IM Malaysia 〜レース考察〜
コーチから今回のIM Malaysiaについてのフィードバックをもらいました
コーチからの考察はとても的を射ていて参考になりました
ざっくり内容をまとめると下記のような感じです
結論から言えば、
”バイクで頑張り過ぎた典型的な例”に当てはまる
(This is a classic example of pushing too hard on the bike.)
とのこと
私のレースでのターゲットパワーは165W(ピークパワーの73%)
レースではNP169W
これだけ見れば、目標をクリアしたと言えますが
問題はそこではなく”VI(Variability Index変動制指標※)1.07”
この変動が激しすぎること
※NP÷平均パワーで求める
つまり頑張り過ぎた箇所、イージー過ぎた箇所が混在しているということ
データを細かく見ると
最初の1時間が安定していたのに対して
その後一時的にパワー上昇(Lap16〜21の約1時間)でAVP185W
つまり前半飛ばし過ぎ
その証拠にLap16〜21の1時間(2枚目の写真)と
バイクラストの1時間(3枚目の写真)を比べると
NP185W、VI1.08
↓
NP159W、VI1.10
パワーは出ていないのに、VIの変動がより大きくなっている
これは、ラストの坂で疲労しきって惰性でペダリングしていた証拠
この誤ったパワー配分によって状況は大きく悪化
特に注目してほしいのは心拍データ
レース前最後のロングライド(10月5日)のデータと比べると一目瞭然
レース前のロングライド(10月5日)では、心拍は140から始まりラストに150に届くぐらいになっている。これは練習を積み重ねることで身体が低い心拍でよりハードに動けるようになったことを示す
一方レースでは、心拍数が信じられないほど高くなっている
平均157だが、安定した走れた日(10月5日)よりも20bpm以上の差がある
つまりペースを乱して上げた”ツケ”で、レース全体を通して心拍数を維持するためにエネルギーを使ってしまったということになる
それが、バイクだけでなくランにも響いている
レースではもっと心拍数を下げるべきなのだ
つまりあなたのミスは
坂で頑張り過ぎて、下りや平地を上手く走れていなかった
ということ
バイクで間違った場所(坂)にパワーを費やしてしまったこと
特にマレーシアの暑さで、それが致命的危機になる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほど…
坂の手前ではギアを落として軽く楽に回すことを意識していたが
まだまだコントロールが足りなかったのだな
確かに2周回目の登りは辛かったからなぁ…
あぁぁぁ〜
何だか冷静になってデータを振り返ってみると
改善点が一杯だ
結果は出せなかったけど、1回のレースから得られる情報、経験ってホント貴重
これをしっかり消化して生かせるかどうか…にかかっているのだろう
というか
だんだん悔しくなってきたぞ?!
胸の中がふつふつ熱くなってくるのは何故だろう
コーチから今回のIM Malaysiaについてのフィードバックをもらいました
コーチからの考察はとても的を射ていて参考になりました
ざっくり内容をまとめると下記のような感じです
結論から言えば、
”バイクで頑張り過ぎた典型的な例”に当てはまる
(This is a classic example of pushing too hard on the bike.)
とのこと
私のレースでのターゲットパワーは165W(ピークパワーの73%)
レースではNP169W
これだけ見れば、目標をクリアしたと言えますが
問題はそこではなく”VI(Variability Index変動制指標※)1.07”
この変動が激しすぎること
※NP÷平均パワーで求める
つまり頑張り過ぎた箇所、イージー過ぎた箇所が混在しているということ
データを細かく見ると
最初の1時間が安定していたのに対して
その後一時的にパワー上昇(Lap16〜21の約1時間)でAVP185W
つまり前半飛ばし過ぎ
その証拠にLap16〜21の1時間(2枚目の写真)と
バイクラストの1時間(3枚目の写真)を比べると
NP185W、VI1.08
↓
NP159W、VI1.10
パワーは出ていないのに、VIの変動がより大きくなっている
これは、ラストの坂で疲労しきって惰性でペダリングしていた証拠
この誤ったパワー配分によって状況は大きく悪化
特に注目してほしいのは心拍データ
レース前最後のロングライド(10月5日)のデータと比べると一目瞭然
レース前のロングライド(10月5日)では、心拍は140から始まりラストに150に届くぐらいになっている。これは練習を積み重ねることで身体が低い心拍でよりハードに動けるようになったことを示す
一方レースでは、心拍数が信じられないほど高くなっている
平均157だが、安定した走れた日(10月5日)よりも20bpm以上の差がある
つまりペースを乱して上げた”ツケ”で、レース全体を通して心拍数を維持するためにエネルギーを使ってしまったということになる
それが、バイクだけでなくランにも響いている
レースではもっと心拍数を下げるべきなのだ
つまりあなたのミスは
坂で頑張り過ぎて、下りや平地を上手く走れていなかった
ということ
バイクで間違った場所(坂)にパワーを費やしてしまったこと
特にマレーシアの暑さで、それが致命的危機になる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほど…
坂の手前ではギアを落として軽く楽に回すことを意識していたが
まだまだコントロールが足りなかったのだな
確かに2周回目の登りは辛かったからなぁ…
あぁぁぁ〜
何だか冷静になってデータを振り返ってみると
改善点が一杯だ
結果は出せなかったけど、1回のレースから得られる情報、経験ってホント貴重
これをしっかり消化して生かせるかどうか…にかかっているのだろう
というか
だんだん悔しくなってきたぞ?!
胸の中がふつふつ熱くなってくるのは何故だろう