鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

朝のジョッギングの際に再び手袋の片方を落としてしまって思ったこと

2010-02-21 | Weblog
 21日朝いつものようにジョッギングをして家に戻って、朝食を食べ、しばらくしてトレーニングウェアのポケットを探ったところ、黒い手袋が片方しかない。「あれっ」と思って、縄跳びをしたベランダを一渡り見てもないし、家中を探し回ってもない。この日は珍しく、かみさんと一緒にジョッギングしたので、安心していたのか、どうやら途中のどこかで落としたらしい。マンションに入る前にポケットからカギを取り出した際に落としたのか、とまずマンションの入り口を探したがない。
 ならば、ジョッギングコースを逆に辿るしかない、と思って、梶ヶ谷へ至る道を黒い手袋を探して見て回ったがない。すれ違う人なり、自転車の乗っている人の手袋にも注意してみたが、心当たりの手袋は見かけない。ジョッギングをした際には最後の全速力で走る梶ヶ谷手前のところまでは両手に手袋をしていたと思うので、そのあたりまで歩いて見たが、結局手袋は見つからなかった。
 実はジョッギング用の手袋を失くすのは2年ぶりのことで、その時もジョッギングコースを逆に辿ったが、見つけられなかった。この時の手袋は軽井沢のアウトレットで購入したブランドもので、失くしてがっかりして、もう高いものは買わない、としていたのに、かみさんが結構いいものを買ってきてくれたものだった。だから、以来失くさないように注意していたのにまた同じように失くしてしまうのだから、懲りないものだ、と我ながら情けなくなってきた。
 鈍想愚感子は小さい頃から、物を失くすことがしばしばで、周りからはそそっかしいと言われてきた。大きくなって、比較的物を失くすようなことはなくなってきてはいるが、ちょっとしたものはよく失くしてきている。数年前には立て続けに財布を落として、その都度取りに戻ってバスターミナルや、駅に取りに行ったりして大過なきを得たりしたことが再三あった。電車のなかに買ったばかりのものを置いたまま忘れて降りてしまい、結局出てこなかったこともある。百貨店のなかで、バーバリのマフラーを落としてしまい、誰かに拾われてしまったこともある。
 だから、街で小物の落とし物を見つけた際には近くの目につくところに置くか、掛けておくようにしている。冬場は手袋や帽子などがよく道端に落ちていることがあり、だれかに踏みつけられても可哀想と思って、近場の置いておけそうな場所に避難させてやる。落としたのに気がついて、戻ってきて探したら、すぐに目につくようにしてやろう、と思ってのことである。
 休日の朝でそんなに人通りが多くないので、そんな親切な人でもいれば、道端の木なり、塀にでも手袋がひっかけてあるのでは、と期待して行ったが、どうやら拾われていってしまったらしい。片方だけの手袋なんて使い道がないのに、と思うのにどうやら親切な人はいなかったようだった。
 昔、中国では道に落とした財布とか、物がだれにも拾われずにそのまま残されている、中国人というのは人の物には手をつけない民族である、それに引き換え、日本では一旦、落とされた物は二度と戻ってこない、と彼我の道徳心を比較して語られた話があった。いまの中国がそのまま清廉潔白な国民性を保っているかどうか、定かではないが、日本の道徳心がその後向上したような話は聞いていない。
 せめて、手袋くらいは落ちていたところの近くの目立つところに置いておくような風習を培ってもらいたいものだ。
 
 
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2 コメント

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映画館にて (国際派)
2010-02-22 11:58:54

今日は映画館に出張してきましたぞ(笑)
後ろの席とはいえ、まさかあんな大胆に猥褻行為してくるとは。。。



せっかくだから3Dメガネかけてチチ揺れ見たけど、
やっぱりチチは飛び出さなかったです(爆)
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手袋、残念ですね。 (ゆうこ)
2016-02-15 22:59:58
手袋をなくされて残念なお気持ち、とてもよく解ります。実はうちも主人が一週間前に駅のバス乗り場周辺で手袋を落としたらしく、バスと警察と両方の忘れ物センターに問い合わせたのですが、届いていませんでした。高いものではないのですが、長く使っていたので、愛着がありました。主人は落としたものは仕方ないと、合理主義で割り切っているのですが、私は、「今頃、右手の手袋はどうしているんだろう。可哀想に。」なんて思ってしまう性格なので困ってしまいます。時が解決するのを待つしかないですね。ついつい、手袋をなくされて残念な思いをしている方へ気持ちを共有したくてコメントしてしまいました。
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