とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018佐渡トレッキングツアー:2日目後半

2018-05-22 19:09:18 | 山登り
9:52。役の行者への分岐に出た。左に行くと役の行者、右に行くと残雪期ルートだ。とりあえず、役の行者方向に行ってみる。


すぐに雪渓が出てきた。多少踏み跡があるものの、急斜面をトラバースするコースとなっており、ちょっと危険かなと思い引き返す。まだ、残雪があり、おとなしく安全な残雪期ルートで行くことにした。


10:15。雪解け水がジャバジャバ流れる登山道を登って行くと、あやめ池に出た。


あやめ池から先に進むと、再び雪渓が出てきた。


雪渓を見上げると、覆いかぶさってくるような雪の壁だ。ロープに捕まってよじ登るように上がって行く。この日最初で最後の難所だ。


雪渓を登り切って下を見ると、あやめ池があんなにも小さく見える。


最後の雪渓だ。ここは、ゆるやかな傾斜なのでルンルン気分で登って行ける。雪渓を登り切れば金北山山頂だ。


自衛隊のレーダードーム跡が見えてきた。


10:41。金北山山頂1172mに到着だ。山頂には金北山神社が祀られている。




眼下の展望も素晴らしい。朝が早かったので、山頂でお昼とした。山小屋で作ってもらったおにぎり弁当が美味しい。


11:20。当初の予定よりだいぶ早く着いてしまったが、早め早めの行動という事で下山を開始する。狛犬の間を通り抜け下って行く。


前方の山の上に見えるのは、自衛隊の新型レーダー基地だ。金北山にあったレーダーは廃止され、2010年から金北山の西隣の妙見山山頂に新型レーダーが設置されたそうだ。このレーダーで日本海全域を監視するのが役目だ。


因みに、金北山から白雲台までの道路は、防衛省が管理する道路の為、無断で通行することはできない。事前に通行許可をとっておかなければならないのだ。

自衛隊の車両が通行するためか、重量のある車両が通っても大丈夫なようなコンクリート舗装道路を歩く。途中、演習中の自衛隊員を見かけたが、特に呼び止められることもなく普通に歩くことが出来た。


12:20。白雲台にある通行ゲートまで来た。


ゲートの脇にあるロープを外して通り抜ける。


通行する際には、通行届が必要になる旨が記載されている。


12:25。白雲台交流センターに到着する。ここで、今回の大佐渡山脈縦走が終わりとなった。当初は、16時頃着けばいいと思っていたのだが、朝のスタートが早かった事もあり、予定よりもかなり早く着いてしまった。白雲台からは、1本しかない16:30の金北ライナーに乗るつもりだったが、4時間も待つのはツラすぎる。

とりあえず、白雲台交流センターでカレーとビールで一休み。展望テラスからは、下界の景色を眺める。パノラママップによれば、北アルプス、妙高山、八海山、飯豊連峰、朝日岳などが見えるらしい。




実際には、春霞の為か、本州の山までは見えず、両津湾が見える程度だ。


結局、1時間ほどで待ちくたびれたので、タクシーを呼んでもらい、最寄りのバス停まで乗せてもらう事にした。タクシーを降りたのは、運動公園前というバス停だ。


時刻表を見ると、次のバスが来るまで30分以上もある。近くに何かないかと歩いてみると、八幡宮という神社があるようなので参道を歩いてみる。


赤い鳥居が見えてきた。


由緒ありそうな神社だ。


参道には、桜参道という名前が付いており、桜の時期に来ると見事な桜並木が見られそうだった。


あたりは、一面マーガレットが咲き誇っていた。


バスに乗車して両津港まで行き、コインロッカーに預けておいた荷物を取り出し、この日に宿泊するホテルに電話をかける。ちょうど送迎バスが港に来ているはずだというので、バスを探して乗車する。結局、ホテルに着いたのは15時過ぎとなり、十分余裕のある時間だった。

参考1.ドンデン山荘~十字路~マトネ~金北山~白雲台 コースマップ


参考2.ドンデン山荘~十字路~マトネ~金北山~白雲台 高低図


「2018佐渡トレッキングツアー:3日目」に続く。

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