
きのうは
朝方、グッと冷え込み、
起きがけに頭痛がして
プチ風邪気味だったが、
どうにか朝・昼と頭痛薬で凌いで
一日を働き果せた。
急に寒くなったので、
カミさんが気を利かせて
内側ボア生地のポロシャツを
買ってきてくれたので、
さっそく下ろしたてを着て
出勤したら、途中、
車の暖房で温まって
汗をかいてしまった(笑)。
そのままだと、
風邪がひどくなるので、
職場に予備として置いてる
着替えの下着に着替えた(笑)。
夏場など、
空き時間にギター練習をすると
時々、汗をかくときがあるので、
その時の着替え用に、
必ずどの職場にもランニングを
一枚おいてある。
デスク右側の窓際には、
音楽療法に用いる
電子ピアノ、ギターがあり、
CDラジカセやら、ジャーナル(学会誌)、
孫の写真が、雑然としている(笑)。
テニスボールは、坐骨神経痛用で、
お尻の下でグリグリする(笑)。
そこに、手作りベントを置いている。
汗ばんだランニングを
みっともなく(笑)
日当たりのいい窓際に干し、
朝のルーティンを始めた。
*
窓からは、
グランドのサクラが紅葉し、
三角形の土地なので、
なんだか遠近法の効果で
遠大に見えた。
*
一日の初めは、
まず、金光教の
日めくりカレンダーを
日にちに合わせ、
その「み教え」を読んで、
こころ落ち着かせる。
そして、目の前にある、
「教紋」のシンボルに
一拝四拍手して、
今日一日の仕事に
間違いがないように、
ご祈念させて頂く。
これは、お道の学校である
金光第一高校(現・金光大阪高校)に
勤務してから40年来、
変わらぬルーティンである。
*
それから、
デスク上の日付スタンプを
「今日」にセットする。
健康のバロメーター
「快食・快眠・快便」と
「意欲」のチェック用の
カルテ用スタンプもある。
温度は、エアコンで、
23℃を常温とするために、
夏は冷房、冬は暖房で調整する。
なので、学校推奨の温度よりも、
夏は涼しく、冬は暖かいのが
居心地のいい
カウンセリング室なのである。
*
プリンターの上には、
ISSとIQの早見表がある。
学校によって、
集団知能検査が
「知能偏差」と「知能指数」で
まちまちなので、それらの
換算表を用意してある。
知能検査に対する批判は
いろいろとあるが、
現在の心理・教育・精神医学の領域では
やはり、必須の基礎データなのである。
しかしながら、
知能は人間の脳の働きの一部でしかなく、
新しい物を生み出す創造力、
他人と協調できる社会性、
芸術的なセンスなどは含まれない。
知能検査は
人間の持つ才能のごく一部を
測っているに過ぎない、
ということを
熟知していなくてはならない。
*
正規分布を見るまでもなく、
「100」を中心とする「IQ」では、
99以下の割合は必然的に50%を占める。
そして、現在では、
70以下をID(知的能力障害)と定義し、
71~89 を「グレーゾーン」と呼んでいるが、
この両方を合わせると、
統計的には集団のおよそ1/3が
それに当てはまるのである。
教育界では、
本人や保護者に
この数値が明確に開示されることはなく、
明示される五教科の点数などを元に
「特別支援学校/学級」を奨められる。
しかし、
当人・保護者に
センチメンタル・バリアがあって、
なかなか、受容されず、
通常学級を望むケースが多い。
IDに加えて
ASDやADHD、LDといった
発達障害が重複するケースもあり、
そうなると、通常学級での
通常カリキュラムによる
一斉授業のような集団教育では
ますます就学困難になる。
今日では、
発達障害者支援法が施行され、
「合理的配慮」ということも
教育現場では浸透してきたが、
個々には様々なケースがあって
多くの問題があり、
SCやSSWを入れての
「チーム学校」として支援教育が
試行錯誤されている。
IDを含め、
発達障害に対しては
「教育」から「支援」へ、
というのが現代の基本スタンスである。
しかしながら、
一部の学校社会では、まだ、
「学力の優秀性」を唯一是とする
「知性」重視観が拭われない
教育風土のようなものが感じられる。
人間の優秀さを示すのは
知性のみでなく、
創造性、社会性、芸術性など
総合的なものであることに、
いまいちど学校人は
意識化してもらいたいと
常々思っている。
頭のよい賢さと
も一つ人間としての賢さと
二つありといふ
碧水歌
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