きのうは、
九日ぶりに、やっと
病床から抜けて出して、
山の学校へと勤務できた。
幸いにして
2時間の時短勤務だったので、
それも慣らし出勤には
都合がよかった。
正午の給食時に到着し、
食欲はなかったが、
病院食と同じく
「喰い薬」と思って、
残さず平らげた。
臥せっていた九日間は、
ほんとに食欲がなくって、
何かを食べたいとは
まったく思わなくて、
それでも、きちんきちんと
時間ごとに何かしらを
養生の為に摂食していた。
病み上がり期にある
今現在も、何かを食べたい、
という食欲が全く
失せている。
してみれば、
健康な時の
鮨が喰いたいだの
カツ丼、ラーメンが喰いたいだの・・・
あれも喰いたい、これも喰いたい、
というのは、幸せな事だったんだと
思わされた。
*
きのうは
朝一の耳鼻科での
吸引薬治療がよく効いて、
呼吸が楽になり、
朝一での鎮痛剤もよく効いて、
カラダが普段通りの感覚に
戻ってくれた。
ただし、薬に支えられての
通常感覚ではあったので、
多少、出勤に不安はあったが、
これならば、ガンバレそうだと
エイッ!! と、出勤に踏み切った。
学校で
子どもたちの元気な姿を見たり、
先生方といつもどおりの
教育臨床活動に勤しむことが出来れば、
健康の勘が戻って来ることを期待した。
九日も自宅療養を続けてると、
さすがに、社会復帰できるかしらん・・・
と、予期不安が生じもした。
*
健康な時には、
家でも職場でも
空き時間にギターを手に取り
譜読みやら録音をするので、
きのうも九日ぶりで
手にしてみた。
さすがに、
指の感覚がナマッていて、
思うように動いてくれなかった。
来年、4/20のコンサートに
何を弾こうかと
去年の『リュートマラソン』の
360曲から、これはというのを
いくつか選定してみた。
自分が弾いて楽しく、
聴衆も感動できる曲となると、
なかなかに選曲が難しい。
まして、
持ち時間15分ほどでは
小曲3つくらいに絞られる。
クラシックやフラメンコを弾いても、
素人受けはしないので、
暫定的には、
『アシタカせっ記』
『人生のメリーゴーランド』
『マイ・メモリー』
あたりが、無難かなぁ・・・と、
考えた。
これが、90分の『リサイタル』なら、
サント・コロンブの『涙』や
ド・ヴィゼ―の『前奏曲』、
ツァンボーニの『アルマンデ』・・・
といった、自分の好きな
ルネッサンス、バロックの曲をも
プログラミングできるのだが・・・。
それは、4年後の
古希の『コキコキ・リサイタル』まで
温蔵しておくよりない。
**
きのうは、
譜読みを奨めていた
トローバの『ノクトゥルノ』が
やっと通ったので、
久しぶりに録音に挑戦した。
やはり指がナマッていて
何度もミスでつまづき、
5~6回のテイクで
嫌になりかけた処で
ようやく物にできた。
M.Torroba 《 Nocturno 》 - YouTube
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