毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
例年は12月に入ってから
クリスマス飾りをするが、
今年はひと足早く
道具を出した。
京都のマンション時代に
長男のフミが生まれてから始めたので、
もう28年も続けている。
子どもたちにあげた
お菓子入りのサンタの靴を
捨てないで20年以上も取ってあって
飾っている。
この「おとぼけミニサンタ」を見たら
子どもたちも
懐かしく思うだろう。
10連勝中だった
ソータが23日の
銀河戦(早指し戦)で
同じ四段に負けてしまった。
早々とユーチューブに
棋譜が乗ったが、
たしかに出来のいい将棋では
なかったみたいだ。
最も中学生の彼にとって
「常勝」というわけには
いかないだろう。
勝つも一局、
負けるも一局、
である。
平日オフ日に、
将棋マンガの続巻を探しに、
市内のブックオフを
4軒ほど廻って、
なんとか入手できた。
アマゾンでも古書が
すぐに買えるが、
送料が一冊250円もするので
割りが合わない。
今回もブックオフで
100円コーナーに1冊あり、
見つけた時の悦びは
大きかった。
半分は、
お宝探しゲームみたいなもの
と思っている。
ヤフオクの初年度には、
小遣い稼ぎに
「背取り」をやっていた。
市内と郡山市内の8店を
毎週廻って、100円本を
500冊ほど仕入て、
600円で出品していたので、
めちゃくちゃ売れていた頃は、
月に5万くらいの副収入になっていた。
子どもたちにも
バイト代を出して
本を磨かせたりして、
ちょっとした家庭古書店の
雰囲気を楽しんでいた。
それからしばらくして、
アマゾンが台頭してきて
1円本が出てからは、
商況がパッタリで
トーサン本屋は
倒産してしまった。
5万円の資本で
絶えず500冊の在庫を
抱えていたので、
本の行き場がなくなって、
勤務していた5つの学校の
カウンセリング室に
それぞれ100冊ずつ寄贈してきた。
ちなみに、
「背取り」とは、
本の背を見て、
たちどころに
売れるかどうかの目が利く
古書業者のことである。
ちょいと郊外に出ると、
林檎が真っ赤っかに
稔っている。
緑の葉に
赤い実なので、
なんだか
クリスマス・カラーのように
見えないでもない。
こういうカラーリングを見ると、
たいてい、翌日には
グリーンのジャケットに
ワインカラーのドレスシャツを
着て出勤することが多い。
自然にある
コーディネイトが
いちばんナチュラルな
ファッションになると思う。
泉あたりの
信号待ちで、
飯電の線路のカーブと
架線柱の風景が、
かつて鉄道模型を
趣味としていたので
なんともジオラマっぽくて
いい感じである。
路傍の草と
黄色い枯葉との
コントラストも美しい。
市内でも
初雪を見たので、
今年は早めに
タイヤ交換をした。
20年来、
整備と家族の車を
何台も買ったりしている
個人の整備工場なので、
毎度10分ほどで
交換してもらえるのが
ありがたい。
ついでに
5.000km走行ごとの
オイル交換もした。
抜き取ったオイルに
指をつけてみたら、
やはり黒く煤けていた。
ターボエンジンは
このメンテをマメにやらないと
バーストしてしまうので
きっちり走行距離を記録している。
すでに一度、
エンジン交換の
憂き目に遭って
大出費をしている。
クリスマスひと月前になって
ちらほらと予約ケーキの
広告が朝刊に挟まってくる。
毎年、カミさんと
今年はどんなのにするかを
相談して決めている。
最近、妙に
昔のコッテリした
クドイようなバタークリームの
ケーキが恋しいのだが、
昨今はヘルシー志向で
どこも軽めの生クリームに
変わってしまった。
なので、
ここん処はモンブランとかに
するパターンが多い。
…にしても、
記憶のある物心がついた辺りから、
バースデイ・ケーキと
クリスマス・ケーキは
60年の間、一度も
欠かしたことがないので、
ほんとうにいい時代の
幸せな人生だったかもしれない。
いつも思うのだが、
戦中や北朝鮮だったら
こうはいかなかったろう。
心理サイトの連載で
ロールシャッハの肖像を調べたら、
なんとブラピにそっくりで
驚いた。
画像検索をかけてみたら、
何人かがやはり
気がついたようで、
プラピとのツーショット画像が
いくつかあった。
世界的に有名な
ロールシャッハ・テストを考案した
精神科医だが、37歳の若さで
貧困のうちに亡くなった。
生前に彼が手にした
テストで得た金は
たった5ドルほどだったという。
今、生きていたら
その版権だけで
億万長者になっていただろうに。
なんだか、
始終ビンボーしていて
35歳で亡くなった
大天才モーツァルトを
思い出してしまった。
「国民の孫」ソータが
昨日の棋戦で勝利し
プロ・デヴュー後、
最短の50勝を達成した。
6敗のみで
勝率89%というのも、
これまでの中学生棋士で、
名人、竜王、七冠になった
錚々たる4人に
勝る記録だという。
やはり棋界で
「四百年に一人の天才」
と畏れられる
その異名は伊達ではない。
ライヴを見逃したので
ユーチューブで
終盤の寄せを観たが、
見事な猛攻で
七段を撃破した。
ニコ生では
「鬼の中学生」
というコメが流れたことがあるが、
まさしく「棋神」であり
「鬼神」という感じの
差し手である。
今日は、
オフ日なので
タイヤ交換をしてくる。
昨日は
通勤時に
雪が舞っていて、
そろそろスタッドレスにしないと
ヤバイなという感じだった。
9月の気管支炎で
体調不良が長引いて以来、
棚倉通勤には高速を利用している。
通勤が1時間短縮されるだけで
体の負担がずいぶんと違う。
やはり週2回の
遠距離は還暦の身には
こたえるものである。
脳科学者が
脳卒中によって
左脳の機能不全になり、
その自己の体験を
描いたものが
スピリチュアルにも
通じるような驚くべきものであった。
左脳は言語中枢なので、
当然その機能が失われるが、
それ以外に、
過去と未来という時間感覚や、
自分の身体と外界の境界という
空間感覚も曖昧になるという。
その結果、
意識がありながら
「今ここで」という感覚が
唯一絶対の感覚となり、
肉体の境界を感じない
宇宙に同化融合したような
感覚を得たという。
これは、
ある意味、
これまで報告されている
臨死体験の「幽体離脱体験」に
酷似している。
果てしない開放感と
とても心地よい静謐で平和な気分、
他者への思いやりに包まれた
神的な愛に満たされた気分、
すべてのものとつながるような
歓喜に心が躍る至福の一体感。
これらも、
臨死体験で報告されている。
ペンフィールドの報告では、
開頭した患者の側頭葉にある
シルヴィウス溝という部位を
電極で刺激したら
同様の体験が報告されたという。
筆者は、
脳科学者でありながら、
自らのトランス・パーソナルな体験を
「ニルヴァーナ(涅槃)」と感じ、
「魂は宇宙と同じように無限のもの」
と言っている。
同世代の
脳科学者の体験記だけに
なんだか心に響くものがあった。
きくち正太の
初期の少年誌向け作品集を
少しずつ読んでいる。
まだ、
現在の作風のように
ソフィスティケートされていないが、
やはり、それに通じるセンスは
随所に感じられる。
月一放送の
『東京とんかつ会議』
という番組を
何度か視ているうちに、
さほど好きでもなかった
トンカツに興味がわいて、
今、ちょっとした
マイブームになっている。
ゆんべなぞ、
寝入りばなに、
「とんかつゥ~」
とか寝言を言ってるのに
気がついて、
ひとり布団のなかで
苦笑していた。
トンカツもいいが、
高カロリーなので
脂質異常症の身には
ちょいちょいとは
食べることはできない。
せめて、
一週間に一回くらいなら
よかろう、という
自主規制をしている。
市内の名だたるトンカツ店を
ただ今、行脚している最中である。