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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ピアニスト

2016-04-20 10:44:00 | 音楽
先日のコンサートの隙間時間に
舞台上のピアノで
親子して遊んでいた。

家にもピアノが二台あり
子どもたち三人も
幼い頃、習っていたので
遊びで弾けるほどの
腕前はある。



家のアップライト・ピアノよりも
弦長の長いグランド・ピアノは
さすがに弾いていて気分がよく、
そこに音楽堂の残響3秒があって
夢のような音響効果で演奏できる。

来年のサプライズ企画を
思いついて、
自分も『ナウシカ』を
コツコツ1年間やろうと
毎日、練習している。





フミ(長男)は、
久石譲のアルバムを
かつて1冊丸々弾きこなしていたので、
得意の1曲なら1年間、
集中練習すれば
完璧に仕上がると思う。

最近、エレピを買ったらしく
正月の帰省時には、
奇しくも久石譲の
アルバムを3冊ほど
持っていった。




ナツ(三男)も、
お兄ちゃんのを聴いて
育ってきたので、
久石譲のレパートリーが弾ける。

三春の「まほら」ホールでの
発表会でも、小学生の頃、
ソロ演奏をしている。

エレピが欲しいというので、
こないだ来てくれたご褒美に
ヤフオクで中古のものを
落札してやろうかと思っている。


親子三人で
同じ舞台に立てたら、
これも師弟コラボ同様に
夢のコラボで
音楽家としては
幸せな情景である。



祭りの後

2016-04-19 08:51:00 | 仕事
マイライフの
ビッグ・イヴェントが終わり、
いささか、バーナウト・シンドローム
(燃え尽き症候群)になりかけている。

まだ、書斎、兼、
カウンセリング室、兼、
レッスン室が、
コンサート備品で
ゴチャゴチャ状態である。

幸い、
今日はオフ日なので、
体を休めつつ、
お祝いを頂いた方々に
後礼をして廻って、
ゆっくりと片付けを
するつもりである。

先日のコンサートの
録音と録画の編集も
ゆっくりとやるつもりである。



昨日は、新任校のK中に
着任し、生徒と先生方に挨拶をした。

ここの校長は、
大学ギター部の2年後輩なので
数十年ぶりの再会であった。

すっかり頭が薄くなり
街でなら見紛うほどだったので
「はじめまして」
とからかってみたら、
すっかり元の先輩・後輩関係の
雰囲気にもどって嬉しく思った。

呼び名だったJと言ったら
「いや。
 そう呼んでもらうのは嬉しいです」
と校長先生が
語っておられた(笑)。

大学のギター部仲間のうち
5人が現役校長を勤めているから
頼もしい。

こっちは、しがない
「流れカウンセラー」である。




新任校の初日は、
決まって、あてがわれた部屋の
カウンセリング室造りである。

これも、茶室同様に
これまで何十室と
ルーム・コーデしてきたので、
馴れた楽しい作業だが、
同様に着任したばかりで
教育相談担当の教頭が
感心していた。

これから、
家にある絵画類やヌイグルミや
心理テスト類、小型テレビ、
ギターなどを搬入して
居心地のいいマイルーム化したい。






先日のコンサートで、
リハが終わって、
開場10分前に時間が空いたので、
東京と新潟から来てくれた息子たちに
「ピアノ弾いていいぞ~!」
と言ったら、
嬉々として、二人で
間違ったら交代というルールで
得意の久石譲の「フレンズ」や
「サマー」などを弾いていた。

なにせ、家のアップライトとは違って
グランド・ピアノだから、
響きと音の伸びがよく、
それが残響3秒の名ホールに
響き渡るのだから
気持ちよさそうであった。

息子ラブのカミさんも
目を細めて、その様を
ビデオに納めていた。

帰宅後、二人に
来年のサプライズ企画に
1曲ずつ出演するか? と
誘ってみたら、
乗り気だったので、
教え子ゲストでプロ・ピアニストの
イマダケちゃんの『ラピュタ組曲』と
「久石譲祭り」コーナーを
しようかと考えている。

ついでに、自分も
スタインウェイの
コンサート・グランド・ピアノで
『ナウシカ』を演奏してみたい。

指導主事のC先生や
今年のゲストの“おはぎ”が
「先生の『佐々木祭り』なんだから・・・
 楽しまなきゃ・・・」
と、言ってくれて
何だか、段々と興行師みたいな
心境になってきた。

演奏者が楽しんでこそ
聴き手にもそれが伝わるのだから、
「復興支援」だからといって
畏(かしこ)まることも
ないのだろう。








無事修了

2016-04-18 05:55:00 | ギター
プログラムを
かなりスリム化して、
2時間に収まるように調整してみたが、
フタを開けてみたら
結局2.5時間の長丁場に
なってしまった。

それでも、
今年は長すぎたという
アンケートでの感想はなかった。

回収した100部ほどのアンケートでは
99%くらいが5択で「とてもよかった」と
スコアリングしてくれて
ホッとしている。



ピアノとの合わせでは、
ドイツから帰国した相方の
体調が今一つで、
十分な練習時間がとれず
心配でもあったが、
本番では、さすがに集中して
うまく合わせられた。

アンケートでも
「ピアノとのコラボがよかった」
と評して頂いてるものが多くて
これもよかった。

たしかに、
『冬ソナ』は絶品で、
その演奏を賞賛する感想が多かった。

「冬ソナ」ファンの叔母なぞは
感激して涙が出たそうな。

自分が胸がキュンといった。






相方とわざわざ付き添いで
来て下さったお母さんと
我が家の息子二人とカミさんとの
「ツーファミリー」ショットは
我が家の歴史では
貴重なものである。





著書、CD類も
そこそこ売れてくれて、
来年の会場費の足しになってくれた。

終演後は疲労困憊で、
背中に鉄板が入ってるように
カチカチ状態で、
一晩中痛んで2,3時間しか
眠れなかった。

今日から、学校勤務なので
痛み止めを呑んで
仕事にいく。

「祭り」の後の
「現実」の始まりである。

本番当日

2016-04-17 07:35:00 | ギター
昨晩は、緊張もなく
熟睡できて体調は良好だが、
お天気がやはり今一つで
今にも振り出しそうな
曇天である。



左手の親指の付け根が
やや痛み出し、
腱鞘炎一歩手前なので
毎晩、湿布して寝ていた。

両小指はヘバーデン結節という
変形性関節炎で痛みがある。

これも指の酷使が
原因のようだ。

痛みに耐えながらも
練習はしなくてはならないので、
こうなると「修行」「苦行」の様である。





アマゾンで購入した
スマホホルダーが昨日着た。

これにMC用ワイアレスマイクを
ホールドして、同時に
ギター用にも兼用しようと考えて、
初めて試してみる。





昨日も夜まで
楽譜の再検討を、
今朝も会場に入るまで
入念にチェックしている。

ステージに立ったら
あとは無心で音楽と向き合い、
ありがたく、楽しく、嬉しく、
演奏させて頂こうと
思っている。


***


熊本での大地震では
今現在、32名が亡くなったらしい。

大学生も二人犠牲になっているので
同年代の息子を持つ親としては、
まことにお気の毒なことである。


助っ人

2016-04-16 08:31:00 | ギター
昨晩は、
相方のピアニストが
ドイツから帰国後、
体調を崩したらしく、
実家の大阪から仙台空港経由で
フクシマ入りしたが、
やはり体調が思わしくなくて
初回練習は無理せずに
ホテルで養生となった。



キープしていた音楽堂の練習室で
ひとりで全プログラムを
通してやってみたら、
MCなしで2.5時間かかったので、
去年のアンケートで幾人から
2時間程度であってほしい、
という意見が出されていたことを考慮し、
いくつか曲の内容をスリム化させようと
思っている。

幸い、相方も朝一で電話をくれ
体調が回復したとのことで、
さっそく午前中から
初合わせを始める。





アンケート用の
朱藍のチビ鉛筆は
ここ30年間、勉強や研究で
本に線引きやノートへの書き込みで
使用したものを
捨てずにとっておいたものである。

これも
いさかボンビー臭いが・・・。





いよいよ、
明日が本番である。

ブログで人手が足りなさそうと
書き込んだら、長男と三男が
東京と新潟から来てくれる、
というので有り難かった。

実行委員メンバーで
中学の同級生だったR子ちゃんも
心配して、お手伝いしましょうか、
とメールを下さった。

ほんとうに、
ありがたいことである。

音楽の出来以前に
こうした人と人が支え合う
ということの素晴らしさを
コンサートのたびに痛感している。
  
ヾ(´▽`*)ゝ