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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

日々、リューティエ

2023-01-11 09:41:55 | 古楽器製作

 

明日から、いよいよ
3学期の勤務が始まるが、
今日は、午前中に
自宅カウンセリング予約が入った。

明日からの始動の為に、
お昼には、久しぶりに、
行きつけのお鮨屋さんで
英気を養ってこようかと思っている。

「口が卑しい」から
顎関節症になったのかも・・・とも、
自省もしているが、
好物は「喰いクスリ」とも言い
心身の健康に良いので、
いいことにしている(笑)。

*

厳寒の日々がつづいてるので、
寝室では、一晩中、
セラミックヒーターを「弱」にして
「20℃」をキープしている。

そのせいか、
湿度計が30%と
異常なほど乾燥していて、
起きがけに喉がイガイガしている。

なので、ゆんべは、
試しに、濡れタオルを
足元の譜面台に楽譜と並行して(笑)
ダラリと掛けていみたが、
湿度は、ちぃともウェットには
ならなかった。

やっぱり、本格的に
加湿器を投入しないとダメみたいだ。

作冬、何処にしまったか
失念してしまい、
これから家探しせねばである。

*

きのうは、
強力集塵機とディスクサンダーが
大きな段ボールで届いたので、
それらを開梱、設置するのに
ひと手間であった。

近所のホームセンターに
作業用の防護メガネも見に出かけたが、
玉石混交なのか、種類が多すぎて、
どれを買ってよいのやら
迷いに迷ったが、
値段と簡便さを考慮して
900円くらいのものにした。

ゴーグル型だと
どうしても
「せーのッ!」
という気分になるが、
メガネ型だと
スッと手に取り
掛けれるので、こっちにした。

*

年末から正月にかけて、
ずっと作り続けてきた
ネックがやっと仕上がった。

錆びついていた技量を思い出すのに
エステュー ディオ(練習)を兼ねて
“凝りに凝った”モザイク装飾にした。

出来上がってみたら、
その太さから、
ビウエラにするか
バロックギターにするか、
迷っているが、
指板の幅からすると
6コースのビウエラに
向いてるような気がした。

なので、これから、
ボディ造りに入ろうと思う。

*

ヤフオクに
『ビウエラ』という名目で、
1000円から出品されていたので
驚いてしまった。

見るからに、
5コースしかない
『バロックギター』であるが、
出品者は雑貨屋さんらしく、
ギターのコンディションについては
さっぱりワカラナイという(笑)。

見るからには、
さほど精緻ではない
スチューデント・タイプのようだが、
それでも、ヤフオクに
バロックギターが登場するのは
珍しい。

リューティエ(製作家)としては、
ディテールに突っ込み処が満載だが、
それでも、修復・手入れしたら、
いくらか手間賃を計上して
古楽器「売買サイト」で
転売できるかも・・・と、
仕入れ感覚で入札してみた。

去年は、
『東海スピネット』という
簡易チェンバロを9万ほどで落札し、
そのメンテに半月かかったが、
その分、構造がよく解り、
勉強にもなった。

今回、是が非でも欲しい、
というものではないが、
構造研究用に手元にあっても
いいかな・・・という感じで
落札できるか推移を見たい。

*

楽器用材も
ヤフオクには出品されており、
逸材のカーリーメープル(虎杢楓)を
見つけたが、やはり3万と
いい値段がする。

それでも、
このような美しい素材が
製作者の意欲を引き出してくれるので、
それは“ぼっちフレンチ”を作るのと
おんなじである。

*

きのうは、
ホームセンターで
珍しい「梅」の正目角材を
安価で仕入れてきたので、
これから、バンドーソー(電動ノコ)が
届いたら、「挽き割り」という木取りで、
薄板に加工していこうと思っている。

・・・なんかだ、
カウンセラーと
リューティエと
【二足の草鞋】になってきたなぁ・・・(笑)。

 

 

 

 

 


礼節の美

2023-01-10 09:31:58 | 藤井 聡太

 

 雪の朝
 二の字二の字の
  下駄の跡

      捨 女

今朝は、目覚めたら
激しく雪が降っており、
両手にゴミ袋をたんがいて(持って)
傘もさせずにゴミ出しに出たら、
往復300mくらいなのに
ニンゲン雪だるまに
なっちまった(笑)。

カミさんは、
今日から始業式なので、
「大変だぁーっ!」
と、車の雪を掃き下ろして
出勤した。

自分は、明後日からが
学校での仕事初めである。

*

きのうの
ソーちゃんの王将戦「初戦」の
様子が、各局の全国ニュースでも
採り上げられていた。

「新旧・天才対決」
というタイトルが多く、
「レジェンドVS令和の大天才」
というのもある。

ハブちゃんは、
タイトル99期を保持している
「永世七冠」なので、
あと一つタイトルを取れば、
前人未踏の100期となるが、
なにせ、相手は現棋士界「最強」の
「400年に一人の大天才・五冠」
であるからして、
タイトル奪取は至難の業と言えよう。

七番勝負の初戦の昨日。

運良く、振り駒で「先手」を引いた
ソーちゃんは、タイトル戦と
先手の勝率9割という
人間離れした確率が示す通り、
中盤からリードを続けて
難なく楽勝した。

これまで、
タイトル戦で初戦を落としてから、
その後、4連勝というような
勝パターンがあったので、
「先リード」したのは、
なんとも心強い限りである。

この分だと、
おそらく、「4-0」の
完全試合もなくはなさそうだ。

*

今回は、
『掛川城 二の丸茶室』という
銘席で対局が行われたが、
彼の入室の礼、
対局の礼の所作が
「新年飾り」の茶室に相応しく
より美しく見えた。

このような礼儀作法を重んじる処が
諸外国のゲームやスポーツにはない
「伝統芸」「国技」としての
棋道の素晴らしさであろう。

勝負事ではあるので、
勝敗はつくものだが、
勝者は露骨に勝ち誇って
ガッツポーズをしたりする事はなく、
「惻隠の情」でもなく、
対局できた事への礼として
相手側が負けを認めた「投了」礼に
答礼するのである。

*

勝敗のつかない芸妓として、
日本には「蹴鞠」というのがあったが、
これに似たもので、
昭和の頃は、
「昼休みのバレーボール」
という、小中学生やOLらが
輪になって一つのボールをみんなで
落とさないように続ける・・・
というのがあり、
自分もやった記憶がある。

それこそ、みんなで、
心合わせて、どれだけ
ボールを落とさないようにするか・・・
という遊戯・ゲームなのだが、
下手な子には易しい球を回してあげる、
などという心遣いもあった。

『温泉卓球』という
映画になったものでも、
ふたりで息を合わせて
どれだけ続けられるか・・・
という、「競う」ものではない
「和合」を良しとした技芸は
日本ならではのものである。

【和を以て貴しとなす】
という
聖徳 太子の
「和らぎ合う」精神が
日本人の根底にはあるのである。

*

きのうは、
将棋を観戦しながらも、
新しく導入したマシン類の為に
古楽器工房内の整理をした。

ついでに、
同好の士の製作家の方から
譲り受けたリュートの原寸大の
設計図を、大型段ボールに
仮張りして、室内装飾の一部にしてみた。

工作機械が揃いしだい、
これらの1700年代の古楽器の製作も
手掛けていきたいと思っている。

*

お正月に
一家揃って帰省してくれた
ミカママが、りく坊と
工房内を見学に来たら、
本格的なボール盤を見て
「えーっ!!
 家庭に、こんな機械があるなんて、
すごいですねぇー!」
と、驚いていた(笑)。

この穿孔用機械なぞは、
どこのホームセンターでも、
工具類コーナーに
1万円台で売っているもので、
一家に一台は無用だが(笑)、
DIY好きオトーサンなら、
工房に必ずや持ってるマシンなのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


王将戦・・・初戦のみ視聴無料!!

2023-01-09 09:42:38 | 藤井 聡太

 

 

きのうから始まった
『王将戦』。

YouTubeをつけてみたら
第一局目のみ「無料」とあり、
さっそくライヴ中継を観戦した。

いつもアベマで見ているので、
将棋チャンネルのは見慣れず
少しばかり違和感もあった。

一日目の形勢は互角だが、
序盤で、すでに、
ソーちゃん側が
若干リードする場面があった。

タイトル戦では
初戦を落とすことがままあったが、
今回は勝率9割の「先手」とあり、
対戦成績は「7-1」なので、
「先勝」が有望である。

今日の夕方には、
勝敗が決する。

*

きのうは、棋戦をテレビ画面で、
YouTubeをスマホで見ながらの
観戦だったが、
工房用の工具をあれこれ比較し
検討していた。

半日、検討して、
夕方頃にようやく
バンドソーとディスク・サンダー、
集塵機の三つを選定し、
Amazonに発注した。

これで、古楽器工房内が
ますます本格化してきて、
老後の「副業」感が増してきた(笑)。

「楽しく創って小遣い稼ぎ」
というのを
前期高齢者の間の
ライフ・モットーにしようかと
思っている(笑)。

*

YouTubeの
「木工」教室のようなサイトを
複数視聴して、工具類の
基礎知識の勉強もしている。

きのうは、
ボール盤という穿孔ドリルの
ビット(先端金具)で
『スターエム』社の
『竹ドリル』というのが
優れモノで、バリが出ない・・・
というので、さっそくアマゾンに
発注した。

これは、
ギター、リュート類では、
「ペグ孔」という弦巻用の
孔を開けるのに必須のものである。

現在、製作中の
バロックギターの
モザイク装飾を施したヘッドに
穿孔するのに、モザイクが
バラバラになるのでは・・・
という懸念があったが、
この『竹ドリル』で
どれほどキレイに仕上がるか
試し甲斐がありそうである。

***

まだ、来年度の
SC選考の結果が届いていないが、
平成8年組のSC二期生で
26年目のベテランでもあり、
面接でも特段の問題もなかったので、
27年目も継続採用の見込みだが、
採用権は県教委にあるので
「生殺与奪」は相手に委ねられている。

学会やセンターでは、
養護教諭と同じく
SCを専門職として
常勤化への働きかけを
文科省・政府に行い始めたが、
なにせ、心理師の国家資格ができるまで
20年以上もスッタモンダしたから、
75歳の定年までには実現されるか
あまり期待しない方が良さそうだ(笑)。

制度化が決まったところで、
70代で、採用試験の
受験資格があるのか、
あったとして、また、
受験勉強するのか・・・
先行きは不透明である。

でも、いまいちど、
常勤職について、
久しぶりにボーナスを
もらいたいなぁ・・・という、
欲張った願望もないでもない(笑)。


*

 

 


ペグ・フェチ

2023-01-08 10:09:19 | 古楽器製作

 

きのうは
デプ(鬱)で
1年ほど来られていたJKが
諸症状が消退し、
レミッション(寛解)期となり、
明朗さと元気を取り戻したので
嬉しく思った。

手土産に頂いた
イチゴのショートケーキは、
快気祝いのようでもあり、
美味しく感じられた。

*

なかなか抜けきれない
風邪気味のせいもあり、
顎関節痛に加えて
左腕がズキズキと神経痛のように
痛むので、処方薬の
セレコキシブと湿布で
対処している。

未服用の薬を
処方されるたびに、
薬理の基礎情報をウィキペディアで
確認することにしている。

化学名は、長過ぎて
覚えることは無理だが、
分子式を見ると
生体を構成する四大元素
“チョン”(CHON)に
フッ素と硫黄がついて
構成されている。

本剤は、
シクロオキシゲナーゼ(COX)を
選択的に阻害し、
痛みの原因になる物質
(プロスタグランジン)を
出さないようにする作用する
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
である。

*

「第八波」は
依然として収まらず、
死亡者も59.905人となり、
今日にも6万人台になりそうである。

アメリカでは、
さらに感染勢いが強く、
109万人から毎日1000人単位で
死亡者が激増している。

きのうのニュースでは、
「XBB」という
新変異種が現れ、
さらなる感染力を
増強させているという。

・・・となれば、これが
日本や世界に拡散するのも
時間の問題で、
「第9波、10波・・・」と
際限なく続くのかと思うと、
うんざり、げんなり、する。

*

季節性インフルエンザの
ウイルスと違って、
COV19ウイルスは、
流行が季節に関わらず
通年で3年間も流行り続けており、
尋常じゃないスピードで
変異・進化している、
ということに、
拭いきれない疑問と違和感がある。

イーロン・マスクが
これまでの様々な
『Twitter』内の不正ファイルを開示し、
その内容は驚天動地の数々であるが、
ついに、COV19のウイルスとワクチンの
「闇」についても明かされるという。

バイデン政権の首席医療顧問
アンソニー・ファウチ博士が
ウイルスを武漢とウクライナの研究所で
人為的に造り、それをDS側が拡散させた、
というのが、果たして「陰謀論」なのか、
それとも、恐ろしい「真実」なのか、
近々に明白になるだろう。

複数の生物種の細胞の複合体を
1個体として発達させる
「キメラ技術」が応用された、
という憶測もある。

*

古楽器工房にストックしてある
ペグ(弦巻)が減ってきたので、
海外のオークション・サイトで
20本ばかり1700円で落札した。


なかには
100本、200本単位でも
出品されていたり、
高級木材や彫刻を施した
一点物もあって、
「ペグ・フェチ」には
見ていて飽きなかった。

*

今日から
ソーちゃんVS羽生ちゃんの
「王将戦」が開幕する。

ネットでは、
有料サイトなので、
その手続きが面倒なのと
一局千円とボルのも嫌で、
YouTubeか『スポニチ』の
棋譜中継でも見ようと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 


スクウェァ→すこや

2023-01-07 09:15:59 | 古楽器製作

今日から
今年の「仕事初め」である。

午後と夜に、
それぞれ自宅カウンセリングがある。

顎関節痛には
『セレコキシブ』という
処方薬で対応しているが、
今朝は、風邪がまたぶり返したのか、
身体が怠く、関節痛もやや
強めである。

それでも、
寝込むほどではないので、
仕事をして、その緊張感で
体調を整えられたらいいなぁ・・・と、
期待している。

*

YouTubeサーフィンをしていたら、
磐梯山で、頻繁に地震活動があり、
山体膨張も観測されているというので、
噴火の「要注意」だという。

かつての水蒸気爆発では、
大規模な山体崩落を起こして、
麓の村落を飲み込んで
数百もの犠牲者を出している。

吾妻山も山体膨張が観測されているので、
活火山の活動期に入っているようである。

磐梯山は、
訓読みで「いわはしやま」とも呼ばれ、
「天にかかる梯子」という意味だそうな。

・・・初めて、知った(笑)。

*

超愛読書で、
ベッドサイドの簡易書棚にも
全巻そろえてある『ハクメイとミコチ』の
最新刊が今月14日に出るというので、
Amazonに予約した。

可憐な小人たちと
動物たちとの
ハートウォーミングな
日常世界を描いた傑作である。

そう。
これは、素敵な
『大人の絵本』なのかもしれない。

*

先月、完成して出荷した
ルネッサンスギターの代金を
次作の用材や工具類に充てた。

「直角出し」や「けがき」に使われる
通称「すこや」と呼ばれてる道具が、
実は英語の「スクウェア」を
大工さんたちが訛って呼んだことに
由来すると知った。

*

この正月は、
工房にある端材を使って、
設計図もなしで
適当に組み合わせて
バロック風のネックを
4、5本作った。

以前に『せきや』模型店で買った
木造帆船用の1×3㎜のリブで
ヘッドをストライプにしたり、
指板をローズとジリコテで
ストライプに仕上げてみた。

ヘッド表面には、
バック・センター材を転用し、
木目の綺麗なアガチスを
化粧板としてみた。

こういう作業は、
美術工芸品を創っているようで、
楽しくもある。

設計図がないので、
このネック&ヘッドに見合う
楽器の姿を想い描いて、
数あるボディのモールド(木型)から
最適のものを選出する。

出来上がってみないことには、
どんな楽器になるか、
自分でも想像がつかないのが、
本職ではない趣味職人の
気楽な処である(笑)。

コロナ禍のせいで、
室内遊戯のひとつとして、
手軽な楽器が好まれる
ムーヴメントがあるというので、
面白そうな手作り楽器を
市場に出してみよう・・・
と考えている。