とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

フィギュアスケートGPファイナルの結果

2010-12-12 20:26:15 | スポーツ
今年も、フィギュアスケートの季節がやってきている。毎年、日本人選手の活躍があり楽しみでもある。しばらく前からグランプリシリーズが始まっていて、昨日ファイナルが終わった。

男子は織田信成が日本勢最高の2位に入り、小塚崇彦が3位、高橋大輔が4位と日本人の優勝はなかった。特に高橋が4位になってしまったのは残念な結果だ。

そして、女子は16歳の村上佳菜子が、2位のカロリナ・コストナーとわずか0.01点差で日本勢最高の3位。鈴木明子は4位、安藤美姫が5位と、こちらも日本勢の優勝はなかった。村上佳菜子はシニア転向後で2位と僅差での3位であり、すばらしい成績である。もし優勝できたら、浅田真央、キム・ヨナに並ぶ初出場Vになる快挙だったが、そこまでは届かなかった。周囲は期待していただろうが、本人はそこまでの気負いもなく素直に3位を喜んでいたのがよかった。まだ、幼いイメージがありこれから年を重ね大人の女性の雰囲気を身に着けてステップアップしていったほうがいいだろう。

鈴木明子、安藤美姫はフリーの演技は凄く良かった。特に安藤美姫は、フリーだけの得点では全選手中の最高得点をマークしている。本人も会心の演技ができた自覚があって終了後のガッツポーズは印象的だった。たしかに素晴らしい演技でジャンプもきれいに着地が決まり安定感があった。惜しむらくは、規定での得点があまりにも低かったことだ。転倒があってジャンプがうまく決まらなかったことによるものだが、規定、フリーとも確実に得点していかなければ大会での好成績は望むべきもない。一頃のどぎついメークも少なくなり、大人っぽい演技に磨きがかかってきたともいえる。今後も安定した滑りが出来るようになるのを期待したい。

しかし、一番残念だったことは浅田真央がGPファイナルに出場できなかったことである。NHK杯8位、フランス大会5位と、今季は最悪の結果に終わってしまっている。好不調の波は誰にでもあり、彼女にとっては今が一番の踏ん張りどころであろう。12月の全日本選手権で3位以内に入らないと、世界選手権への出場すら危ういという。全日本選手権での彼女の笑顔を何としても見たいものである。