
家元の一周忌企画で
たけし、太田との鼎談の
CD付本をアマゾンで購入した。

喉の手術後で
相当のしゃがれ声だが、
晩年の家元の名調子が
記録されていて貴重であり
笑える内容だった。
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『魂理学雑談』
夢と現実
奈保子 教育分析で先生には4年間、夢分析をしていただきましたが、内的世界はもちろんのこと、自分を取り巻く外的世界にもより意識するようになりました。
佐々木 そうですか。そりゃ、夢分析の成果の一つでもありますなぁ。夢はたしかに価値あるもんやけど、現実生活に役立てるには、外的現実に対する認識力が相当に強くないといけないんやね。
奈保子 そうかといって、外的現実の認識に力を注ぎすぎると、夢に反応する力が弱くなる、ということがありました。
佐々木 そうなんです。そういうバランスがあるんですね。サイキック・エナジーがどちらに注がれるかによって違ってくるんです。
奈保子 そのあたりの按配が難しいですね。
佐々木 うん。でも、夢には自律性があって面白かったでしょ。
奈保子 はい。それに、予知夢もあり、警告夢もあり、シンクロニシティックなこともありで、不思議な体験をずいぶんしました。
佐々木 人の内界の不思議さだね。
奈保子 あと、現実で判断に迷ったときは、夢に聞いてみようと思うようにもなりました。
佐々木 それは賢明やね。もっとも、普通の人はなかなかそういうことはしないものだし、夢の価値をそこまで知らないだろうからね。
奈保子 いまだに、夢は荒唐無稽で価値のないものと思われてますものね。
佐々木 それか、占い的な夢判断みたいなものとしてね。
奈保子 今も、自己分析を続けていますが、やはり、車の両輪みたいに実生活と夢との関連性をよく照らし合わせていかないと、単なる空疎で無益な分析になってしまう、といつも自戒しながらやっているんです。
佐々木 そう。それは正しい態度ですよ。私も、毎日見ている自分の夢で、実生活との照らし合わせを三度の食事を食べるように自己訓練しているんです。
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