とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

日本の人口は減少の一途

2010-12-21 23:32:26 | 呟き
このところ、少子高齢化問題が叫ばれ、将来の日本の人口問題について危惧する話題をよく目にする。国立社会保障・人口問題研究所が予測する日本の将来人口推計では、2006 年の1億2,774万人がピークとなり、2007年から人口は減少を始めるとされ、2050年の推計人口は9515万2000千人と予測している。これは1年平均にすると74万人であり、新潟市(78万人)や静岡市(70万人)といった規模の都市県庁所在地が,毎年1つずつ日本から消えていく計算になるそうである。

日本の社会は少産多死社会であるとされる。すでに人工ピラミッドがピラミッド型からひょうたん型へと移っており、将来的にはつぼ型に進んでいくと言われている。これは、日本の特徴が少子化の進行よりも、高齢者の多死がさらに進行しているという現実に他ならない。2007年から団塊世代のリタイアが始まり、これまでの成長、拡大型の経済や社会ではなくなって来ているといっていいだろう。

企業からいえば、団塊世代のリタイアは経験やノウハウの伝承に深刻な影響があるという。経験をつんだベテランのノウハウが伝承されないことによる技術力の低下により、国際競争力への影響も懸念される。60歳以上の経験をつんだベテランのノウハウを活かす雇用の創出や雇用条件づくり等の団塊世代活用方法の検討が必要との説もある。だが、何時までも高齢者が幅を利かせて若者の職場を奪ってしまうことがいいのかという問題提起もある。

また、世界でも類を見ない日本の少子化の背景には、育児や教育への負担の大きさ、結婚や家族に対する意識の変化、若者の失業など将来への不安など、子供を生み育てていく社会環境整備が不十分なことなどがある。子供たちを生み育てやすい環境を作るための対策として、若者の就労支援や育児休業など仕事と家庭の両立支援、地域の子育て支援等を政府が行なおうとしているが、現実問題として劇的に改善されている状況とは程遠いようだ。

しかも、これらの施策により出生率が増加に転じても、子供たちが成長するまでには10年、20年の時間を要するわけで、人口減少社会への対策として当面の効果はあまり期待できそうにないという。特に、子供を生むことのできる女性人口そのものが大幅に減少していくので出生者数を増加させることは期待できないそうだ。つまり人口減少社会は回避しようのない問題となり、しかもそれは今後何十年も続くことがほぼ確実なのである。日本全体の経済力の低下は避けようがなく、自分の子供や孫の世代は厳しい現実にさらされていくのかもしれない。


明日は、皆既月食だけど…

2010-12-20 20:04:57 | サイエンス
見切り発車さんからの情報で、21日に皆既月食があることを知った。
皆既月食とは、月が地球の影の中に完全に入ってしまう現象である。

今回の月食は、15時32分から始まるそうだが、この時間では日本のほとんどの地域で月が地平線の下にあるため見ることは出来ない。東京の場合で、月の出が16時23分になるが、すでに8割近くまで欠けた状態で昇ってくるそうだ。そして、出てきたかと思ったら16時40分には皆既月食になってしまう。

皆既月食になると、月全体がほんのりと赤く染まり、普段は見たこともないような美しい色になるそうである。そして、17時54分に皆既月食が終わり、徐々に部分月食となり19時2分に終了する予定である。

これもめったに見ることのない珍しい自然現象なので見てみたいのだが、肝心の天気が怪しい。天気予報では、ちょうど月食の始まる時間辺りから雨が降り始め、明日の夜はずっと雨模様だ。今回は外れそうもない予報だけに、月食観測は諦めるしかないようだ。

パソコン引越し

2010-12-19 21:56:22 | パソコン
ノートパソコンがだいぶ安くなってきたので、妻のノートパソコンを買い換えた。
今まではOSがWindows XPでかなり使い勝手が悪くなってきていたので買い替え時だった。
新しいのはWindows7で、CPU、メモリーも高速のものにしたのでかなり使い勝手は期待していい。

早速、梱包を開きセットアップをした。
無線LAN内臓なので、インターネットの設定は、すぐに出来た。
あとはメールの設定である。こちらもアドレスやらパスワードを入れて設定完了だ。

ただ、古いパソコンには過去のいろんなデータが残っている。
消さずに新しいパソコンにそのまま引越しさせないといけないので、
パソコンデータ引越しソフトだけは買ってきた。
LANケーブルをつなぎ、引越し元と引越し先のパソコンにそれぞれソフトをインストールする。
あとは、引越しさせるデータを選択してスタートさせるだけだ。

今この記事を書いている間、せっせとデータの引越し作業をやっている。
そして、無事データの引越しが完了したようだ。
明日からは、新しいパソコンで快適に使えるはずだ。

2010浜名湖半周忘年ラン

2010-12-18 22:26:02 | マラソン
今年も走る仲間たちとの忘年ランに参加してきた。今年の参加者は40名と昨年よりも更に増え、呼びかけ人のヒロボーさんも昨年以上の参加者に喜んでいた。

去年の様子は、こちらから
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/e458655de5ababf6d516ea55bc7b500a
スタートは、昨年同様東海道線の弁天島駅がスタートである。午前9時に弁天島駅を下りると半分以上の参加者が集まっていた。受付するのも、行列である。今年は、昨年ほどの冷え込みはなくそれなりのウェアで充分だった。恒例の集合写真を何枚も撮って9時半に駅前をスタートした。


渚園を過ぎると浜名湖を見ながら走ることになる。


中之島大橋は一番風当たりが強い場所だ。帽子が飛ばされないよう頭を抑えながら走る。今年も浜名湖の青さと、空の青さは健在である。ロケーションはすばらしく気持ちよく走れる場所だ。


このあとは、浜名湖沿いにずっと走っていき、浜名湖周遊自転車道に入る。スタートして1時間半ほどで舘山寺の遊覧船乗り場に到着である。ずっと仲間達と話しながら走っていったので時間がたつのも気にならなかった。なんだ、もう着いたのという感じであった。40人近い人が乗船するので、料金も団体割引にしてもらい、ちょっぴり得した気分である。やがて乗船時間となり、全員が無事乗船。船は貸切状態だった。


船は約30分乗る。暖房が効いた船内は心地よかったが、いざ下船するとやはり外は寒い。ゴールまでは22キロほどある。寒いので、みんなひたすら走っていく。瀬戸の赤橋を通り、浜名湖西岸をもくもくと走る。途中からは浜名湖から遠ざかってしまい、水辺が見えなくなってしまう。今回は、みんなペースが速いのか休憩することもほとんどなく競艇場近くまで来た。昨年までは、競艇場入口にあるサンマリンブリッジという大きな吊橋をわたり競艇場の周囲を走っていくのだが、今回からコースが変更となり新居関所の横を通っていくようになっていた。私は、昨年のコースが頭にあったのでそのままサンマリンブリッジを渡るつもりで進んだしまった。しかし、後続の人たちが手前でどんどん曲がっていったのでコースが変わっていたことがわかった。去年と同じと思って地図を貰ってなかったのが原因だった。やはり、みんなが行くコースにしようということで引き返し、新居関所、新居町駅を通ってゴールの旅館「浪花」に着いたのは、午後3時前であった。後半も、ほとんど休むことなく走ってしまい、思ったよりハイペースだったようだ。


ゴールの会場も去年と変わり、新居弁天公園近くにあり部屋からの浜名湖の景色がいい場所である。


男女交代で、入浴後4時くらいから宴会が始まった。ひととおり食事も進んだころ、今回も恒例の自己紹介と今日の感想、今年良かったこと、来年の抱負などを一人ずつ話す。去年以上の人数なので、全部終わるのはさらに時間がかかる。今年も、みんなのすごい活躍の話を聞いて、おおいに盛り上がった。



盛り上がったところで、浜松に帰る仲間達で、寄り道しようという話となり、先に帰ることにした。寄り道とは、7年ぶりに地球に帰還した「はやぶさ」の展示が、浜松のアクトシティ展示ホールで昨日から明日まで展示されているという話を知って、みんなで見に行こうという事になったのだ。展示時間は午後8時までということで既に午後7時を過ぎていたが、夜だからすいて丁度いいだろうと予想だった。ところが、考えは甘かった。夜になっても大人気でたくさんの人が来場して、整理券で入場制限をしていたのだ。この時間に行っても閉館時間を過ぎてしまうという事で、近くまで行ったのに泣く泣く帰るしかなかった。「はやぶさ」の人気は凄いものである。明日までなので、再チャレンジは可能だが、明日は別の予定もあるので無理だろうな。



ネット通販にもパスワード入力

2010-12-17 22:06:51 | ニュース
日本クレジット協会(JCA)と日本クレジットカード協会(JCCA)は、来年3月以降、新たにインターネット通販のカード決済を始める加盟店に対し、パスワード入力による本人確認システムの導入を求めるガイドラインを公表したそうである。

ネット通販は、いまやなくてはならないツールであり、私もネットで買い物する事が多くなっている。しかし、相変わらず他人名義のカードを不正利用する「なりすまし」の被害が多いらしい。よって、安全を確保する上でその都度パスワードを入力するようにしてもらったほうが安心である。パスワードを入れるくらいは、それほど面倒でもないので是非導入して欲しいと思う。

ただこのガイドラインには強制力はなく、安全と引き換えに加盟店の手間やコストもかかるため、一気に導入が進むかは未知数だという。安全なサイトであるというステータスにもなるので、大手のネット通販サイトでは、積極的に導入して欲しいものだ。


やっと「マークスの山」読破

2010-12-16 23:21:41 | 読書
マークスの山(下) 講談社文庫
高村 薫
講談社


WOWOWの連続ドラマWとして放送された「マークスの山」を見終わってから、あらためて原作を読んでみた。原作者は、高村薫という女性だが内容は典型的な男社会である警察組織をリアルに書き込んであり、女性がここまで細かい描写を書けるというのは驚きだった。高村薫という作家の作品は、とにかく長編が多い。1ページあたりの文字数がやたらに多く、一見すると読むことが難行苦行のように思えるくらいの長文が続く。それでも、読み出すと飽きることなくページが進んだ。

ドラマ版を先に見ているせいか、原作中の登場人物はドラマで出演した俳優の顔が頭に浮かび、けっこうイメージを膨らませて読み進んだ。合田警部補は上川隆也、マークスは高良健吾、高木真知子は戸田菜穂、林原は小日向文世、佐伯は佐野史郎、佐野警部は大杉漣、加納検事は石黒賢と彼らのイメージがダブっていた。上川隆也や高良健吾は原作とのイメージとも良く合っていると思う。また戸田菜穂は薄幸の女性役が似合う。悲しげな顔は儚げで健気である。また、林原の人格をなくしたような無表情で話す合田警部補との対面の場面では、小日向文世の顔が浮かんできた。ただ、加納検事は石黒賢ではないような気がした。

やはり映像化したものと原作とは、細かい点で違うことがあるのは仕方ない。蛍雪山岳会のメンバーが山で野村を殺害しようと連れ出したところまでは原作とドラマに違いはなかったが、原作では野村の死因は雪山での疲労による自然死であり、ドラマでは山岳会のメンバーが故意に殺害したようになっていた。いづれにしても、名門大学山岳部のメンバーの一人が不自然な死をしたことが公になることを恐れた他のメンバーが事件を抹殺した理由にはなる。また、原作の雑誌記者の根来は男性であまり登場する機会はなかったが、ドラマでは女性で小西真奈美が演じていた。ドラマでは重要な役どころで、視聴者受けを狙ったものかもしれない。

この作品は、山岳小説でもなければ単なる警察小説というわけでもない。また、ミステリーというには謎らしき謎はあまりない。ただ、警察内部の確執や検察と組織の有力者たちとの癒着などを緻密で精細に描いている。そして、その中で警察や検察が右往左往する姿は実に良くかけているといっていい。相当取材して書いたのだろうと思われるが、ものすごくリアリティを感じる内容である。南アルプスや北アルプスの地名等もいろいろ出てくる。山好きとしてはこの辺りも気になるところだが、綿密に書かれているのが良くわかった。北岳周辺の地図が載っていて、犯行現場や下山ルート、マークスのたどった経路等が地図を見て想像が膨らんだ。さらに、マークスと高木真知子との関係を細かく描かれていたことにより、北岳を終焉の地にマークスが選んだことが頷けた。これらの要素を複雑に絡めた社会派的作品といえる内容である。

今回は、文庫で読んだのだが、この作家は文庫化する際、相当改訂するらしい。単行本とはだいぶ違うところもあるようだ。単行本を読むとまた違った感想になるかもしれないが、マークスが蛍雪山岳会のメンバーを追い詰めようとした経緯や養父母を殺害した理由等がいま一つ良くわからない。作者のほうでマークスの心情的なことをあえて書かなかったのか、文庫化したとき削除してしまったのかは良くわからない。最後は、北岳山頂から天空に浮かぶ富士山の描写であった。私も、実際見たことがあるのでその情景は目に浮かぶ。マークスの思いも判らないわけではない。だが、いままで、いろんな話を絡めて進んできたのに、あっけない終わり方に消化不良感があった。個人的には、後日談的なものを入れて欲しかった。


エクスペリア使いだして3ヶ月

2010-12-15 22:57:59 | グッズ
ガラパゴスケータイ(ガラケー)からスマートフォン(スマホ)に乗り換えて3ヶ月経つ。インターネットやメールチェックをどこでも出来るので、それなりに重宝はしているがまだまだ発展途上といわざるを得ない。日本だけで、独自に進化したガラケーは日本人にとっては使いやすいし、その使い勝手に慣れてしまった今、それと同様の機能がないスマホはストレスを感じる。

スマホの代名詞と言えばソフトバンクのiphonである。だが、docomoユーザーとしては、やすやすとソフトバンクに乗り換えることはかなりの勇気を要する。Appleが独自の発想で練り上げた機種だけに、遊び心を中心に考えるならiphonは魅力あるスマホである。だが、通信エリアを考えると、あっちこっち出かける私にとっては使えないスマホだ。docomoで販売してくれたら絶対購入していたはずだと思うが、今となっては仕方がない。

そんなこともあって、iphonに対抗するdocomoのスマホの本命だという触れ込みに触発されてエクスペリアを購入するに至った。ほぼ3ヶ月ほど経ったが、残念ながら評価はマイナスである。一番の欠点は、バッテリーの減りが早いこと。大画面を表示させるため、減りが早いのは仕方ないのだが、GPSでナビ代わりに使っていたら1日であっという間にバッテリー切れを起こしてしまう。通常の使い方でも二日ごとに充電しないともたない。予備バッテリー、充電コードは常に持ち歩いていないと緊急時の対応が出来ない。

また、いろんなアプリを入れたことによる原因なのかもしれないが、ちょっとした動作不良があると突然電源が落ちてしまう。ほっとくと再起動するようであるが、続けて何度も電源が落ちてしまうとイライラが最高潮に達する。先日もdocomoショップで見てもらったが、入れたアプリによる原因かもしれないような話だけで、はっきりした原因は判らなかった。先日、OSをアンドロイド2.1にバージョンアップしたのが良くなかったのだろうか?OSにバグがあるのかもしれない。とにかく、突然電源が落ちてしまう現象は、手の施しようがない。

そして、肝心の電話機能についてだが、ガラケーに比べるとまだまだ物足らない。前使っていたガラケーには、本体に留守電対応機能がついていたので、docomoと留守電サービスの契約しなくても良かったのに、エクスペリアにはない。止むを得ず、留守電のネットワークサービスを申し込んだ。また、私は通常マナーモードにしておくことが多い。ところが、マナーモードの際のバイブレーションが非常にわかりづらい。胸ポケットに入れておいてもバイブレーションしているのが気づかないことが多い。このところ、一発で電話に出たことがほとんどない。エクスペリアのバイブレーションは控えめすぎて役にたたない。

他にも、タッチしたい場所がうまく選択されないことが多い。指の押し方が悪いのかもしれないが、何度も違う場所が選択されてしまい押し方のコツが必要である。そんなこともあったりして、一時的には機種変更を真剣に考えた。だが、おちついてから考え直した。まだ、日本のスマホは発展途上である。最近では韓国製のギャラクシーSの評判がいいようだが、その後シャープや東芝からもワンセグ機能、赤外線通信機能などがついた機種が出るようだし、もうちょっと様子を見たほうがいいかもしれない。いろいろ不満はあるが現行のエクスペリアをもう少し使い続けてみることにする。

おじいちゃんの仲間入り

2010-12-14 23:05:29 | 呟き
私事だが、来年には私もおじいちゃんの仲間入りしそうだ。
結婚して何年もたち、なかなかおめでたの連絡がなかった息子夫婦だったが
先日久しぶりに連絡があり、来年出産予定だということがわかった。

結婚した当初は、子供のことを話したことがあったが
いつまでもそんな話をすると嫁さんに余計なプレッシャーを与えかねないので
ここ最近は、じっと我慢で子作りに関しては禁句としていた。

果報は寝て待てというが、朝起きた時妻からいいニュースがあるよと言われ、はじめて聞かされた。
もったいつける妻の言い方に何だろうかと思いながらも、落ち着いて聞いたら朝からいい気分になった。
他人からおじいちゃんといわれるのは、まだまだ抵抗あるが、孫からだったら許せるかな?
子供の性別もすでにわかっており女の子らしい。
嫁さん似のかわいい子が生まれるのを楽しみにしている。

東京マラソン財団事務局からメールが…

2010-12-13 20:34:35 | マラソン
今日、メールの受信トレイを見たら差出人が「東京マラソン財団事務局」という文字が見えた。
うひゃ!これって追加当選のお知らせかと淡い期待を抱いてメールをチェックした。
なんのことはない。「※ 抽選結果のお知らせではございません。」と
しっかり断り書きが書いてあった。

このメールは
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   ◇◇ 東京マラソン2011チャリティ“つなぐ” ◇◇
  ◆◆寄付金およびチャリティランナー募集のお知らせ◆◆
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というメールであった。

10万円以上の寄付をした人の中で、希望すればチャリティ活動をアピールすることを条件に先着で1000人まで参加できるというお知らせだ。

以前誰かが、10万円以上払えば参加できるようなことを言っていたが、こういう事だったのである。チャリティで参加することもいいことではあるが、10万円も払って参加したいほどの大会ではない。なんか、お金さえあればどうにでもなるようなイメージが湧いてしまう。しかも、10万円払ったランナーはチャリティランナー用の特別なデザイン・色のTシャツを着用して走るらしく、かなり目立ちそうだ。そこまでして、チャリティに協力してますよと走るのは気恥ずかしい。有名人やお金持ちしかできそうもないことだ。

我々、一般の市民ランナーレベルでは、縁のない募集である。チャリティとはあくまでも善意の気持ちを表すものであり、その金額のレベルで格差を設けるのはどうなのかだろうか。ちょっと腑に落ちない募集に疑念を抱いた。


フィギュアスケートGPファイナルの結果

2010-12-12 20:26:15 | スポーツ
今年も、フィギュアスケートの季節がやってきている。毎年、日本人選手の活躍があり楽しみでもある。しばらく前からグランプリシリーズが始まっていて、昨日ファイナルが終わった。

男子は織田信成が日本勢最高の2位に入り、小塚崇彦が3位、高橋大輔が4位と日本人の優勝はなかった。特に高橋が4位になってしまったのは残念な結果だ。

そして、女子は16歳の村上佳菜子が、2位のカロリナ・コストナーとわずか0.01点差で日本勢最高の3位。鈴木明子は4位、安藤美姫が5位と、こちらも日本勢の優勝はなかった。村上佳菜子はシニア転向後で2位と僅差での3位であり、すばらしい成績である。もし優勝できたら、浅田真央、キム・ヨナに並ぶ初出場Vになる快挙だったが、そこまでは届かなかった。周囲は期待していただろうが、本人はそこまでの気負いもなく素直に3位を喜んでいたのがよかった。まだ、幼いイメージがありこれから年を重ね大人の女性の雰囲気を身に着けてステップアップしていったほうがいいだろう。

鈴木明子、安藤美姫はフリーの演技は凄く良かった。特に安藤美姫は、フリーだけの得点では全選手中の最高得点をマークしている。本人も会心の演技ができた自覚があって終了後のガッツポーズは印象的だった。たしかに素晴らしい演技でジャンプもきれいに着地が決まり安定感があった。惜しむらくは、規定での得点があまりにも低かったことだ。転倒があってジャンプがうまく決まらなかったことによるものだが、規定、フリーとも確実に得点していかなければ大会での好成績は望むべきもない。一頃のどぎついメークも少なくなり、大人っぽい演技に磨きがかかってきたともいえる。今後も安定した滑りが出来るようになるのを期待したい。

しかし、一番残念だったことは浅田真央がGPファイナルに出場できなかったことである。NHK杯8位、フランス大会5位と、今季は最悪の結果に終わってしまっている。好不調の波は誰にでもあり、彼女にとっては今が一番の踏ん張りどころであろう。12月の全日本選手権で3位以内に入らないと、世界選手権への出場すら危ういという。全日本選手権での彼女の笑顔を何としても見たいものである。