鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

お粗末に尽きるコードレスアイロンの仕組みと東芝修理相談センターの対応ぶり

2014-01-25 | Weblog
 かみさんが「アイロンの調子がよくない」というので、早速電源を入れてみると、全くスイッチが入らない。東芝のコードレススチームアイロンで、取扱い説明書を取り出して読んでみても、「電源が入らない」ことに対する対応は何も書いてない。仕方なく家電修理相談センターに電話して聞いてみると、「修理は買ったお店に持ち込むか、サービスステーションに持参してくれ」とのことで、買ったお店はヨドバシカメラで遠いし、サービスステーションへ行くのも面倒な感じで、買い替えるしかないようだった。
 このスチームアイロンを購入したのは8年前で、ネットで調べてみると、アイロンの寿命は長い人で14年も使っている人もおり、一概には寿命とも言い切れない。家電店でみてみると、安いのは3000円くらいからあり、わざわざ修理に持ち込むのも却って高くつきそうだ。
 で、どうせ買い替えるのならと、ドライバーでアイロン置き台のボルトを外してみて、内部を点検してみた。すると、コードレスとはいいながら、要するに通電部分に2枚の銅板があり、アイロンの後部にある棒状の部分と接触するだけの構造で、コードレスとはいいながら、コンセントを置き台に設置しただけの簡単なものだった。問題はその銅板の反り返り状態によって、接触していないだけのことで、反り返りを調整して、再度設置してみたら、なんとか電源は入るようになった。
 ただ、電源はついたもののアイロンをかけられるような高温にはいかないので、再び修理センターに電話して、「なんとかならないか」と聞いてみた。すると、最初に応対に出た男性は「ただ今混んでいますから、こちらから担当の者が電話します」というだけで、内容にはふれてくれんなかった。仕方なく、こちらの電話番号を伝え、待つこと1時間強で電話がかってきた。ところが、その担当者は肝心の技術的な内容については何も答えてくれず、「サービスステーションに持ち込むか、買ったお店に相談してほしい」というだけのことで、なんら参考とならなかった。
 で、覚悟を決めて再度、アイロン置き台の問題の銅板を再び調整してみると、今度は高温にまでいくようになった。ただ、最初に置き台の内部を分解した際にアイロンの中に蓄えた水をスチームとして吹き出すところを取り外し、溜まった石灰を掃除したところ、再びボルトを締めても元のようにならなくなってしまった。かみさんに言わせると、「それではアイロンがかけにくい」とのことで、近くのホームセンターで同じ大きさのネジを買ってきて、取りつけてもうまくいかない。かみさんの言うように中が空洞のままではアイロンとしての用をたさないことだろう。
 思い余って、スチーム吹き出し部分の金具をセメダインで接着し、時間を置いてから、電気を入れてみたら、固まったセメダインも220度の熱に溶けずになんとか、復元した。試みにかみさんに使ってもらうと、ちょっとセメダインの匂いがするが、問題はなさそうだ、という。これでしばらく使ってみて、ダメなら買い替えることとした。
 それにしても東芝の修理相談センターの対応はお粗末なものだし、コードレスアイロンの仕組みそのものもお粗末なものであることが判明した。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-01-19 10:06:13
アイロンが壊れただけでこんな嫌がらせのブログかくのか。。。
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