『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

玄関室礼

2022-11-07 08:45:34 | 室礼改め

 

きのうは
玄関室礼(しつらい)を改めた。

 

今年33歳になる
長男のフミが
保育園で初めて字を覚えた時に
山頭火の歌を書かせたものを
晩秋の今頃にいつも掛けている。

幼児の 外連味(けれんみ)のない
児童画にも通ずる無垢な感じが
山頭火の自由句とよく融合している。

「た」の字が抜けて、
あとで付け足したので、
「これがホントのタヌキだぁ~」
なぞと、親子で笑いもした。

落款は、
中国への修学旅行で、
一級篆刻士に彫ってもらった
「陰陽印」である。

土湯の湧き水で
松煙墨を端渓硯でおろし、
象牙筆で書かせたもので、
濃淡、カスリにも味がある。

灰釉信楽には
庭の紅葉とウコギの若葉を
取り合わせてみた。

詫び寂び感にあわせて
在京中に幼いフミを連れての
金沢旅行で買った
飴釉の大樋焼を飾ってみた。

*

日中は
小春日和の温もりだったので、
散歩がてら近所の『やまや』まで
『ドランビュイ』を買いに出た。

帰りには
『からあげの匠』に寄って、
新発売の『油淋鶏』と
『手羽先揚げ』を買って、
裏のパチンコ店の大駐車場で
ジベタリアンになって(笑)
吾妻山を眺めながら
スナック食した。

『散歩のとき何か食べたくなって』
という池波 正太郎のエッセイ朗読を
車中のCDで幾度も聞いてたので、
(これも、そうだなぁ…)
と思い出し、独りほくそ笑んだ。

*

帰宅してからは、
作り置いてた
冷凍のパイ包み焼きを
解凍して片付けた。

ディジェスティフ
(食後酒)として、
ドランビュイを開封して
久しぶりに、
その高貴な香りを聞き、
深みのあるコクを楽しんだ。

かつて、この銘酒を
なんちゃってフレンチ・レストランで
カルト・ド・ヴァン(ワインリスト)に
“ドライヴイン”と記載されていて、
苦笑したことがある。

その一件で、
自分の中では、
“ナンチャッテ”から“オバカ”に
ワンランク降格になった(笑)。

*

きのうは
ソーちゃんのJT杯準決があり、
稲葉八段を下して、
決勝に進出した。

去年は、決勝で
トヨピーに敗れたが、
今回の相手は
何度も勝っている
イケメン・シンタローなので、
今度こそは優勝してほしいものである。

*

夕方、久しぶりに、
従妹のミキティ夫妻が
白菜と大根をもってきてくれ、
しばし、歓談もできて嬉しかった。

凸型の変形大根が
一本あったので、
「下にミニトマト二つ付けて
ブログにアップすべぇか…」
とお道化たら、
すかさず、カミさんが
「冷蔵庫にあったの、
すぐ、料理に使っちゃうもんね」
と、おバカを諫められた(笑)。

 

 

 

 

 


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