『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

春なのに・・・

2020-04-02 06:39:00 | オシャレ
今朝の連ドラ『エール』の冒頭で、
花見山から望む吾妻山の風景が
描き出された。

なるほど、
この景色もまた
フクシマ人の原風景である。

去年は、
ファイナル・リサイタルの翌日に、
京都からわざわざ来てくれた
イマダケちゃんとブーさんご夫妻を
花見山にお連れした。

久しぶりで
様変わりした周辺の店々に
驚きもしたが、
山は相変わらず花に溢れていた。

その名所も、
このコロナ規制で、
今年は入山禁止の立て看板が
街中の至る所に立っていた。

花はおかまいなしに
咲いているだろうから、
遠目にそれを愛でるよりない。

隣家の桜も
八部の見ごろである。

我が家のレンギョウも
詫びた灯篭の間に輝やいて
一帯が“明る寂び”の様を呈している。




連ドラの『エール』で、
古関 裕而の母親の実家が
川俣だというので、
なんだか、川高・川中と
勤務してきたので、
不思議な縁を感じた。

彼の地での
ビッグ・イヴェントである
『コスキン・エン・ハポン』にも
5年連続出場して町長名で
「感謝状」も頂いた。

ドラマでは、
当時、絹産業で繁栄していた頃の
町内が描かれ、
史実通り、映画館が出てきた。

ウィキってみたら、
古関 裕而は、フミが生まれた
1989年〈平成元年〉に
80歳で没していた。

フミとナッちゃんと同じ
福大附属小の卒業生というのも
縁がある。

作品目録を俯瞰してみたら、
知っている曲は意外に少なく、
「若鷲の歌」
「とんがり帽子」
「栄冠は君に輝く」
「フランチェスカの鐘」
「イヨマンテの夜」
「モスラの歌」

あの・・・
♫モスラ~や、モスラ~🎵
っていう、
ザ・ピーナッツの歌が
古関作だったとは
まったく意外だった。




着道楽の教科書でもある
『王様の仕立て屋』の
最新刊がアマゾンから届いた。

相変わらずのギャグの面白さと
為んなる蘊蓄で、
さっそく、土曜日の
フレンチ・デジュネの
コスチュームをコーデしてみた。

卒業式でも着た
黄色の比翼ドレスシャツに
リサイタルでも着た
アズールのブレザーを合わせてみた。

パンツは軽やかな
ライト・グレーにして、
足元はウィングチップの
焦げ茶靴にしようと思う。

フレンチ・レストランには
合いそうだが、
帰りにスーパーで買い物するには、
少々チンドン屋チックで
気恥ずかしい気がしないでもない。

イヴェント自粛ムードの街中で、
いかにもMCか漫才師みたいな恰好は
顰蹙を買うやもである・・・(笑)。

(^▽^)> ヘヘ…♪

でも、仮装行列みたいな
オシャレでもして(笑)、
気晴らしでもせんと、
クサクサしてまうやないかー・・・
ってなもんだぁ(笑)。




リュートという古楽器では
1コースという一番下の高音弦のことを
「シャントレル」と呼ぶ。

「シャント」とか
「カント」というのは、
「歌う」という意味なので、
「歌わす弦」ということなのだろう。

なので、特に、
この一番弦には
もっとも神経を使って
最上のものを選ぶのである。

時には、
他の弦はナイロンでも、
これだけはガット(羊の腸)という
高価なものを用いることもある。

それが古楽器のオリジナルで、
曇りのない透明感のある、
涼やかで凛とした音が出る。

高価なのが難で、
ギター弦6本分に相当し、
しかも、すぐに切れてしまう・・・。

今回は、
チェロのシャントレルに
そのガット弦を張って
鳴らしてみた。

そしたら、さすがに、
金属弦にない
床しい音が鳴り響き、
下腹部のあたりにズンときた。

調子に乗って
いっぱい弾いたが、
〆は何故だか
『となりのトトロ』に
なっちまった・・・(笑)。

でも、けっこう
気が晴れたぁ・・・(笑)。




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