『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

戦争映画

2017-01-29 09:58:00 | 映画
幼い頃から
父に連れられて
戦争映画をずいぶんと
観てきた。

WWⅡものが興味の範疇だが、
旧作品はほとんど観て、
最近ではレンタル店で
新作が出るたびにチェックしている。

ただ、なかなか
アタリのものは少なく、
たいていはツマラナイもの
ばかりである。



先日、ツタヤの
準新作コーナーで見つけた
『ウォー・ビッグス』は
ドルフ・ラングレンなどの
有名俳優が出演しているので、
B級作品ながらチープじゃなさそうと
期待して観たが、1.5時間ながら
水準のもので、まずまずであった。

98年の『シン・レッドライン』で
銃器の火線が描かれた時には
衝撃的であったが、
最近の作品では半ば常套手段に
なってきた感がある。

本作でも
野戦で描かれており
なかなかの迫力があった。

ただ、重戦闘車両は
ハノマーク・ハーフトラックと
レプリカのような3号戦車もどき、
長距離砲、そして、ケッテンクラートに
サイドカー程度のチャッチさだった。

そして、プラモデラーとしては
も少し、ウェザリング(汚し)を施して
リアリティと重厚感を
出して欲しかった気もする。

キャッチコピーには
「第二次世界大戦時のヨーロッパ戦線という
数々の名作戦争映画を生み出した時代が舞台。
ミリタリーファンを唸らせること
間違いなしの細かいディテールからも
目が離せない!」
だって。




BSで録画した
『のんちゃんのり弁』を観た。

たしか、
ツタヤのレンタル・コミックに
その原作があった。

小西真奈美が
31歳のバツイチ役で
弁当屋を開店するまでの
ゴタゴタが描かれている。

中盤まで、
あまりシマリのない展開だったが、
岸部 一徳が登場してから、
ピシリと重みと落ち着きが出た。

やはり、
この人は名優のひとりになったなぁ
という感慨がある。

数え切れぬほどの作品に
出演しているが、
中でも『フラガール』(2006年)で
世間知らずだった都会者の
松雪泰子が苦労を重ねた後に、
「センセも、いいオンナになっただな…」
と福島弁で
岸部がポロリと言ったセリフが
今でも印象に残っている。

『ハッピーフライト』(2008)での
地上管制責任者の姿も
頼もしく人間味があった。

彼はかつて、
タイガースのメンバーで、
岸部おさみ(サリー)として
伝説の凄腕ベーシストであった。

弟の岸部シローも
タイガース・メンバーだったが、
その後、自己破産して
今は老人ホーム暮らしというから
賢兄愚弟だったのかもしれない。


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