2012年のラッキーカラーワイン

新年あけましておめでとうございます

2012年が今日から始まりました。
辛い出来事があった2011年でしたが、新しい年が皆さんにとって良い年となりますよう、
心よりお祈りいたします。



さて、年の初めに気になるものとして、今年のラッキーカラーがありますね。

2012年のラッキーカラーは、　白、黄、赤　だそうです

これを信じて、私も今日は白と赤の色の服を身に付けましたし、黄色の厚焼き卵を食べ、和菓子の最中のあんこは白あんをチョイスしました（笑）



ワインの世界でも、白ワイン、赤ワインがありますが、実は 黄ワイン というのも存在します。

白ワインの中には、黄色味の強い色のものもありますので、それも「黄色いワイン」といえなくもないですが、正真正銘の黄ワインがフランスにあるのです。

それは、スイスやイタリアに近いフランス東部の山間部のジュラ地方でつくられる
Vin Jaune （ヴァン・ジョーヌ）です。

“vin”が“ワイン”、“jaune”が“黄色”の意味ですから、まさに“黄ワイン”でしょ？

名前の由来のひとつは色にあります。

ヴァン・ジョーヌは、非常に特殊な製法でつくられます。
Savagnin（サヴァニャン）という白ブドウを完熟状態で収穫し、まず白ワインを普通に醸造して樽に詰めます。この後、樽で6年間熟成させますが、その間は目減りしたワインの補填をしてはならず、オリ引きをしてもいけません。
すると、酵母の働きによってワインの上面に皮膜（フルール・デュ・ヴァン）ができ、ワインの色がだんだんと黄色になってくるのです。

こうしてつくられたワインは、色調が黄色になるだけでなく、Gout de Jaune（グー・ド・ジョーヌ、黄色い味）を持つようになってきます。
黄色い味というのは、炒ったアーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミのような香ばしい風味のこと。シェリーにも似た独特の風味です。



黄ワインは、いわば多少珍品的なワインなので、販売されている店は限られてくると思いますが、気になった人はぜひ探してみてください。

2012年のラッキーカラー 白、赤、黄 の３つのワインすべてを並べて飲めば、運気がグンとアップするかも？（笑）

それでは、2012年もどうぞよろしくお願いします