とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2022第2回信越トレイル:セクション5

2022-07-13 06:35:52 | 信越トレイル
前日ゴールだった関田峠からスタートだ。


その後、しばらくは急坂が続くが、あとはなだらかな歩きやすい道が続く。西側の展望が開けると、百名山の妙高山と火打山がくっきり見える。第1回の時も、所々で見えていたが、今回はかなり近づき大きく見える。


やがて下り道となり、グングン下がっていくとトイレやバンガロー風の建物が出てきた。案内板を見ると、光ヶ原高原キャンプ場と書いてある。どうもおかしいなと思って地図を確認すると、いつの間にか信越トレイルを外れ、全く違うルートを歩いていたことが分かった。


女性陣は、トイレがあって助かったようだが、かなり余分に歩いてきてしまった。間違えた分岐地点まで20分ほどで戻る。分岐点まで戻ると、通った記憶があるものの、歩きやすい道で、話しながら歩いていたこともあって、道なりに沿って通り過ぎてしまったらしい。

分岐点からほどなくして梨平峠に到着する。


牧ノ小池は、モリアオガエルとクロサンショウウオが産卵する場所だ。


よく見ると、木の枝にモリアオガエルの卵塊がくっついている。


牧峠に到着する。牧峠から舗装道路を15分ほど下ると水場があるという事で、水を求めて道を下る。


道路脇から長いパイプが突き出ていて、冷たい湧き水が流れ出ている。湧き水で生き返ったような気分になり、休憩したくなったが、風があって日陰で休憩できるような場所がなく、牧峠まで戻る。


牧峠から信越トレイルに戻り、しばらく坂を上り、たいらで風が通りそうな場所でランチ休憩だ。


花立山に到着。セクション5のほぼ中間地点だ。


「幻の池」と呼ばれる小さな池に到着する。大きなブナの樹が林立する深い森の中にひっそりとたたずむ池である。決して眺望のいい場所ではなく、周囲はうっそうとしている。


なぜ「幻の池」というのか。ちょっと気になって調べた。以前はここに池がある、ということをはっきり確認できておらず、25000分の1地形図にも池記号がなかった。でも山仕事をする人や一部のヤブ山マニアには知られていたらしい。「信越トレイル」ができ、だれでも行けるようになると「あ、ちゃんと池があるね」と確認でき、幻でなくなったというわけだ。


セクション5のゴール地点となる伏野(ぶすの)峠に到着する。戦国時代は、軍用道路として利用されたそうだ。


お迎えのバスも、待っていてくれたので、一安心だ。


参考1.信越トレイル・セクション5の高低図&コースタイム


参考2.信越トレイル・セクション5のコースマップ