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鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

東京ガスを名乗って「ガス器具の点検を行う業者」に注意あれ、その筋のお先棒をかついでいる輩である。

2025-04-01 | Weblog

 昨31日、東京ガスを名乗って「ガス器具の点検に行きます」という電話がかかってきて、男性の石川と名乗る人が「明日10時から11時の間に伺います」と言った。で、エープリルフールの今日になり、来るのを待っていたが、時刻を過ぎても一向に訪れてこないので、念の為、東京ガスに電話をしたら、「そんな予定はないし、ガス器具の点検は4年に1回しかやらない」というではないか。控えの点検報告書を見ると、確かに昨年12月17日に確かに訪れてチェックをしていることがわかった。どんな点検をしたのか、はっきりとは覚えていないが、4年に1回という点検をまだ半年も経たないのに訪れる、というのはいかにも解せない。

 そうこうするうちに石川と名乗る人物がやってきて、インターフォンを押して、「ガス器具の点検です」と言ってきたので、「東京ガスの方ですか」と問うたら、なにやら横文字の会社名を名乗ったが、よく聞こえなかった。東京ガスではない会社がどうしてこんなことをするのか怪しい、と思ったので、「東京ガスとはどんな関係ですか」と聞いたら、ムニャムニャとなにか言ったが、そのうちにインターフォンを切って、立ち去ってしまった。服装も白っぽいもので、大企業の社員らしくない感じだった。

 たまたま、今住んでいるマンションでガス漏れ検知器について、ある住人から「ガス検知器がうまく動かないので、取り換えてほしい」との声が寄せられ、調べたらガス検知器の耐用年数が過ぎてしまっているので、この際、マンション全体でガス検知器を取り換えようか、との話が出ていた時期だったので、そんなことでも聞いてみようか、とも思っていたので、ガス器具の点検に来るのなら、合わせて聞いてみようか、とも考えていたのが、おじゃんとなってしまった。

 でもよくよく考えてみたら、ガス器具の点検といっても一応、住居内に入ってくるわけで、どういう具合いに部屋の配置がなっているかを見ることができるわけで、どう考えてもその筋の暴力団につながる関係者であるのではないか、と思えてきた。こちらの電話番号と名前を知っているわけで、あとは部屋の配置なり、状況がわかれば次にすることは強盗なり、窃盗の襲来となることなどは容易に想像できる。いまはそうした具合にみすみすその筋の対象となることも十分に考えられる。

 冷静に考えると、今回は明らかに知らないうちに見えざるその筋の敵の対象にあがってしまっていたこちらの油断がった、と考えるしかないだろう。我が家の電話番号と名前がいつの間にかその筋の輩の目の元に留まってしまった、ということなのだろう。どこでそんなことになってしまったのか、はわからないが、敵はそうした無防備の人の電話番号を含む個人情報を手にして、仕掛けてきたのに違いない。そうした網にひっかかってしまった、こちらのミスと言わざるを得ない。大いに反省し、こうした手に引っかからないように気をつけるしかない、と固く自らを戒めた。

 あわせて、今回のガス器具点検はそのための準備作業とみれば、十分に理解できる。容易にガス器具の点検だからといって見知らぬ人を家の中に迎えないことである。そうした申し入れがあった際にはきちんと身元を確かめたうえで、点検を受け入れるに越したことはない、と強く思った次第である。

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