コロナ禍の今、
着道楽にとって
せっかくお洒落の秋なのに、
どんなスーツを着て
フルコーデしても、
白いマスクがトータル・バランスを
ぶち壊しにしてしまい、
ゲンナリしている。
世界史の
エレガンス・シーンにも
マスクと服飾のバランスを
考えたものはなかっただけに、
ここはいちばん
この課題に取り組まねば…
とも考えた。
そしたら、
職場の同好の士から
紳士服店で
エレガントなマスクを見た
と聞いたので、
さっそく今日あたり
見に行って、気に入ったら
多少高額でも購入してこようかと
思っている。
想像するに、
タータンチェックの生地でも
使われてるのかしらん…
と期待してるが、
スーツ素材のヘリンボーンや
グレンチェックなどならば、
たしかに、トータルコーデに
少なくも白黒のマスクよりも
いくらかマシで、艶消しを
免れるかもしれない。
25年もSCをしてると、
中高生のクライエントから
卒業時に感謝状を頂くことがあるが、
中でも、秀逸なものは
当該年度のシステム・ノートに
貼り付けて“その年の勲章”としている。
“音楽の秋”となり、
Y中体育館も20℃くらいの
熱くも寒くもなしの適温で、
乾いた館内の空気に
グランド・ピアノの伸びやかな音が
響き渡り、実に気分がいい。
なので、ここで
メカニカルな練習をするのは
勿体ないので、
家のアップライトで暗譜して、
この音環境では
通しでコンサート・リハのつもりで
自分も楽しめるように
弾いている。
山里にある
全校生3人の学校だから、
街中の大規模校のように
昼休みに生徒が遊びで
騒ぎ回るようなこともなく、
静謐な館内でしみじみと
グランドピアノが弾けるのは
有り難い。
毎週一日だけの給食は、
生徒が配膳し、
同じものを食する、
ということで
“教育の一環”でもある。
なので、
あまり大っぴらに
ウマイの、マズイの…とは
言い難い(笑)。
でも、毎回、
ひとり抜け駆けで
こっそり給湯室のレンジで再加熱し、
職員室デスクでは
持参した調味料で
味の調整をしている。
コロナ前は、
生徒と対面してだったので、
そうもいかず、そのまま食していた。
有望なお弟子さんが
入門されてきたので、
歓迎のデジュネ(ランチ)を
振る舞った。
毎週、土曜は
“ぼっちフレンチ”してたので、
一人分作るのも
二人分作るのも
手間は同じである。
それと、
ご相伴が居る方が
食事は楽しいに決まっている。
それに、
感激されたり
喜んで頂けるので、
自尊心も満足させてもらえる(笑)。
この日も
豚肉をトロトロに煮込んだだけの
ワンプレートに過ぎないが、
“中秋の名月”を模した
満月南瓜と“三日月玉子焼”を
立体的にドレッセして
コスミックな絵にしてみた。
赤いのは
パプリカのコンフィチュールである。
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