とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

映画『バイオハザードV リトリビューション』

2012-09-24 22:40:50 | 映画
映画『バイオハザードV リトリビューション』予告編


解説 (goo映画より)
日本発の大人気ゲーム「バイオハザード」、実写映画化第5弾。もちろん主演・監督は第1作目からこのシリーズに関わっているミラ・ジョヴォヴィッチ×ポール・W・S・アンダーソン監督という夫婦コンビ。世界各地の街角で『バイオハザード』の世界を再現している。本作の目玉は、過去4作に出演しているキャラクターやクリーチャーたち“バイオハザード・オールスターズ”が、様々な形で再び姿を見せていること。1作目の特殊部隊員・レインを演じたミシェル・ロドリゲスや、カルロスを演じたオデッド・フェールの登場は、ファンにはうれしいところだろう。4作目で第一感染者を演じた中島美嘉も登場し、ミラ・ジョヴォヴィッチとのアクション対決を見せている。

あらすじ (goo映画より)
アンブレラ社の空挺部隊との戦闘で海に落ち、意識を失ったアリス。彼女が目を覚ますと、そこはアンブレラ社の要塞のような巨大施設のなかだった。現在では敵となったジルに拷問のような尋問を受けていると、エイダ・ウォンというスパイが現れた。彼女はアリスの宿敵・ウェスカーの部下だが、彼女を救いに訪れたと言う。アリスはエイダと彼女の仲間たちと共に、東京やモスクワを模した巨大施設の中を通り抜け、施設からの脱出を図る。


このところ話題の映画をいろいろ見てきたが、やっぱりこのバイオハザードシリーズが一番面白い。今回の「バイオハザードV リトリビューション」で5作目となり、普通だと飽きられてしまいそうだが、ますますパワーアップして痛快でスピーディなホラーアクション映画であった。

先ず最初のシーンからして、意表をつく始まりである。いきなり水中に沈んでいるミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公のアリスがいると思ったら、急に水から船の上まで浮かび上がって、爆発、炎上シーンとなり、ヘリへと兵士が引き上げられていく。何だか変だなと思っていたら逆回しだというのに気が付いた。その後、通常の再生シーンに戻り、アリスが二丁ショットガンで撃ち落としたヘリの爆発で吹っ飛んで、水中に落ちて最初のシーンに再び戻っていく。なかなか面白い演出である。その後、アリスが映画1~4の出来事を語り、これまでのおさらいができる。過去の作品を見ていなくても、ある程度のストーリーの把握が出来るから判りやすい。私も、全作見てきているが、最初からでは何年もたっているので忘れているエピソードもありおさらいできてよかった。

その後も、飽きることのないノンストップアクションの連続である。登場人物は、過去のシリーズで出ていたキャラクターが入れ替わり立ち替わり登場する。第2作に登場したが、今回はアンブレラ社に洗脳されアリスとは敵対するジル・バレンタイン、原作ゲームのキャラクターである東洋系の美女エイダ・ウォン、前作に続いて登場の中島美嘉、敵対キャラでは頭巾を被った巨漢の処刑マジニが2体も登場。そして、巨大な生物リッカーも登場し、全編激しいアクションで飽きることがない。

とにかく、アリスのミラ・ジョヴォヴィッチはカッコよすぎる。どんな危険にあっても、冷静に敵をなぎ倒していくさまは惚れ惚れするくらいだ。また、アリスを救出して一緒に敵と戦うエイダ・ウォンも可愛いけど強すぎる。戦闘シーンの場所は目まぐるしく変わり、住宅街、実験施設、東京、ニューヨーク、モスクワ、地下倉庫、雪原と一瞬でいろんな場所を移動していく。あくまでも、アンブレラ社が作った地下巨大施設の中の仮想都市という設定なので移動も早いのである。

また、仮想都市東京では、中島美嘉が第一感染者となってアリスに襲い掛かる。アリスとのアクションシーンもあって、中島美嘉もゾンビになりきって頑張ってるなと思った。しかも、彼女の『明日世界が終わるなら』が、エンドクレジット2曲目に使用されているのも嬉しい。長いエンドクレジットだったが、中島美嘉の歌を聞いてから席を立ちたい。

時間も96分と長すぎず、テンポがよくてすっきり見終わることができた。それにしても、まだ完結ではないようだ。人類最後の砦がアンデッドの大群に囲まれたシーンで終わるので、まだまだ続きそうだ。果たして人類の運命はどうなるのか気になってしまう終わり方だった。因みに「リトリビューション」とは天罰という意味だ。