぞ



(左)Champagne CONTRASTE Brut Jacques Selosse

今やあまりにも有名になったジャック・セロス
手に入らないものばかりですが、このコントラストはアイのピノ・ノワール100%で、1994年に初めてつくられました。
生産量は800~1500本ということですから、本当に貴重品ですね。
みっちりとした、静謐で圧倒的なボリューム感。そして、余韻の長さ・・・



Coteaux Champenois Sillery Rouge 2002 Fresnet-Baudot

最後は、シャンパーニュ地方のスティルワイン「コトー・シャンプノワ」の登場です。
シャンパーニュ地方のワインすべてがスパークリングタイプではなく、「コトー・シャンプノワ」と呼ばれる泡のないワインもあります。
今回のワインは、シルリーのピノ・ノワール100%の赤ワイン「シルリー・ルージュ」。
この生産者のブドウ畑は北向き斜面にあるため、北っぽい、エレガントな味わいがあります。
コート・ドールのピノ・ノワールのワインともまったく違うタッチが面白いですね。
実は、フレネ・バドゥはシャンパーニュ「アンリオ」の醸造長の実家。





金華豚のパテ

ねっとりとした濃厚さと、やや強めの塩気がバランスよくマッチ



地鶏モモ肉のヴァンジョーヌ煮込み

香ばしい蔵王地鶏に、樽で酸化熟成させたアルボワのサヴァニャンの風味のクリーミーなソースがよくからみ、これは美味しい
スパイシーなニュアンスもあり、ボリュームのある満足度の高い一皿でした。



ロニョンのロースト シェリーヴィネガーソース 山菜のガルニチュール

仔牛の腎臓ロニョンを絶妙の加減で火を通し、酸味とコクのあるソースでいただきましたが、ロニョンが実にやわらかい
山菜はコゴミ、タラの芽、ふきのとうのフリット。
なぜかふきのとうが、セロスのコントラストによく合いました





あまりに贅沢な、そして華麗なシャンパーニュばかりを集めた会で、
終わる頃には、皆さんの顔が蕩けるようになっていました(笑)

食事を通してシャンパーニュを楽しんでいただけたでしょうか?
偉大な年1996年の印象はいかがでしたでしょうか?
デゴルジュからすぐ飲むべし、といわれているシャンパーニュの5年後の実力はいかに?

ここに書ききれないことがたくさんありますが、参加者のみなさんの記憶にしっかり残ったでしょうか?
次もまた素晴らしい内容で企画中ですので、どうぞお楽しみに

次回の会場も、六本木「プロヴィナージュ」です。
店のスタッフのみなさん、次回もお世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします。


provinage

東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル 2F
tel. 03-5772-7272

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美味しい健康マイブーム

2010-03-14 22:00:44 | 美容&健康
先日紹介した「味噌汁+オリーブオイル」の反応がいいようなので、もうひとつ私が毎日実践しているものを紹介します

それは 糸寒天

これもTVで紹介されていたもので、料理のカサが増すため「ダイエット」に最適 とのこと。

入院して体重が落ちて以来、ダイエットに関しては気にしなくなったのですが、ちょうどこの糸寒天が家にあったこと、そして、
「腸がキレイになる」効果がある と聞いたので、食べ始めることにしました。



糸寒天をぬるま湯で戻し、オリーブオイル入り味噌汁に加えたり、サラダやシチューに混ぜ込んだりと、適当に使っています。
今日は お好み焼き の生地にも加えてみました

味がないので色々な料理に使えること、戻す手間が簡単なこと、ビニールっぽい歯応えが意外好みなこともあり(笑)、飽きずに毎日摂取しています

そのおかげか(それとも味噌汁+オリーブオイルの方の効果なのか?)、ここ数週間ほどハードな生活を送っていたにもかかわらず、肌がすべすべしています。
おそらく、寒天のおかげでデトックスできているのかも?

糸寒天、オススメですよ

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4/6リースリング試飲会出展企業(予定)

2010-03-13 11:26:25 | ワイン&酒
先日よりご案内している、4月6日(火)に開催する
リースリング試飲会 の出展企業がだんだんと決まってきました。

出展者リストを Riesling Ring のブログにアップしましたので、ご覧下さい

  http://rieslingring.blogspot.com/

どんなリースリングワインが出てくるか楽しみです

これは「ワイン愛好家」対象のイベントです。
20歳以上の方ならどなたでも参加できますので、お気軽にどうぞ。

参加希望の方は上記RRのブログよりお申し込みくださいね。
私も会場でみなさんをお待ちしています


(業界関係者向けのご案内も上記ブログ内にあります)

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素晴らしきシャンパーニュ

2010-03-12 21:43:33 | ワイン&酒
アップが延び延びになってしまいましたが、
赤坂のフレンチ「セレブール」で飲んだワインの紹介です。

店には素晴らしいワインが揃っていますが、シャンパーニュをたっぷり飲みましょう!という企画だったので(最近多いですね)、ワインを持ち込ませていただきました。



シャンパーニュは 黒ブドウからつくった「ブラン・ド・ノワール」 ばかりです。


Champagne Roses de Jeanne Blanc de Noirs Brut

2000年、コート・デ・バールのオーブに設立したシャンパーニュメゾン「RDJ」社がつくるシャンパーニュで、これはピノ・ノワール100%のようです。
名前は「ロゼ」ですが、ワインの色は「白」。

香りが華やかですが、酸がしっかりして安定感があります。
飲み進むうちにまろやかさが出てきました。
これを俳優に喩えると、「大沢たかお」という声が(笑)



Champagne EGLY-OURIET Blanc de Noirs Grand Cru Brut

エグリ・ウーリエも、誰もが知る素晴らしい造り手
これは瓶熟49カ月、デゴルジュマンは2009年8月。
深い色合いで、飲みごたえがあり、まろみが出てきています。



Champagne Serge Mathiue Millesime 2002 Brut

セルジュ・マチューもオーブの生産者で、ガストロノミーで人気があります。
この2002年は、セルジュ・マチュー初のピノ・ノワール100%のミレジメだとか。



ノーブルで品格があり、複雑で余韻が長い味わいのシャンパーニュですが、チャーミングさも感じます。これには「佐藤浩市」という声が(笑)



Champagne Bollinger Blanc de Noirs Vieilles Vignes Francaises 1998

なんと!いつか飲みたいと思っていた、ボランジェのフランセーズ

輝く琥珀色で、さまざまな要素が幾重にも重なり、みっちりとしています。
うーん、と唸る別格の味わいで、これには痺れました。

産本数が限られ、しかも限られた年にしかつくられません。
かつてボランジェを訪問した際に、このワインに使われるブドウの畑を見せていただきました。
詳細は訪問記に詳しく書いていますので(畑の写真も紹介)、ぜひご覧下さい。





ここまでに素晴らしいシャンパーニュが4本登場し、もうかなり大満足なのですが、
この後にまたまたスゴイワインが出てきました


Greenock Creek Vineyard & Cellars Roennfeldt Road Shiraz 1997

豪州はバロッサ・ヴァレーのシラーズです。
シラーズの素晴らしいワインは数々あれど、これは驚きでした。

某評論家がこのワインに100点を付けたこと数回、ただし1997年は98点のようですが、それにしてもスゴイ!

豪州らしく、ユーカリやハーブっぽさがありますが、13年経っているというのに、まだまだ全然若く、飲み頃はもっと先に感じました。
色は黒々として、ワイン自体も非常にパワーに溢れています。
このワインなら、猪肉とかにカッツリ合いそうです。




今回は、最初から最後まで素晴らしいワインが並び、たっぷりと堪能させていただきました。
ワインをご用意くださったGさん、ありがとうございました。



実は、お店の関係者で、私が元々知っていた方がたまたまいらっしゃり、嬉しいことにワインのお裾分けをいただきました。ごちそうさまでした!


(左)Corton Grand Cru 1987 Patriarche (マグナムボトル)
(右)Mazis-Chambertin 2004 Hospices de Beaune

セレブールの皆さん、今回は大変にお世話になり、ありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いします。


Celebourg  (セレブール)

東京都港区赤坂3-18-7 パラッツオカリーナ4F

http://www.celebourg.com/celebourg/index.html

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確定申告ひとまず完了

2010-03-11 23:40:52 | ビジネス
赤坂「セレブール」で飲んだワインを書きたいのですが、まだ辿り着けません

いただいたメッセージやコメントへのお返事もしたいのですが、まだできず・・・。
しばしお時間をいただけますよう、よろしくお願いします。

が、ようやく本日、確定申告に行ってきました

税務署に行くと、建物の入り口からぐるりと長~い列が!
推定100人くらいは確実に並んでいそう?!

列を整理している署員の人に聞いたら、すでに申告書が完成している人は別の建物で受け付けてくれるようで、指示されたところにいくと、列はたったの3人

すぐに受付をしてもらい、父の分も合わせ、たちまち完了
これで肩の荷が下りますね~(笑)


と、喜んでいたのも束の間で、帰ったらまた仕事が・・・
そんな状態なので、ワインコメントは、もう少し(今度は本当に)お待ち下さい

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確定申告締め切り間近!

2010-03-10 22:01:05 | 雑記
一昨日紹介した、赤坂のフレンチ「セレブール」で飲んだワインを早くアップしたい!のですが、
15日に迫った確定申告の準備に追われています

早く済ませればいいのでしょうが(例年はちゃんと早めに提出しているんですよ)、今年は色々なことが重なり、ようやく手を付け始めたのが昨日のこと。
しかも、父の分まであるので(作成料をもらいたいところ)、この時期はかなり大変です。

ということで、ワインのアップは、たぶん明日・・・
もう少しお待ち下さいませ

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早春の山菜「ふきのとう」

2010-03-09 22:06:28 | おいしい食べもん
昨日の続きで、赤坂で飲んだワインを書きたかったのですが、ちょっとインターバルで春の話題を・・・




昨日、福島の叔母から届いた荷物の中に、
蔵の前で採ったという「ふきのとう」がどっさりと入っていました!

都心の高級スーパーだと、手のひらに乗るくらいで数百円という高級食材ですが、え!こんなに!?と驚くほど大量!
写真に見えているよりももっと多いので、1万円分くらいはありそう?

これだけあると、どう始末していいのか・・・



定番は 天ぷらですが、フリット もありですね。

実は、昨日のシャンパーニュの会で出していただいた付け合せの中に山菜のフリットがあり、特に「ふきのとうのフリット」が、あるシャンパーニュと絶妙にマッチしました

まだ後日レポートを書きますが、これは本当に素敵なマリアージュでした

ふきのとうのフリットとシャンパーニュ、意外や意外にもオススメです

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赤坂「セレブール」でディナー

2010-03-08 15:05:35 | レストラン&店
いつもメルマガでご案内をいただきつつも、久しくご無沙汰していたフレンチの店
「セレブール」に行ってきました。

アラカルトでもプリフィクス仕立てのコースでもOKな店ですが、今回は5人でお邪魔したので、5,000円のセレブールコースでお願いしました。
特に、今回はワインを持ち込ませていただいたこともあり、料理はワインに合わせてお任せで。




テリーヌ

鶏のササミを使った、野菜の彩りも鮮やかなテリーヌは、見ただけで食欲を刺激されます(笑)
素材がさっぱりしているので、スターターとしては嬉しい一皿です



イノシシと花豆の南仏風スープ

北海道の花豆とイノシシ肉を、こっくりとよく煮込み、味がよくしみこんでまろやか♪
豆のスープはよくありますが、大粒の花豆を使うのは珍しく、しかもこんなに美味しくいただけるとは



北海道産アイガモのコンフィ

鴨のコンフィはフレンチの定番ですが、このアイガモの肉はしっとりジューシーで、ちょっと繊細なスタイルに仕上がっていました。素材の良さがよくわかります。



パンにつけるのはオリーブオイル(目玉焼きではありません)(笑)

パキスタンの塩(右)を挽いたものを振っているということですが、この塩はノーベル賞授賞式のディナーでも使われたものだとか!ちょっと温泉卵風の風味&旨味があり、病み付きになりそうな塩です
(欲しい場合にはこんなふうに袋に入れて販売していただけます)






最後にデザートかチーズを?と聞かれ、超甘党の私なので、デザートをいただきたかったのですが、この日はワインがまだたっぷりと残っていたので、後ろ髪を引かれながらチーズに決めました。


チーズプレートから好みのものをチョイスできますが、好きなウオッシュとセミハードのコンテを



お邪魔したのは、ちょうど北海道の「オーベルジュ・コムニ」の金賀剛彦シェフがいらしていた時だったので、北海道の素材を使ったお料理が出てきました。これはラッキーでした

ごちそうさまでした!

【ワイン編】はまた後日



Celebourg  (セレブール)

東京都港区赤坂3-18-7 パラッツオカリーナ4F

http://www.celebourg.com/celebourg/index.html

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最近のマイブーム「オリーブオイル+味噌汁」

2010-03-07 23:04:38 | 美容&健康
健康やダイエットをテーマにしたTV番組が相変わらず人気ですが、
かくいう私も、そうした番組からヒントをもらって実践するタイプです(笑)

とはいっても、「朝バ○ナダイエット」のようなものはせず、
自分にとってよさそうと思ったものだけを少し取り入れています。



例えば、胃が不調になりやすいので、
胃粘膜の保護に効果のあるというオリーブオイルを味噌汁に大さじ1杯ほど垂らして飲むようにしています。

そのおかげか、この2週間ほどかなりハードな毎日だったのですが、消化器系はあまりダメージが出ていません。

しかも嬉しいことに、肌にもいい効果が出ているような?(笑)

オリーブオイルを垂らすのは本当に手軽にできますし、無理せず続けられるのでオススメです


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ブーランジェリー「ジャン・フランソワ」

2010-03-06 22:33:36 | パン
Riesling Ring の試飲イベントまであと1カ月になり、昨夜も遅くまで打ち合せがあったのですが、いつも私好みのフードを持ってきてくださる新スタッフのYさんが、おいしいパンを紹介してくれました



レンコンとルッコラのフォカッチャ   ジャン・フランソワ

Yさんの「マイブーム」だという、レンコンの入ったパンです。
パンにレンコン?!と聞くと、違和感があるように感じますが、食べてみると、レンコン独特の食感がむっちりした生地とよくマッチして、これは本当に美味しい!
私もハマりそうです(笑)



パン・タセ   ジャン・フランソワ

オリーブの実とカマンベールチーズの入ったソフトな生地のパンで、チーズがパンの真ん中に大きくドーンと入っているので、チーズ好きにはたまりません~
Yさんが「ワインに合う」と言っていましたが、たしかに!



ジャン・フランソワのパンは、以前にも紹介したことがありますが、
今回のYさんオススメの2つのパンは、へえ~と感心されられた驚きの美味しさでした
(Yさん、いつもごちそうさまです

私はいつも表参道のエチカで買っていましたが、渋谷マークシティにもお店ができたみたいですので、ますます便利になりましたね

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要チェック!スペインワインの「メンシア種」

2010-03-05 13:01:34 | ワイン&酒
スペインに留学している知人から、メンシアの赤ワインについて教えて、とメールが届きました。

メンシア(Mencia)といえば、カトリックの巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン北西部ガリシア自治州の州都、世界遺産に認定)に向かう巡礼者たちによって、中世時代にイベリア半島にもたらされたとされているブドウ品種です。

スペインといえば、テンプラニーリョ種の赤ワインが有名で、人気も相変わらず高いですが、私がここ数年でよく耳にするなぁと思うのが「メンシア」です。

スペインワインの試飲会の取材をすると、
出展者から必ず「メンシア」の名前が注目品種として挙がってきます。

「色が濃いがソフトでやわらかなタンニンを持ち、また、酸がエレガントなため、食事とよく合う」というのです。



メンシアはスペイン北西部のガリシア州でも生産されていますが、最もいい結果を出している産地がDOビエルソです。

行政的には内陸部のカスティーリャ・イ・レオン州に入っていますが、西側がガリシア州のDOバルデオラスと接し、気候や景色はガリシアに近い地域です。

DOビエルソは、著名ワイナリーが進出したり、若手醸造家が活躍したりと(特に2000年以降)、かなり注目を浴びている産地で、ここでつくられるメンシア種のハイクラスワインも世界的に有名になってきました。


Flavium Mencia Crianza 2005 Vinos de Arganza

これは2年ほど前に私がソムリエ協会の機関誌で紹介したメンシア100%のワインで、専門誌での評価も高く、価格も魅力的。




本日まで開催されている「FOODEX JAPAN」でも、せっかくだからメンシアのワインをしっかり飲んでみようと、スペインブースに足を運んでみました。


Casar de Burbia のメンシア種ワインのラインナップ(ビエルソです)

比較的軽快なタイプ(左端)から(右に向かうにつれて)非常に凝縮感のあるタイプまで試飲してみました。



色は本当に濃く、でも、タンニンがギシギシせず、果実味と酸味とのバランスがよく、これは料理と一緒に楽しみたいタイプのワインですね。



TEBAiDA Mencia 2006 Casar de Burbia

最上級クラス(PAGO:単一畑)のもの。
凝縮感も素晴らしいですが、複雑味があり、余韻も非常に長い!
アルコール度数も高くなりますが、バランスがいいので、気になりません。


ワイナリーのフェルナンデスさんからお話を伺いましたが、
粘土、石灰質、スレートを含む土壌がメンシアの生育にいい ようです。

スペインの赤では、ビエルソのメンシアを、ぜひ覚えておくことをオススメします。

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美味&注目の「米粉」製品

2010-03-04 23:30:58 | おいしい食べもん
幕張メッセで開催されている今年の「FOODEX JAPAN」を見て思ったのは、

国内ブースでは、「米粉製品」 に力を入れているのが多いなぁ~ ということです。

特に パン にすることで 独特のもっちり&むっちり感がよく表現でき、文句なく美味しい!


昔から、米の粉といえば「上新粉」が基本でしたが、「上新粉」と「米粉」には、どんな違いがあるんでしょ?

どちらも同じ「米」の粉ですが、上新粉に比べて米粉の方がキメが細かくて軽く感じたので、もち菓子よりも パンや洋菓子に合う ように思いました。

現時点では、「パン」がイチオシですが、米粉のロールケーキやバウムクーヘンといったスウィーツ類もあちこちで見たので、甘いもの好きとしては米粉スウィーツに注目していきたいと思います


ココの米粉パンはむっちりで美味でした → http://www.komekopan.net/

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FOODEX JAPAN & ひなまつり

2010-03-03 23:18:17 | ワイン&酒
本日、幕張メッセで開催されている 「FOODEX JAPAN」 に行ってきました。

午後からだったこともあり、また、取材先をはじめ、立ち寄らなければならない箇所がいくつかあったため、相変わらずあまり回れていないというのがいつものパターンです(苦笑)


また改めて色々報告したいと思いますが、

日本のあちこちで 「地ビール」 がけっこう造られているなぁ~というのを感じました。

例えば・・・


HACHEY  (厚木ビール株式会社)

横浜産のハチミツを使った地ビールで、横浜開港150年記念プロジェクトでつくったものだとか。



飲み口がやわらかく、マイルドなビールだと思いましたが、いわれなければ「ハチミツ入り」だとは気付かないかもしれません。
ラベルは公募で、日大芸術学部の学生の作品とのこと。



こちらは日本の地ビールではありませんが・・・


アルコール0.0%で紹介した ビットブルガー(独)のビールサーバー
(ドイツブースの商談コーナーで遭遇)

さすがドイツ!雰囲気があってオシャレ
これは普通にアルコール度数のあるビールですが、やっぱり美味しいですね~



そういえば今日は ひなまつり

うちでも立春を過ぎると雛人形を飾るのですが、今年は色々あって、ようやく昨夜出しました
早くしまわなくてはいけないものですが、今さらなので、しばらく飾っておきます。

ひなあられ も食べないと


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