とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

地震ハザードカルテを見る

2013-12-24 21:14:51 | いろいろ
独立行政法人防災科学技術研究所では、ホームページ上で希望地点の地震危険度を診断できる「地震ハザードカルテ」の提供を始めている。
地震危険度を健康診断書のような形で見せる全国初の試みだという。
カルテは同研究所の「地震ハザードステーションJ-SHIS」システムによるもので、
住所を入力すると、周辺地域の「評価地点情報」「30年、50年地震ハザード」「表層・深部地盤」「総合評価」などの項目ごとに
データ、グラフなどが表示され、30年、50年以内に震度5弱から6強までの地震が発生する確率や土地の揺れやすさ、揺れの大きさなどがわかる。

早速自宅の住所を入力して、地震ハザードカルテを作成してみた。
できたカルテのイメージは、こんな感じである。


総合評価をよく見てみると、震度5弱以上になる確率、震度6弱以上となる確率、再現期間1000年の震度、再現期間1万年の震度がすべてEランクであった。
要するにハザードのランクが最大であるという事だ。
ほかの地盤の揺れやすさのランクは低めとなっているが、それ以上に大きな地震に見舞われるという事は間違いない。




因みに、30年間で震度5弱以上の揺れに見舞われる確率は98.9%、30年間で震度5強以上の揺れに見舞われる確率は97.3%、
30年間で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は94.2%と非常に高い確率である。
また、30年間で震度6強以上の揺れに見舞われる確率は55.4%となっており、これも決して低くはない数字だ。


カルテは、ダウンロードしてA4判用紙1枚に印刷できる。
印刷結果を見ながら、いかに大きい地震に見舞われる可能性が高い場所だという事が良く分かった。
何十年も前から大地震への備えを叫ばれていたが、こういう数字で示されると、危機感が増してくるというものだ。

地震ハザードカルテのアドレスは、http://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte