とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013伊勢神宮・式年遷宮参拝エンジョイマラニック

2013-12-01 23:47:49 | マラソン
今年は、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮にあたり、この機会を逃すともう走っては行けないかもしれないということで、この特別企画のマラニックに参加してきた。今回の走行距離は25キロくらいだが、これだけ走るのは久しぶりなのでしっかり走れるか心配だったが、最後まで楽しく無事に走ることができた。

まずは、車で伊良湖岬のフェリーターミナルまで車を走らせた。伊良湖岬から1時間ほどフェリーに乗船し、鳥羽港に到着する。


鳥羽港に直接来たランナーたちとも合流し、まずは集合写真を撮る。ちょっと寒いが、風はほとんどなく暖かい日差しに包まれ走りやすい天気になっていた。


鳥羽港前を9:30にスタートする。


鳥羽といえば、ミキモトの真珠だ。ミキモト真珠島を横目で眺めながら通り過ぎる。


県道37号線に入り、伊勢神宮方面に進む。


沿道の紅葉を眺めながら、気持ちよく走る。


相生神社の前を通過する。この辺りで約10キロだ。


神宮神田という場所があった。神田(しんでん、かんだ)とは、神社の祭祀などの運営経費にあてる領田のことをいうそうだ。この神田では伊勢神宮に奉納するお米を作っているわけである。後方に見える建物は、いかにも神宮に関わっている建物だとはっきりわかる。


皇學館大学まで来ると、大きな鳥居があり、伊勢神宮が近いという感じがしてくる。


通りには灯篭が立ち並んでおり、伊勢らしさを感じてきた。


17キロほどで、伊勢市駅に到着する。ここからは、伊勢神宮外宮へ参拝する人の波であふれていた。


参道の店で伊勢うどんを食べてから、外宮参拝へと向かう。


まずは入り口の手水でお清めをする。


遷宮されたばかりの本殿は、凄い人の波である。入り口前までは、写真が撮れるが、一旦中に入ってしまうと撮影禁止である。


こちらは、以前の本殿があった場所だ。


本殿を従前とは異なる境内に新築移転したり、同じ境内で別の位置に新築移転したりすることを遷宮といい、定期的な遷宮を式年遷宮(しきねんせんぐう)と言う。伊勢神宮では、20年ごとに遷宮を行うことになっているのだ。因みに外宮では、豊受大御神 (とようけのおおみかみ)が祀られている。

中央の石の間に小銭が入ると縁起がいいらしく、小銭を投げている人がいた。簡単に入りそうだが、結構外している人が多い。


外宮から4キロほど走って内宮に向かう。内宮は、天照坐皇大御神 (あまてらしますすめおおみかみ)が祀られている。


内宮に入るには宇治橋を渡る。五十鈴川にかかる宇治橋は、俗界と聖界との掛け橋といわれ、この橋の先は神域となり、身も心も引き締めなければならない。この宇治橋は式年遷宮の4年前に架け替えられている。


五十鈴川の流れは清らかで、紅葉も素晴らしい。


内宮の本殿前で記念撮影。


この御白石からはパワーがもらえるという事で、みんな手をかざしていた。


内宮の参拝が終わり、おかげ横丁を歩く。おかげ横丁(おかげよこちょう)は伊勢神宮(内宮)前にあるお蔭参り(お伊勢参り)で賑わった江戸時代末期から明治時代初期の門前町の町並みを再現した観光地である。この横丁も凄い人波で、なかなか前に進めない。

おかげ横丁で見かけた唯一のコンビニのファミリーマート。ここも、派手な看板は規制されているのか、茶系統の地味な看板だ。




おなじみ赤福本店。赤福を購入したいお客の行列は、あきれるほど長かった。


神恩太鼓が行われていた。神恩太鼓とは、“神に対し今あることを感謝する”という「神恩感謝」の心を太鼓の音で表現したものだという。かなり迫力ある太鼓の音に聞きほれてしまった。





(後半から、アングルがズレてしまい上部が欠けてしまっています。お見苦しい点をお詫びします)

おかげ横丁からゆっくり歩いて、五十鈴川駅に到着する。


ここから近鉄電車に乗って鳥羽港フェリー乗り場に向かい、伊良湖岬経由で無事帰宅する。式年遷宮の年に、無事お伊勢参りができて良かった。走るほうも、結構調子良かったので一安心だ。