『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

疲労困憊

2018-05-28 08:51:00 | ギター
多くの方々のご支援、
ご声援を頂いて、
今年も無事に
ビッグ・イヴェントの
『復興支援リサイタル』を
やり遂げることができた。

多くの友人、知人、親類縁者が
足を運んでくださり、
ほんとうに皆様のご支援で
させて頂いたという気がしてならない。

ありがとうございました。
と、心よりお礼申し上げたい。

また、共演いただけたW先生も
心にしみるような
大変素晴らしい
演奏をして頂き、
ほんとうに
心より感謝したい気持ち
でいっぱいである。

ありがとうございました。




今年は、
例年になく
ソロでは指が廻らず
自分が思ったように
弾けず忸怩たる思いに
苛まされた。

もう、限界なのである。

これ以上の醜態は
人様に晒したくないので、
つい、
「来年の最後として
引退することにします」
と公言してしまった。

その心に偽りはない。

今朝は疲労困憊で
起き上がることも
ままならなかった。

「楽壇ひとり」は
演奏においても
研ぎ澄まされた神経を使い、
肉体的にも精神的にも
ボロボロ状態である。

これからあとは、
自分の楽しみとして
余生をギターの楽しみとしたい。

なんだか、
いまは毎日ピアノを
遊びで弾くのが楽しみで、
余生はピアノをどこまで
上達できるかに
時間を傾けてみたい。

きのうは、
リハーサルの時に
音楽堂にあった最高のピアノ・
スタインウェイを弾くことができて、
念願が叶った。

音質は自分の好みではなかったが、
象牙と黒檀の鍵盤には
指が吸い付くようで、
どのキーもタッチが軽く
すごく弾きやすかった。

それに比べて
我が家のキーの重いこと。

もっとも、
自分がすべて調律しているので
鍵盤の重さまでは
なかなか調整できないものである。





今日から
来年のプログラムを
考え始めている。

来年はクラシックをやめて、
全篇ポピュラーにして
来られた方に
楽しんでいただこうと思う。

禁じられた遊び
アルハンブラの思い出
さくら変奏曲
影を慕いて
津軽のふるさと
花祭り
ファルーカ
コーヒールンバ

いずれも
自家薬籠中のものなので、
これならば目をつぶったままでも
演奏できる。

思えば、
わが生涯で
ほんとうに極めた8曲である。

まだ、構想段階だが、
歌とのデュエットは
「世界巡り」で・・・

荒城の月(日本)
庭の千草(スコットランド)
グリーンスリーヴス(イギリス」
枯葉~ジャズ版(フランス/アメリカ)
カタリカタリ(イタリア)
黒い瞳(ロシア)
蘇州夜曲(中国)
花は咲く(日本)





昨日も福大ギター部の
有志ボランティアが
お手伝いに来てくれ、
ほんとうに助かり、
あり難かった。

あの赤ちゃんだった
ナッちゃんが、
大4になり、
スタッフとして
トーチャンの仕事を助けてくれた。

なんだか、不思議でもあり
ありがたくも思った。



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