『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

この夏、孫たちから学んだ事・・・

2024-08-14 06:09:12 | 

 

きのうは、丸々一日、
「リク坊デイ」だった(笑)。

 



朝から、
ブログを書いてる
ジイジの部屋にやってきては、
チェンバロとギターを
ひとしきり鳴らして、
ちゃーんと前に手を合わせて
お辞儀をしたので、
子ども園の発表会でもやったようで、
大笑いした。



*

去年も行って、
大好評だった『吾妻庵』の
流しソーメンには
開店時の10時前から
駆けつけて並んだ。

去年は、
バックハンド側に座った為、
取りずらかったので、
今年はフォアハンド側に座らせた。

一年前よりも
さらに手先が器用になったので、
難なく麺をすくい取れるようになり、
ワクワクしながら
ゲームを楽しむように
興じていた。

おしまいの方で、
各レーンにミニトマトが
遊びで流されて、
あちこちで
ワーワーという歓声があがった。

リク坊も取ろうと
お目々をギラギラさせていたが、
かなり難易度が高かったとみえ、
けっきょくは取り切れなかった。

その心残りのせいなのか、
夜になって、同じ大きさの
スーパーボールを
容器に入れてグルグルかき混ぜて
遊んでいた(笑)。



**

流しソーメンの後は、
リク坊に
一度は見せたいと思っていた
喜多方の「ニャンコ人形館」へと
赴いた。



ジイジは二度目だが、
以前にはなかった
潜れるトンネルが出来ており、
リク坊と一緒にもぐって
土ん中のネズミちゃんたちの
愛らしい営みに
「かわいいねぇ・・・」
と、ふたりで目を細めていた。



**

人形館の斜め向かいには
名代のピーナツソフト店があり、
ジイジも初めて
その試食に与った。

炎天下はジリジリと
焦げ付くような暑さで、
一同、店前のテントの日陰で
暑さにハァハァ喘ぎながら
アイスを頬張っていた(笑)。



*

春先に、一面の菜の花だった
三ノ倉高原花畑は、
満開のヒマワリで覆われていた。
 
山の上でも、
そうとうの暑さだったので、
ジイジは徘徊を断念し、
レストハウスで涼んでいた。

リク坊は
頂上にある鐘を
鳴らしてきたという。

それでも、戻ってきた時には、
汗だくで顔が紅潮していたので、
レストハウスで涼ませて、
車内では塩漬け胡瓜を食べさせ、
脇の下にアイスパックで
体を冷却した。

自分用の子どもサングラスをして
これまた自分用のミニファンで
涼んでる姿は、
北の国の将軍様みたいだった(笑)。



彼には通じないが、
思わず、心の中で
談志家元お得意のセリフ
「キムジョンイル・マンセーッ!!」
という冗句が思い浮かんだ(笑)。

喜多方まで出向いたので、
お昼の2時頃に
どこかのラーメン店に寄ろうと
さんざんうろついたが、
どこもかしこもいっぱいで、
けっきょく、帰路にある
磐梯SAに寄ることにした。



そこの喜多方ラーメンも
なかなかにいけるものだった。

 


***

高原には
ヒマワリとススキが共存し、
猛暑・台風の時季ながらも、
去り行く夏、
来たりし秋の風情を
感じさせもした。



***

車中でも
となり席のジイジに絡んでは、
大騒ぎのしっぱなしだったが、
「ねむい・・・」
と言うや否や、
オキニのスヌーピーを抱いて
コテンと寝落ちしてしまった(笑)。

後部座席からオバーブが
その寝顔をのぞき見て
「かわいい・・・」
と、目を細めていた。

**

帰宅後には、
その脚で親子三人で、
近所のアミューズメント・パークで
トランポリンをやってきて、
またまた汗だくになってきた(笑)。

大阪→沖縄→八ケ岳→福島と
旅してきて、どんだけ
パワーがある一家なのか・・・(笑)。

ジイジは
帰宅後、すぐにダウンして
半時ほど寝落ちしてしまった。

 



夜には、
玄関前で花火をやった。

2歳の頃、生まれて初めての
花火体験で、あんまりキレイなので、
吹いてる火がライトかと思って
握ってしまい、ギャン泣きした事があった。

それでも、トラウマにはなっておらず、
すっかり忘れていて、平気だったから、
幸いした。

** ** ** 

ジイジは10時ごろには、
さすがに、ベッドに轟沈したが、
今朝のオバーブによれば、
その後も入浴してから、
0時近くまでパパとブロックをして
大はしゃぎだったという。

両親ともに、
リク坊の超ハイテンションぶりに
驚いていたが、
おそらくは、八ケ岳での
バアバや叔父さん、
こっちのジイジ・オバーブに会って、
嬉しさがマックスになり、
一過性の「ユーフォリア(euphoria)」
が生じたのだと推察される。

これは、双極性障害の躁状態や
薬物・飲酒などの影響などで
見られることがある、
異常に高揚した気分や
幸福感のことである。

常同的な行動や言い回しが、
まるで、酩酊した時の
酔っ払いの言動にそっくりだった(笑)。

察するに、
ランナーズ・ハイのように、
一過性のセレトニンやエンドルフィンが
脳内に過剰分泌されて
「多幸感」「恍惚感」が
生じたように思われた。

自分の幼児期にも、
家に来客があると
しばしばテンションが爆上がりし、
母親や叔母たちからはよく、
「おだたんなッ!!」
と、よく叱責されたものである。

「おだつ」は方言で
「悪ふざけ」することで、
恐らくは、犬の「尾が立つ」が
語源ではないかと思う。

それと、今回、面白かったのが、
リク坊が、やたらと、攻撃的で、
車内でも家でも、
執拗にジイジを叩いてくるので、
その愛憎半ばする
「アンビバレント(両価性/
ambivalent」な行動は
孫ワンコのヲトちゃんが
じゃれついて「甘噛み」する様を
彷彿させられた。

また、幼児達が
あまりに嬉し過ぎる場面に遭遇すると
男児では互いの頭を噛み合う(笑)、
というような奇行が
観察される時がある。

それは、酩酊やユーフォリア時に
一過性の退行現象として
乳幼児の「乳噛み」や
幼児の「虫殺し」のような
原初的攻撃性が
惹起されるのかもしれない。

AIに「授乳時の乳噛み」の理由を
問うてみたら・・・

歯が生え始める時期:
歯が生え始めると、
歯茎がむずがゆくなり、
その不快感を和らげるため。

遊び飲み:
お腹が空いていない時や、
周囲の環境に気が散ると、
遊び飲みを始める。

母乳の味や量の変化:
ママの食事や体調によって
母乳の味や量が変わることがあり、
これに驚いて噛むこともある。

これを「深層心理学的」な解釈に
置き換えてみると・・・

自我が芽生える2歳頃から
早熟女児の初潮が観られる
9歳頃までに、男児でも
段階的な発達の節目があるのでは・・・
と推察された。

また、普段と違った
サーカムスタンス
(周囲の状況)下では
「攻撃か逃走か」の
アドレナリンも多少分泌され
原初的攻撃性がリリースされる
という見方もできよう。

リク坊で面白かったのが、
車内のディズニーDVDを
集中して視ていたかと思うと、
突然に、振り向いてピシピシと
攻撃してくるというのが
常同的に観られたので、
「持続集中のフェーズ」
「注意の転導性」
「飽いての気散じ」
が観察されて興味深かった。

授乳時の母親への
「乳噛み」という
原初的攻撃性は、
最も信頼するにたる対象への
「愛憎」の「両価性」的な
行動であるだけに、
それは、原信頼感の形成の
「確認」行為とも深読みできる。

すなわち、
思春期の問題行動で
しばしば、無意識下に読み取れる、
(これでも、私を捨てませんか・・・)
という、愛着対象に対しての
悲痛な「見捨てられ不安」や
承認欲求の確認の為の
行動として惹起される事も
あり得るように思われる。

攻撃的行動に対し
動じない相手を
幼児はきちんと無意識的に選び、
彼自身をも脅かす
原初的攻撃本能のパワーセービング法の
試行錯誤をしている、とも思われた。

この夏は、
リク坊とヲトちゃんから
多くの大事な気付きを
学ばせてもらい、
心理屋のジイジは
大いに勉強になった。

そう。
きっと、その授業料として、
いつも「お小遣い」を
あげているのかもしれない・・・(笑)。














 

 

 

 


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