写真①:アクロス福岡文化誌10・『福岡県歴史散歩』のPRポスターに使われた「宮地嶽神社」参道の〝光の道〟。参道を照らす夕陽で人影が浮かび上がります。
=福岡市中央区天神の「アクロス福岡」1階で、2016年5月7日10時25分撮影
貝寄せの浜・〈貝寄せ館〉物語 106
:『絶景の道』
「宮地嶽神社」参道石段からの絶景・〝光の道〟
アクロス福岡文化誌10・『福岡県歴史散歩』のPRポスターにも登場
5月7日午前、福岡市中央区天神の「アクロス福岡」1階・「円形ホール」そばを訪れたところ、掲示されたアクロス福岡文化誌10・『福岡県歴史散歩』(海鳥社刊、アクロス福岡文化誌編纂委員会編)のPRポスター=写真①=に「宮地嶽神社」参道石段からの絶景・〝光の道〟が使われているのに気付きました。県内各地の歴史や史跡、周辺の見所を紹介した3月刊行の同書表紙写真を転載したポスターです。
私の所属する福津市のまちづくり団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は2014年7月、「宮地嶽神社」参道石段から真っすぐ1.4Km先の宮地浜に夕陽の沈む時刻と方角が即座に分かる「夕陽風景時計」と、同時計前を発着点として「宮司・浜の松原」や「宮地嶽神社」を2時間半で巡る「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8Km)を開設。その結果、15年9月に同フットパスが福岡県内ただ1か所の『絶景の道100選』に認定=写真②=され、16年2月には夕陽が参道を照らしながら沈む「宮地嶽神社」石段からの絶景が、タレントグループ・「嵐」のテレビCMで〝光の道〟として放映され、夕陽景観の素晴らしさが全国的に有名になりました。
写真②:『絶景の道100選』認定証と「津屋崎里歩きフットパス」の解説パネル
=福津市津屋崎3-18-16の「貝寄せ館」で撮影
『福岡県歴史散歩』のPRポスターに夕陽が参道を照らしている〝光の道〟の絶景カラー写真がつかわれたのも、うなずけます。「津屋崎千軒 海とまちなみの会」では、21日(土)午前11時から「円形ホール」で行われる「第10回福岡県景観大会」(主催・県美しいまちづくり協議会、福岡県)の「各地のまちづくり活動紹介」で、「夕陽風景時計」を活用した地域づくり~夕陽を楽しむ まち興しツール~」と題して、同時計考案・設計者の緒方義幸・同会「景観デザイン委員会」委員長が活動発表します。
「夕陽風景時計」が、住民と観光客が楽しめる町興しツールとして地域づくりに活用が広がっていることをスライドで説明するほか、1階・「アトリュウム」の展示ボードでも宮地浜「夕陽風景時計」の解説文や、「夕陽風景時計」を地域に生かす〝夕日おじさん〟として緒方委員長を紹介した3月29日付西日本新聞記事を掲示します。