とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

東尋坊観光

2012-09-16 23:47:24 | 観光
「東尋坊愛の100キロマラニック」の前日は、早めに家を出たので昼過ぎには東尋坊に到着した。マラニック当日はゆっくり観光できる時間はないので、前日ゆっくり観光することにした。

東尋坊は、日本海の奇勝であり、柱状節理が約1.5kmも続く北陸屈指の景勝地であり、荒々しい岩肌に豪快に波が打ち寄せるさまは絶景である。東尋坊の安山岩は、約1300万年前に噴出した溶岩が冷えて固まったもので、世界でもたった3ヵ所(東尋坊、韓国の金剛山、ノルウェー西海岸)にしか見られない珍しい岩だといい、国の天然記念物にも指定されている。

駐車場に車を止め、お土産店が並ぶ道を通り抜けていく。


階段を下りると、東尋坊の先端にある広場にでる。翌日のマラニックは、ここからスタートする。


広場から下を覗けば、奇岩の様子を見ることができるが、やはり海から見たほうがよくわかる。観光遊覧船が、常時出航しているので遊覧船に乗って海上から見学することにした。


遊覧船から、東尋坊タワーが見える。


まずは、東尋坊の先にある雄島の近くまで船が向かった。


雄島の先端は、まるでゴジラの背中のような岩が見える。


こちらは、雄島にある灯台と、密入国者の監視小屋。


はちの巣岩。大きな蜂の巣をぶら下げたような形に見える。


雄島と本土を繋ぐ赤い橋。1997年1月2日未明、ロシア船籍タンカー「ナホトカ」号が沈没した際、船体から分離した船首部分が漂流し、この橋の先で座礁した。


岩の上で休む海鳥。


雄島を見てから、東尋坊の沿岸へ船が回った。所々に洞窟が見える。これも波で浸食されたあとだ。


滝が見える。


柱状節理の岩壁に近づいていく。


大池と呼ばれる場所。船がこの中まで入っていく。




大池の上には、大勢の観光客が下を覗いている。


ライオン岩。雄ライオンが前足を出して座っているように見えるというが、私はよく判らなかった。


ライオン岩を横から見る。横から見るとさっぱりわからない。


ろうそく岩。


六枚屏風岩。


観光船が乗り場に戻る。


今度は、東尋坊の岩場まで歩いていく。岩だらけで歩きにくい。




大池の上の岩場に来る。下に観光船が入ってくる。


このあたりがもっとも危険な場所だ。自殺の名所で知られる東尋坊の中で一番高度感があり、下を見ると足がすくむ。テレビのサスペンス物では、大体この辺りでロケが行なわれ、犯人が飛び込んだり、刑事に追い詰められる場面に使われるらしい。




東尋坊を観光したあと、時間がまだあったのでマラニックコース内にある丸岡城の見学に向かった。「丸岡城見学」に続く。