とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019熊本城マラソンツアー:2日目熊本城マラソン

2019-02-21 20:51:17 | マラソン
マラソン当日。ホテルから歩いてスタート地点に向かう。荷物を預け、スタート地点からやや離れたDブロックでスタートを待つ。この間の道路は、市電もすべてストップしている。


スタートの号砲がとどろき、列が少しずつ前に移動していく。熊本信用金庫の壁面は、巨大なクマモンの顔になっている。さすが熊本らしい。


市電の線路を挟んでメインストリートの反対側は、応援の人垣で一杯だ。


号砲から7分ほどでスタート地点に近づいてきた。


応援アンバサダーの石川さゆりもクマモンと一緒に応援していてくれる。


止まっている市電の横を通って、これから42.195キロのスタートだ。


沿道では、大きな応援旗を振っている人たちも…。


登り坂に掛かると、前の方もぎっしりランナーで埋め尽くされている。


最初の折り返し地点。


何とバットマンが太鼓をたたいていた。


九州新幹線の高架下を進む。


川尻エリアは伝統工芸の刃物や、酒蔵など、昔から栄えていた町並みがいい感じだ。


18キロあたりで、地震で崩壊した家屋を見かける。未だにこのような建物があちこちに残っていて地震のすさまじさを思い知らされた。


天明エリアの田んぼでは、たくさんの案山子がランナーを応援していてくれる。


25キロから30キロまでは、熊本港線の広い道路の折り返しだ。鯉のぼりと幟旗が竹竿に止められ風になびいている。




26.7キロ地点のエイドは、マラソンの父「金栗四三」のゆかりの地という事で、玉名女子高等学校の生徒が作ったラズベリージュースとシナモンロールが「ペトレ家のおもてなし」として提供された。「ペトレ家のおもてなし」というのは、金栗四三が1912年ストックホルム五輪大会に日本人として初めて参加したが、猛暑と疲労のため途中でコースを外れて完走を果たせず、その時、金栗を介抱したのがストックホルムのペトレ家だったことから、同じようにランナーをおもてなししたいという趣旨のようだ。


川の横を走り、橋を渡ると40キロ地点だ。


「笑顔でゴール」の応援がとてもうれしい。


残り1キロ地点で登り坂に。最後にこの登りはキツイ。


石垣は、まだ崩れたままで地震の爪痕が、痛ましい。


そして、もう1回キツイ登り。これを登り切ればゴールは間近だ。


加藤神社の看板のさきにやっと熊本城の天守閣が見えた。


フィニッシュゲートへ。


熊本城をバックに記念撮影。ゴール地点は二の丸となり、天守閣とはかなり離れている。熊本城のほとんどの区域は未だに立ち入り禁止となっていて、天守閣の全体が見られるのはまだまだ先のようだ。


みんな無事ゴールしたと連絡があり、荷物を受け取ってホテルまで歩いて帰ることにしたが、あちこちに通行規制がかかりまっすぐ進むことができず、かなり大回りしながらホテルに帰ることになってしまった。

ホテルに帰って風呂に入り、さっぱりしたところで、近くの居酒屋で完走の打ち上げ会を行う。前日の3333段の石段往復が足に来ていたようで、やはり疲れはそれなりにあり、ホテルに戻るとあっという間に寝てしまった。

参考1.マラソンのコースマップ


参考2.マラソンの高低図


「2019熊本城マラソンツアー:3日目雲仙岳登山」に続く。