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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

サクラ

2016-04-05 07:53:00 | 風景
昨日は、
朝、目覚めると
久しぶりの大雨で、
隣家の開花したばかりの
サクラが濡れそぼっていた。



寝室の窓にも
雨が叩きつけ、
その潤んだガラス越しに観る
サクラもなかなか風情があった。

寝ながらにして
花見ができるのも
この時季だけである。








『刑事フォイル』が終了して、
後番組に、また韓流歴史ドラマの
『イニョプの道』というのが
はじまった。

このヒロインは、
『トンイ』に登場した
美人女官のチョン・ユミである。

1回目を観てみたが、
まだ、それほどに
面白味は感じない。




今年度の初シネマは、
昔、観たことがある
『鷹は舞い降りた』だった。

ミリオタなので、
軍用機が出てくると
ワクワクするが、
この軍用機は判らず
いろいろ調べてみたら、
どうもメッサーシュミット「タイフン」
のようである。

ドイツ軍のロゴが
かっこいいので、
自分の車にも
つけてみたいとも思うが、
以前に、英軍ロゴで
街中の笑いものになったから、
なかなかやる勇気がない。


調律

2016-04-04 08:02:00 | 音楽
いよいよ
リサイタルでの
ピアノとの合わせが
近づいてきたので、
家のピアノの調律をした。

かつては、
調律士にお願いしていたが
2万近くかかるのと、
調律後に、不満があったので、
ネットで調律ハンマーを購入して
自分でするようになった。



ギターの調弦を
50年近くやっているのと、
バロック・リュートは23弦も
調弦するので、ピアノ線も
弦のように弾いて合わせるのには
撥弦楽器と変わりがない。

以前に見た調律士の仕事では、
ただ鍵盤を叩いているだけで
3本あるピアノ線を一本ずつ
合わせているのではなかった。

だから、
どこかしら濁りがあって
微妙なウネリが生じている時があり
不満を感じたことがある。



ピアノに限らず、
どの楽器も完璧に調弦するのは
不可能なので、実際は演奏者が
曲の調性に合わせて調弦するのが
望ましいものである。

ピアノの場合は
曲ごとに調律できないので、
どの調にも転調可能な平均律という
いくらか濁りを含んだ調律で
妥協している。




今年、
二回も大補修した
羽根布団が大亀裂を起こして
羽が飛び出したので、
さすがに補修を諦めた。

カバーの隙間を縫合して
さながら石棺したチェルノブイリのように
封印したが、布目から細い羽毛が
飛び出すので、もう一枚、
カバーを被うべく
庶民の御用達「しまむら」に
買いに出かけた。

そしたら、
最安値が970円で、
隣を見たら、なんと、
1.500円の特価で
1.3kgの軽量掛け布団があったので、
カバー二枚包み作戦は放棄して、
あっさりと買い換えることにした。

数万円もした羽根布団だが、
もう30年も使ってきたので
十分もとは取ったし、
耐久年数はとっくに過ぎていたので
お役目、ご苦労さんでした、
と引退ねがった。

羽根布団以外は重くて
寝心地がワルイのでは・・・
という先入観があったが、
現代のフトンも進化しており、
格安・軽量・暖か・・・という
条件を満たして、
寝心地もワルクはなかった。


ナツホ(三男)の引越しでは
3万円もする羽布団を
カミさんが買ってやっていたが、
トーチャンは1.500円の
ウレタン布団で寝ている(笑)。

「これでいいのだ」
(バカボン・パパ)

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あと2週間

2016-04-03 07:24:00 | 仕事
「復興支援リサイタル」まで
あと、2週間となった。

直前、ダイエットに
臨んでいるものの、
去年、一昨年並みには
なかなか体重が落ちなくて
苦労したりガッカリしている。

今朝もコーヒー一杯だけで
ガマンしている。

練習疲れもあって、
やや首周りが張って
軽い眩暈(めまい)が起こったので
昨日は休養日に当てた。

音楽を楽しくやる・・・
というモティベーションまで
下がってしまっては
元も子もない。

花粉症も相変わらずで
完治しておらず、
なんとか凌いでいる
といった感じである。

今日は、午後から
生徒さんのレッスンがあるが、
デュオ曲の集中練習もしようと
思っている。



先日の
『東日本大震災五年慰霊祭』に
取材に来ていた
岡山の金光新聞から
掲載させて頂いたとのことで
一部「贈呈」として送られてきた。

そしたら、偶然にも
コラム欄に教え子の記事も載っており、
なんだか嬉しかった。

この講演を機に
9月は、盛岡での
講演のご依頼を頂いたので
ありがたいことである。

岡山でも
かつて2回、講演に
呼んで戴いたことがある。





大学院時代から4年ほど
サイコセラピー研究会で
通った国際交流会館の
桜が満開になっていた。

この前を通るたびに
カウンセラーとしての
修行時代のことが
懐かしく想い出される。

市橋先生、昼田先生、樋口先生、
星野先生、熊代先生、丹羽先生、
古川先生、岡野先生、中野先生
・・・という医大、福大の
歴代の教授陣に
厳しくも優しく
鍛えて戴いた。




庭のレンギョウが
満開になった。

これは樹勢が強く
放っておくと
どんどん大木化するので、
年に何度か、剪定の手入れをしている。

侘びた織部灯篭と雪見灯篭の間に
黄色く華やいだ様は、
小堀遠州の唱えた
「明る寂び」といった
風情を見せている。



勧学祭

2016-04-02 06:29:00 | 風景
毎年、四月一日は、
子どもたちの進学・進級を
祝っての神事「勧学祭」に
ご用奉仕をさせて頂いている。



恒例の「チビッ子餅つき」では
生まれて始めて
餅つきをするという子が
生き生きとした表情で
ペッタン、ペッタンやっていた。

フミ・アキ・ナツも
かつては
餅つきをやっていた。




この春、
無事にアキが卒業・就職し、
ナツは大2に進級、
自分は5校に勤務、
カミさんは現役最後の年を迎えるので
それぞれのお礼を
神様に申し上げ
玉串を奉奠した。




夜は音楽堂で
橘高OBオケのコンサートで
『新世界』をやったので
聴きに行った。

やはりプロの演奏と
比較してしまうと、
第一ヴァイオリンが弱々しく
音もくぐもっていた。

弦楽パートでは、
ヴィヴラートとノンヴィヴが
混在しており、
演奏姿勢も不動の奏者と
体全体で弾いている奏者とに分かれ、
個人の技量差があるようだった。

指揮者は旧師なのか、
右足を盛んに鳴らしながら
テンポを取るのが
余計なパーカッション音のようで
いささか耳障りであった。

テンポはタクトでこそ
取るべきもので
楽音でない足音は
控えるべきであろう。

・・・なんて言っても、
自分でも、ソロの折、
テンポの取りにくい箇所では
けっこう音を立てて
足を鳴らすことがある。

まさに
「人の振り見て我が振り直せ」
である。




新年度

2016-04-01 06:18:00 | 風景
今日から、
いよいよ新年度である。

物価も消費税も上がるのに、
定額契約仕事なので
収入は固定されているから、
その分、暮らしは幾らか
つつましくせねばならない。

といっても、
この歳になると
さほどに欲しい物もなく、
行きたい所も、食べたい物もない。

なんだか、
最近、枯れてきたなぁ・・・
という実感がある。

いよいよ、
ソフト・ランディングに向けて
ディセント(降下)しているようだ。

それでも、
新年度には、
新任校も一つあり、
また新たな出会いに、
少し、期待のようなものも
抱いている。




録画したものを
昨晩、観てみた。

前年度は、
この作品で、
結局、年間76本で
例年の100本超えをしなかった。

鑑定士というのが
appraiser(アップレイザー)というのを
はじめて知った。

ちょっとトリッキーな作品だったが
まあまあ楽しめた。





練習中に
リュートの一番弦が切れたので
張り替えた。

フロロカーボンという
釣り糸を用いているが、
3号(0.29mm)だったので、
4号(0.39mm)に替えたら、
張りのある明るい音になった。

リサイタルでも一曲だけ
これで『グリーンスリーヴス』を
演奏するので、切れたのが
本番中や直前でなくてよかった。






先日、アマゾンから届いた
スピリチュアル系本の
著者略歴を見たら
博士号を三つも取得しており、
それが出身大学の専攻と
異なる分野なので
怪訝に思った。

通常、博士号を取得するのには
大学院で6年間
単位を満期取得して
且つ、論文審査に合格しないと
得られない。

この著者については
ウィキによれば、
「これらの博士号については
どこの大学が発行したものか不明。
講演会の中で、アメリカの大学が
自著を読んで博士号を送ってきた
と語っていることによる」
とあった。

つまりは、
ディプロマミル(diploma mill)、
または、ディグリーミル(degree mill)
と呼ばれる学位のようである。

これは、
以前から問題になっており、
実際に就学せずとも
100万近く払って「学位」だけを授与する
非公認の大学・機関・組織・団体によるもので、
学位商法とも呼ばれている。

これにより博士号を取得した
主婦や定年退職者などが、
いっ時、地方紙に美談として載ったり、
大学の講師などに雇われて、
後々、学歴詐称で解雇された
というケースが日米であった。

そのような類の
博士号を堂々と
著者略歴に載せている著書は、
その信憑性が著しく
疑わしいと言っていいだろう。

他にも、
この著者に由来した
開運グッズなども販売されている
というから、開運商法関連人物と
見た方がいいのだろう。


余談だが、
大学院を「卒業」と記してある略歴を
時折、見かけるが、それも怪しく、
大学院は「修了」と言うのである。