『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

リュート・アッティオルバート

2014-09-24 07:46:00 | 音楽
来年の第二回『復興支援リサイタル』で
バッハの『シャコンヌ』をやるのに、
17世紀頃のイタリアの古楽器
リュート・アッティオルバートを
バロック・リュート調弦にして、
セカンド・リュートとして
練習をはじめた。




この楽器は、
新潟にお住まいの
古楽器奏者Sさんから
破損した状態でお譲り頂いたもので、
表面板やあちこちを自分で修復して
使用している。

今回、さらに
バロック・リュートの代用とするのに
ペグの配置や弦を換えてみた。





製作者エチケット(ラベル)には、
「Sekio Mazda 1985」
のサインがあるが、
ネットでググッても
検索ヒットしないので
詳細が解らない。

それでも、
ボディやネックの
見事な製作技術を見るにつけ、
かなりの匠のリューティエ(製作家)
であることが解る。




現在、製作途中のボディがあるが、
笹型に切り出したリヴを
アイロンで湾曲させて
一枚ずつ張り合わせるのが、
どれほど高度な技術か
身を持って知っているので、
Mazda氏の見事な精度には
脱帽するばかりである。





古楽器特有の音孔を
薔薇のようなので
「ローズ」というが、
この孔一つを掘り出すのにも、
丸一日かかってしまう。




この変わった楽器では、
五線譜ではなく
古楽器特有のタブラチュア譜
というもので演奏する。


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