goo blog サービス終了のお知らせ 

『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

爺じい旅 6  ― 淡路島に行くの巻―

2025-03-24 06:07:10 | 家族

 

旅の二日目は
リク坊んちで目覚め、
パパ・ママよりも先に目覚めた
リク坊が、ジイジの寝室に
いち早くやってきた。

そして、お膝におっちんして
スマホの動画を見ては
二人で笑い転げていた。

日曜のブランチは
ミスドにドーナツを買いに出て、
ついでに、嵐山から来たオバーブを
駅まで迎えに行った。

家族5人が揃ったところで、
淡路島へと出発した。

大阪湾にあるものだから、
大阪市内から海に向かって行くものと
勘違いしていて、
実際は、高速で神戸の先の
明石から海峡大橋を渡るんだと
初めて知った。

関西に11年も在住してたのに、
淡路島へは初めてであった。

元同僚で同世代のトントンが
洲本在住で、数年前まで
年賀状のやりとりをしていた。

彼の新婚の時に
お祝いのフレンチ食事会を
催したことがあった。

阪神・淡路大震災では
幸いにして無事だったことを
喜んだものである。

建築家の安藤忠雄が
グランドデザインしたという
淡路夢舞台という高台にある
斬新な建築の展望施設を訪れた。

眼下に大阪湾が一望でき、
水平線が湾曲してるくらいに
視界か開けていて、
大自然とモダン・アーキテクチャとが
雄大なコラボレーションを見せていた。

 

リク坊は、
オバーブと一緒に
ビッグアートの一部制作に与り、
完成後は、HPに載るとの事だった。

180度海の眺望が拡がる
『シーガイア』でBBQをして、
のんびり魚介類の炭火焼きを楽しんだ。

それは、贅沢で、
幸福なひと時であった……。

家族の誰もが、
きちんと働き、社会にも貢献し、
後ろ指を指されるような
不正実な生き方を
してこなかったからこそ、
許され、与えられた、
時間なのだろう。

リク坊は
自分でワッフル焼き機で
焼き立てを創り上げ、
チョコソースやカラフルな
スプレッドを散らして
キレイなデザートをこしらえていた。

ジイジには、
スクーパーでコーンに
グレープアイスを盛らせて
美味しそうにペロペロしていた。

帰路、パワースポットとして有名な

伊弉諾(イザナギ)神宮に寄り、
家内安全と子孫繁栄のご祈念を
リク坊と共にさせて頂いた。

可愛い手でパチパチと
一拝・二拍手・一拝を
きちんと出来たので
ジジ馬鹿ながら
賢い子だ…と、感心した。

願わくば、
幼い日に、ジイジと
参拝に来たなぁ…と、
記憶の片隅にでも覚えておいて
欲しいものだが……
詮無いことながら寂しく思う。

夕日がちょうど沈む頃、
海峡大橋に差しかかり、
それは、絵に描いたような
完璧な日没の情景であった。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 爺じい旅 5 ― 孫と会うの巻 ― | トップ | 爺じい旅 7 ―トロッコ電車... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

家族」カテゴリの最新記事